荒木経惟
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荒木 経惟(あらき のぶよし、1940年5月25日 - )は、写真家。東京都生まれ。通称「アラーキー」の名で呼ばれ丸い縁の黒めがねをトレードマークとする。
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[編集] 経歴
- 1940年、東京都台東区三ノ輪生まれ。
- 1959年、東京都立上野高等学校卒業。
- 1963年に千葉大学工学部写真印刷工学科を卒業後、大手広告代理店の電通に宣伝用カメラマンとして就職。
- 1971年、同じく電通に勤務していた青木陽子(1947年 - 1990年)と結婚。
- 1972年に電通を退社、フリーに。
- 1974年、東松照明・細江英公・森山大道・横須賀功光・深瀬昌久らと「WORKSHOP写真学校」の設立に参加。
- 1988年、安斎信彦、田宮史郎と事務所「AaT ROOM」設立(三人の頭文字から命名)
[編集] 作風
- 独特のエロス観と情愛で、ごく日常の中にある裸体・猫・花・風景などの撮影を得意とする。その作品はひらめき・感覚によるものが多く、ときには、下品さもいとわない。一部の作品については女性をモノのように扱っているのではないかと議論を呼んだり、かつては、「いろもの」的な写真家ととらえられることも多かったが、遅くとも1990年代には、その高い評価は固まったといえる。
- 1990年に亡くなった妻の姿を撮影したことで世間に衝撃を与えた。この写真を発表した写真集「センチメンタルな旅・冬の旅」をめぐって、意見が対立した篠山紀信としばらくのあいだ絶縁状態が続いた(→「センチメンタルな旅・冬の旅」論争)。
- コンセプトも含めて、冷徹な計算に基づく、華麗で上品な作風である、篠山紀信の作品とはきわめて対照的であり、一部では、この2人の対照性を強調して、それぞれのファンを「荒木派」「篠山派」と、呼ぶこともある(使い方の例。ギャラリーにて。「ツァイトフォトのホームページを見ると、そのコレクションに、荒木は含まれていますが、篠山は含まれていません。それから考えると、ツァイトさんは、やはり『荒木派』ですか?」「いやー、そういうわけでもありません」)。
- マスメディアへの露出から、上記のように篠山紀信と比較されることが多いが、
- と比較されることもある。
- 台東区三ノ輪、いわゆる東京の下町出身ということで、人情味溢れるスナップ写真を撮ることでも有名である。また近所には「投込寺」として有名な浄閑寺(吉原 (東京都)参照)があり、その存在が彼の死生観を決定付けたと語っている。
- 父・長太郎は下駄職人だったが近所でも有名なアマチュアカメラマンとして活躍し、荒木がカメラマンになるきっかけを与えた。
- 尊敬する人物は岡本太郎。好きで好きで堪らなかったが遂には太郎にレンズを向ける機会に恵まれなかった。2006年、岡本太郎の正体をつかむ為彼の作品達をカメラに収めることを決意した。
[編集] 使用カメラ
- 様々なサイズのカメラを使って作品制作を行っている。作品のテーマに合わせてカメラを変えることでも知られる。
[編集] 参考情報
- 写真集は100点以上が刊行され、海外でも高い評価を受けている。
- 荒木を高く評価する写真評論家は多くいるが、特に、飯沢耕太郎を挙げることができる。荒木に関する著書も執筆している。
- また、アラキネマと題したビデオを永くQuest社から発売している。(アラキネマとはスライドを2台使い、交互に上映することを荒木流に言ったもの。AaT RooMの田宮史郎と安斎信彦の二人の操作と、安田芙充央のピアノによって構成される。)
- 映画自体は荒木の作品ではないが、荒木と妻の共著を原作とした映画「東京日和」(監督・主演竹中直人)がある。本人も駅員の役で出演している。
- 1981年 日活ロマンポルノ「女高生偽日記」を監督し、自身も出演。
- 彼の作品に感銘をうけ、写真家・野村佐紀子は彼に弟子入りした。
- こなみ詔子のマンガ「コインロッカーのネジ」に妻を亡くし、空や廃墟ばかりを撮っているという、荒木をモデルにしたと思われる写真家が登場している。
- かなり以前から森山大道とは交流があったが、二人展としては2005年の「森山・新宿・荒木」展が初めてである。
- これまで世界各国での美術館での個展は多数に上るが、多くの会場で女性団体やPTAなどからの抗議を受けており、彼の個展を主催する美術館は荒木の作品に対する弁護の声明や反対派との討論会を行っている。2006年9月には、ベルギー・シャルロワの写真美術館にて個展を開催中に、美術館外壁に貼られていた女性の写真に火炎瓶を投げつけられる事件が起きた。
[編集] 荒木語
彼独特の言い回しがあり、彼の世界を理解する上で重要である。
- エロトス (「エロス」と「タナトス」の合成語。彼の作風を端的に表した言葉である)
- 顔写 (「顔射」のもじり)
- クルマド (「クルマ」と「マド」の合成語。自動車に乗って、その窓から撮った写真。「クルマド・トーキョー」と呼ばれるシリーズなどがある)
- 劇写 (一般的に言われる「激写」(この言葉は篠山紀信の写真集に使われたのが最初である)に対して、虚構を撮った写真と言った意味で使われる)
- 私情 (写真集「写真私情主義」などで使用。あくまで写真とはプライベートなものである、という彼の意思表示である)
- 包茎亭 (荒木の俳号。永井荷風の俳号「断腸亭」からとったものと思われる。雑誌「噂の真相」に「包茎亭日乗」(「断腸亭日乗」のもじり)という連載をしていたことがある。また彼の写真集に「墨汁綺譚」があるがこれも荷風の「濹東綺譚」のもじりである)
[編集] 主な写真展
- 「わが愛・陽子」1976年、銀座ニコンサロン
- 「センチメンタルな写真、人生」1999年、東京都現代美術館
- 「森山・新宿・荒木」2005年、東京オペラシティーアートギャラリー
- 「私・生・死(Self・Life・Death)」2005年、バービカン・アート・ギャラリー(ロンドン)
- 「東京人生」2006年、江戸東京博物館
[編集] 受賞歴
- 1964年、第1回太陽賞 (写真集「さっちん」にて)
[編集] 作品リスト
発行年順
- ゼロックス写真帖 (荒木経惟写真帖)(1970年、私家版 全25巻、各限定70部)
- おー日本(1971年、幹出版)
- センチメンタルな旅(1971年、私家版 限定1000部)
- 水着のヤングレディたち(複写集団ゲリバラ5-(2))(1971年、複写集団ゲリバラ5 発行年記載なし)
- 続 センチメンタルな旅 沖縄(1971年、私家版)
- 東京(1973年、複写集団ゲリバラ5)
- 写真への旅(現代カメラ選書13)(1976年、朝日ソノラマ)
- 男と女の間には写真機がある(1978年、白夜書房)
- 我が愛、陽子(ソノラマ写真選書7)(1978年、朝日ソノラマ)
- 劇写「女優たち」(1978年、白夜書房)
- 自写像 日本(グループ展カタログ)(1979年、ICP (ニューヨーク、アメリカ))
- 荒木経惟の偽ルポルタージュ(1980年、白夜書房)
- 荒木経惟の偽日記(1980年、白夜書房)
- 女旅情歌(1981年、北宋社(発売: 仮縫室))
- 写真論(1981年、冬樹社)
- 写真小説(1981年、小学館)
- 荒木経惟: 写真生活 (アサヒカメラ増刊)(1981年、朝日新聞社)
- 写真劇場 東京エレジー(1981年、冬樹社)
- アラキンZ Sniper Shot:(1981年、ミリオン出版(発売: 大洋図書))
- 女高生偽日記(1981年、八曜社)
- イコンタ物語(1981年、白夜書房)
- ラブホテルで楽写(1981年、白夜書房)
- 浪漫写真 私のアリスたち(1981年、青林堂)
- 美登利(1982年、単騎社(発売: 星雲社))
- わが愛と性(田辺聖子との共著、1982年、創樹社)
- センチメンタルエロロマン 恋人たち(1982年、白夜書房)
- ARA・KISSラブコール(1982年、パルコ出版局)
- 10年目の「センチメンタルな旅」(1982年、冬樹社)
- 荒木経惟の真相(別冊「噂の真相」No.1)(1982年、噂の真相)
- 荒木経惟の世界(「別冊新評」1982年夏号)(1982年、新評社)
- 私が写真だ(1982年、群出版(発売: 績文堂出版))
- 愛の嵐(あらき)(1982年、白夜書房)
- ラブ・シーン(1983年、勁文社)
- 荒木経惟のエロス楽写 女景色旅(1983年、講談社)
- ライブ荒木経惟(「写真時代」増刊)(1983年、白夜書房)
- 新宿よ!(岡留安則との共著、1984年、青峰社(発売: 星雲社))
- 物語ソウル(中上健次との共著、1984年、パルコ出版)
- 少女世界(1984年、白夜書房)
- ノスタルジアの世界(1984年、白夜書房)
- 私説東京繁盛記(小林信彦との共著、1984年、中央公論社)
- 東京は、秋(1984年、三省堂)
- 写真狂殺人事件(1984年、作品社)
- 景色1981-1984(「写真時代」増刊)(1985年、白夜書房)
- 東京写真(「写真時代」増刊)(1985年、白夜書房)
- アラーキーの東京色情日記(1986年、白夜書房)
- 私小説(鈴木いずみとの共著、1986年、白夜書房)
- 美登利(再販)(1987年、単騎社(発売: 星雲社)長文解説付き)
- テリトリー論1(伊藤比呂美との共著、1987年、思潮社)
- 東京日記1981-1995(「写真時代」増刊)(1987年、白夜書房)
- 酔い痴れて(荒木陽子との共著、1987年、白夜書房)
- 少女物語(1988年、マザーブレーン(発売: 白夜書房))
- 愛情旅行(荒木陽子との共著、1989年、マガジンハウス)
- 東京物語(1989年、平凡社)
- 東京日記(1989年、フィクションインク(発売: 河出書房新社))
- 荒木経惟写真集「写真論」(1989年、河出書房新社)
- 純情写真小説集(1989年、ミリオン出版)
- TOKYO NUDE(1989年、マザーブレーン(発売: 太田出版))
- 青い隕石(勅使川原三郎との共著、1989年、求龍堂)
- 平成元年(1989年、アイピーシー)
- 愛しのチロ(1990年、平凡社)
- FOTO TANZ(1990年、アイピーシー)
- 東京ラッキーホール(1990年、太田出版)
- 少女物語 改訂版(1990年、マザーブレーン(発売: 太田出版))
- ネコノトピア・ネコノマニア(共著、1990年、太田出版)
- 冬へ(1990年、マガジンハウス)
- 10年目の「センチメンタルな旅」(1991年、新潮社)
- 移動 ナビの舞う空(1991年、スイッチ・コーポレーション書籍出版部)
- 桃の園(1991年、マザーブレーン (発売: 太田出版))
- ジャンヌ(1991年、新潮社)
- 夢二 (共著、1991年、用美社)
- 男と女の間には写真機がある(新装版)(1991年、太田出版)
- 恋愛(モデル: 桐島かれん)(1991年、扶桑社)
- 空景/近景(1991年、新潮社)
- 色景(1991年、マガジンハウス)
- 写狂人日記(1992年、スイッチ・コーポレーション書籍出版部(発売: 扶桑社))
- AKT-TOKYO 1971-1991(1992年、Edition Camera Austria(グラーツ、オーストリア))
- 原色の街(1992年、新潮社)
- アクト・トーキョー・ドキュメンツ(1992年、私家版 (発売: フォトプラネット))
- 路地裏の花屋 (仙波龍英との共著、1992年、マガジンハウス)
- 新版 私説東京繁盛記(小林信彦との共著、1992年、マガジンハウス)
- 10年目の「センチメンタルな旅」 (増補版、荒木陽子との共著、1992年、筑摩書房)
- 東京は、秋(新装版)(1992年、筑摩書房)
- 天使祭(1992年、太陽出版)
- 物事(1992年、私家版 限定1部)
- クルマド・トーキョー(1992年、スイッチ・コーポレーション 限定1部)
- 食事(1993年、マガジンハウス)
- 東京日和(荒木陽子との共著、1993年、筑摩書房)
- 恋する老人たち(編著、1993年、筑摩書房)
- 写狂人色日記(1993年、スイッチ・コーポレーション書籍出版部 (発売: 扶桑社))
- 愛の新世界(島本慶との共著、1993年、東京三世社)
- 制服の(秘)処女(1993年、白夜書房)
- 情事(モデル: 白都真理、1993年、KKベストセラーズ)
- 都市の幸福(1993年、マガジンハウス)
- ラヴ・ユー・トーキョー(桑原甲子雄との共著、1993年、世田谷美術館 同展カタログ)
- 東京猫町(1993年、平凡社)
- Das Bild des Korpers(グループ展カタログ、1993年、Frankfurter Kunstverein(フランクフルト、ドイツ))
- 終戦後(1993年、AaT ROOM)
- 過去(1993年、白夜書房)
- エロトス(1993年、リブロポート)[1]
- 私写真(1994年、朝日新聞社)
- Fake Love (モデル: [[川崎亜紀(浅香唯)]](1994年、KKベストセラーズ)
- 私日記(1994年、AaT ROOM)
- アラキトロニクス(1994年、風雅書房)
- Junco (モデル: 三原じゅん子)(1994年、KKベストセラーズ)
- 猥褻写真 (デジャ: ヴュ別冊)(1994年、フォトプラネット(発売: 河出書房新社))
- 荒木経惟 世界異才(グループ展カタログ)(1994年、H2O COMPANY (発売: キネマ旬報社))
- 包茎亭日乗(1994年、イーストプレス)
- 写神論(1994年、リブロポート)
- 墨東エロス (モデル: 水島裕子(1994年、光文社)
- Tokyo Love (ナン・ゴールディンとの共著、日本版。1994年、太田出版)
- Sawa・愛の新世界(モデル: 鈴木砂羽(1994年、KKベストセラーズ)
- 墨汁綺譚(1994年、AaT ROOM)
- さっちん(1994年、新潮社)
- 蠅の女(1994年、みずき)
- 東京風(1995年、白夜書房)
- 現在のない女(1995年、KKベストセラーズ)
- A日記(1995年、リブロポート)
- 童貞ダッチョ君(1995年、リブロポート)
- こどもの日 パパたち(展覧会カタログ)(1995年、「さっちんの夏」写真展実行委員会)
- 終景(1995年、AaT ROOM)
- アラーキー裸写 vol.1(1995年、竹書房)
- ラヴ・ラビリンス 沖縄烈情(1995年、新潮社)
- 辰吉丈一郎VS荒木経惟 不死鳥Joe(1995年、KKベストセラーズ)
- Tokyo Novelle(1995年、Kunstmuseum Wolfsburg (ヴォルフスブルク、ドイツ))
- 脂肪(中島唱子との共著)(1995年、新潮社)
- 東京性(1995年、コアマガジン)
- アラーキー裸写 vol.2(1995年、竹書房)
- 偽恋(石倭裕子との共著、1996年、竹書房)
- 花の町(田村隆一との共著、1996年、河出書房新社)
- 花 Flowers: Life and Death(1996年、西村画廊)
- 夜子(モデル: 夜子)(1996年、風雅書房)
- 花陰(1996年、ジャテック出版)
- ラヴ・ラビリンス 京都白情(1996年、新潮社)
- 小説写真(1996年、リクルート (発売: メディアファクトリー))
- やさしさは愛じゃない(谷川俊太郎との共著、1996年、幻冬舎)
- アラキグラフ(編著)(1996年、光文社)
- 愛情旅行(荒木陽子との共著、新書版、1996年、マガジンハウス)
- Shikijyo: Sexual Desire(1996年、Edition Stemmle(チューリヒ、スイス))
- 色情 第1集 2集(ポートフォリオ)(1996年、タカ・イシイ・ギャラリー 各限定30部)
- 写真への旅(新書版)(1996年、マガジンハウス)
- 旅少女(1996年、光文社)
- 写真心中(CD-ROM付き写真集)(1997年、光文社)
- 恋愛関係(1997年、河出書房新社)
- 花曲(1997年、新潮社)
- 香港キッス(CD-ROM付き写真集)(1997年、ジャストシステム)
- さっちんとマー坊(写真全集完結記念限定版)(1997年、平凡社)
- 死現実(1997年、青土社)
- 天才になる!(1997年、講談社)
- 東京コメディ(1997年、光琳社出版)
- 東京観音(杉浦日向子との共著、1998年、筑摩書房)
- 夏小説(1998年、平凡社)
- 冬恋(モデル: 大竹一重、1998年、ぶんか社)
- Tokyo Nostalgia(1998年、Galleria Photology(ミラノ、イタリア))
- Visions of Japan: ARAKI Nobuyoshi(1998年、光琳社出版)
- 陶景(共著、1998年、小学館)
- ARAKI IN WIEN(1998年、光琳社出版)
- 台北(1998年、光琳社出版)
- ポラエロ・黒黴 (水島裕子との共著、1998年、ぶんか社)
- Rainyday 市川染五郎 (市川染五郎との共著、1998年、メディアファクトリー)
- 写神(1998年、日本地域社会研究所)
- 荒木経惟の熱烈ラヴラヴトーク(対談集)(1998年、双葉社)
- 人妻エロス 1/X(1998年、双葉社)
- Summer Sex (モデル: 夏生ゆうな)(1998年、スコラ)
- 秋桜子Cosmosco(1998年、小学館)
- 脂肪 (中島唱子との共著、文庫版、1998年、新潮社)
- 裸小説(1998年、KKベストセラーズ)
- 上海帰りのアラーキー(自唱CD付き写真集)(1998年、光琳社出版)
- 荒木経惟の写真術(1998年、フォトプラネット(発売: 河出書房新社))
- 日記のお手本 (共著、小学館文庫オリジナル)(1999年、小学館)
- 男の顔面(1999年、文藝春秋)
- 人妻エロス 2/X(1999年、双葉社)
- 東京ノスタルジー(1999年、平凡社)
- 流石(1999年、ヒステリック・グラマー)
- 春雪抄(1999年、フォトプラネット (発売: 河出書房新社)
- アンデルセン、京都巡礼(1999年、メディアファクトリー)
- 特選!クライマックス99(1999年、マガジンハウス)
- 天城淫行 流奈(モデル: 永井流奈)(1999年、ぶんか社)
- 俺、南進して(町田康との共著)(1999年、新潮社)
- 軽井沢心中(1999年、光文社文庫)
- 人妻エロス 3X(1999年、双葉社)
- バンコク写真博覧会トムヤム君の冒険(1999年、祥伝社)
- 東京慕情(1999年、新風舎)
- アラーキーのTARO愛 岡本太郎への旅(1999年、光文社)
- 人町(1999年、旬報社)
- 猫日和 晴れた日も雨の日も猫がいればそこが楽園(1999年、平凡社)
- Tokyomania(2000年、Galerie Kamel Mennour (パリ、フランス))
- 写狂人大日記(2000年、スイッチ・バブリッシング)
- ARAKI(Photo Poche No.86)(2000年、Nathan(フランス))
- NOBUYOSHI ARAKI VIAGGIO SENTIMENTALE 同展カタログ(2000年、Museo Pecci, Plato/Gli Oli (プラト、イタリア))
- 人妻エロス 4/X(2000年、双葉社)
- ポラエヴァシー(2000年、晶文社)
- 限定版 ポラエヴァシー(2000年、晶文社)
- Skyscapes(2000年、Kodax Publsher(スイス))
- 写真私情主義(2000年、平凡社)
- 格闘男(2000年、プロレスをおもしろがる会(発売: ワニマガジン社)
- 温泉ロマンス アラキグラフ第弐号(2000年、光文社/知恵の森文庫)
- 純写真から純文学へ(2000年、松柏社)
- 全体主義 部分主義(2000年、㈱エクスプランテ)
- アラーキー顔写「富山ノ女性」 0歳から100歳までの101人(2000年、福岡町 ミュゼ福岡カメラ館)
- 恋少女(2000年、マガジンハウス)
- 百花百蝶 菱沼良樹×荒木経惟(2000年、講談社インターナショナル)
- Shino(2000年、グラフィック社)
- ANA 九州日和(モデル: 本上まなみ 小説: 伊集院静)(2000年、ANA(全日空))
- イヴ叢書I 墓地裏の花屋抄 (仙波龍英: 短歌)(2000年、ギャラリー・イヴ)
- 中村勘九郎写真集 法界坊(2000年、ホーム社(発売: 集英社))
- 人妻エロス 5/X(2000年、双葉社)
- 愛の風俗街道 (花村萬月著 写真: 荒木経惟)(2000年、光文社/カッパブックス)
- 寂聴×アラーキー 新世紀のフォトーク (瀬戸内寂聴との共著)(2000年、新潮社/新潮文庫)
- 荒木経惟・末井昭の複写『写真時代』(2000年、ぶんか社)
- 色情狂(2001年、タカ・イシイ・ギャラリー)
- 見る・写す・表す グループ展カタログ(2001年、世田谷美術館)
- 新世紀ノ写真 限定2001部(2001年、AaT ROOM (発売: アイセンシア))
- 津山登志子写真集「哀」(2001年、双葉社)
- 風女(ふうじょ)(2001年、バウハウス)
- 小説ソウル(2001年、スイッチ・パブリッシング)
- メイプルソープ&アラーキー 百花乱々展 同展カタログ(2001年、新潟市美術館・小田急美術館他)
- 天才アラーキー 写真ノ方法 集英社新書(2001年、集英社)
- Tokyo Still Life 同展カタログ(2001年、Ikon Gallery, Birmingham)
- すべての女は美しい(2001年、大和出版)
- 新世紀ノ写真(2001年、AaT ROOM (発売: アイセンシア))
- 天才アラーキー 元気チョーダイ!(2001年、集英社)
- 天才アラーキーの一期一裸(2001年、集英社/ビジネスジャンプ特別編集)
- みすず(2001年、紀伊国屋書店)
- ALIVE : Overseas1997-2000 DVD(2001年、クエスト))
- ARAKI MYTHOLOGY(2001年、Images Modernes, Paris (パリ、フランス))
- 唄女 <うたいめ>(2001年、バウハウス)
- 再び写真へ(2001年、AaT ROOM (発売: アイセンシア))
- 小林ひとみ写真集「愁」(2001年、双葉社)
- 彼岸にて(2001年、AaT ROOM (発売: アイセンシア)
- 8月ノ愛人 <ラマン> (小真理との共著)(2002年、小学館)
- 東京日記 Tokyo Self Diary 1981-1989(2002年、出窓社)
- アラキネマ花曲3 DVD作品(2002年、クエスト)
- 去年(2002年、AaT ROOM (発売: アイセンシア))
- 私説東京繁盛記(2002年、筑摩書房)
- 荒木経惟の濹東綺譚 小真理といふ女(2002年、インターメディア出版)
- 日本人ノ顔 大阪3-1 3冊シリーズの1(2002年、紀伊国屋書店)
- アラーキーの恋時間(2002年、KKベストセラーズ)
- 人妻エロス 7/X(2002年、双葉社)
- ARAKI(2002年、Tascen (ケルン、ドイツ))
- 開国マーチ (藤井誠一との共著)(2002年、実業之日本社)
- 天才アラーキーの眼を磨け(2002年、平凡社)
- アラーキーの恋時間 Vol.2(2002年、KKベストセラーズ)
- 景色 Sexual Colors(2002年、インターメディア出版)
- Helena・Araki “LOVE in TOKYO” (モデル: ヘレナ・クリステンセン)(2000年、H2O COMPANY)
- 花人生 同展カタログ(2002年、何必館・京都現代美術館)
- アラーキー情写(2002年、KKベストセラーズ)
- 日本人ノ顔 大阪3-2 3冊シリーズの2(2002年、紀伊国屋書店)
- 日本人ノ顔 大阪3-3 3冊シリーズの3(2002年、紀伊国屋書店)
- IZUMI, this bad girl. (鈴木いずみとの共著)(2002年、文遊社)
- 愛しのチロ (新装版)(2002年、平凡社)
- 天才アラーキー写真ノ時間(2003年、集英社/集英社新書)
- アラキネマ 花曲4「死曲」 DVD作品(2003年、クエスト)
- 人妻エロス 8/X(2003年、双葉社)
- ARAKI by ARAKI(2003年、ワイズ出版)
- 風ヒカル 星川ヒカル写真集(2003年、新潮社)
- 東京旅日記(写真叢書)(2003年、ワイズ出版)
- 月刊 奥菜恵special(2003年、新潮社)
- 東京夏物語(2003年、ワイズ出版)
- 鹿児島ノ顔(日本人ノ顔)(2004年、南日本新聞開発センタ)
- 人妻エロス 9 / X(2004年、双葉社)
- 月刊 さとう珠緒(2004年、新潮社)
- 包茎亭日乗完(2004年、ビレッジセンター出版局)
- Arakinema 冬春(DVD)(2004年、クエスト)
- 乳房(ちちふさ)、花なり。(モデル: 宮田美乃里)(2004年、ワイズ出版)
- モルヒネも効かぬ五月(2004年、バジリコ)
- 再びのソウル「記憶」(中上紀との共著)(2004年、アートン)
- 風光の済州島「漂流」(2004年、アートン)
- Arakinema 炎夏(DVD)(2005年、クエスト)
- 森山・新宿・荒木(森山大道との共著)(2005年、平凡社)
- Arakinema 花秋(KASHU)(DVD)(2005年、クエスト)
- 月刊 宮崎ますみ special(2005年、新潮社)
- 人妻エロス 10/X(2005年、双葉社)
- 空事(くうじ) 写狂人日記2004年(2005年、スイッチ・パブリッシング)
- 飛雲閣ものがたり(2005年、本願寺出版社)
- SUBWAY LOVE(2005年、IBCパブリッシング)