松之山温泉
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松之山温泉(まつのやまおんせん)は、新潟県十日町市松之山(旧国越後国)にある温泉。
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[編集] 泉質
ホウ酸含有量日本一で、1Lあたりの含有量は349.5mg。
当地にある観光案内の看板には、約1000万年前の化石海水が、地圧によって湧出してくるジオプレッシャー型温泉である、という内容の記述がされている。これは新潟大学の大木、佐藤らによって提唱されている説である。2007年現在この説の学術的な裏付けは不明であるが、当地を紹介する観光用のキーワードとしては定着している。
薬効の高さから、群馬の草津温泉、兵庫の有馬温泉とともに、「日本三大薬湯」に数えられた。
[編集] 温泉街
日帰り入浴施設の「鷹ノ湯」の周辺に11軒の旅館が存在し、温泉街を形成している。土日の朝には朝市が開かれている。 「日本三大薬湯」の一つに数えられているが、山深い場所にあった為か、温泉街に歓楽的要素は低くこぢんまりしている。また、草津温泉や有馬温泉に比べると、知名度も低い。
温泉街から離れた場所にある兎口源泉は松之山温泉と同質の源泉が湧出することから、松之山温泉に含めて紹介される場合が多いが、独立した温泉として紹介される場合もある。
また、婿投げ・墨塗りなどの奇祭が行われることでも知られる。
[編集] 歴史
開湯伝説によれば、約800年前に鷹が温泉で傷を癒していたところを発見したとされる。温泉地にある源泉の1つはこの開湯伝説に因んで「鷹ノ湯」を名乗る。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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