桑原甲子雄
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桑原 甲子雄(くわばら きねお、1913年12月- )は、東京都出身の写真家。
1930年代初めに写真をはじめる。主として、浅草など、東京の下町の写真を撮影し、写真雑誌の公募で多くの入選を果たす。
戦後は、一転して、雑誌『カメラ』の編集長を皮切りに、いくつもの写真雑誌の編集長を歴任し、写真作品の制作よりも、新人育成や写真評論に重点をおいた活動を行った。
1960年代末頃から、戦前の作品が再評価され始め、現在では、東京にとっての都市写真の第一人者(戦前においては、最高の都市写真家とも)との評価が固まりつつある[要出典]。
東京に対する愛情は著しい[要出典]。それは、全体をとりまとめて発表するというようなあてもないまま、膨大な作品を残していくという姿勢に現れている。高齢になってもなお、東京を撮影し続けている。
[編集] 日本における主要展覧会
- ラヴ・ユー・トーキョー(荒木経惟との2人展)/世田谷美術館/1993年7月17日~9月5日
- 桑原甲子雄写真展 東京・昭和モダン/東京ステーションギャラリー/1995年11月3日~1996年1月15日
- 桑原甲子雄写真展 ライカと東京/東京都写真美術館/2001年6月19日~9月2日
[編集] 参考文献
上記各展覧会の展覧会図録の他
- 桑原甲子雄(日本の写真家・第19巻)/岩波書店/1998年
- 桑原甲子雄/東京1934~1993/新潮社(フォト・ミュゼ)/1995年
(なお、写真美術館の展覧会の図録に該当するものは、次のものである。桑原甲子雄 ライカと東京/カメラレビュー増刊号/朝日ソノラマ/2001年)