柳家さん喬
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柳家 さん喬(やなぎや さんきょう、1948年8月4日 - )は東京都墨田区本所出身の落語協会所属の落語家。本名は稲葉 稔(いなば みのる)。出囃子は『鞍馬獅子』。中央大学附属高等学校卒。 人情噺の評価が高いが、滑稽噺にも力量を発揮する実力派。元来古典落語をもっぱらとしていたが、一番弟子の柳家喬太郎が新作落語に力を入れていることもあり、時には新作を演じることもある。得意とする演目は「片棒」「そば清」「百川」「井戸の茶碗」「幾代餅」「天狗裁き」「柳田格之進」「芝浜」など。 同じ5代目小さん門下の柳家権太楼と親交が深く、毎年8月の鈴本演芸場や、年末の末広亭における二人の高座は人気を博している。
[編集] 芸歴
- 1967年 5代目柳家小さんに入門 前座名「小稲」
- 1972年 二つ目昇進 「さん喬」と改名
- 1981年 真打昇進
- 1986年 選抜若手演芸大賞 真打部門大賞
- 1987年 文化庁芸術祭賞
- 2001年 落語協会理事