梅ヶ枝餅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
梅ヶ枝餅(うめがえもち)は、主に福岡県太宰府市で販売されている餅菓子の一種である。
西鉄太宰府線・太宰府駅から太宰府天満宮への参道、天満宮裏の茶店などで販売されている。提供する店は多いが、専門店と土産物店が販売する例とある。
同一の製造方法で、福岡県内のほかの地域、筥崎宮や宮地嶽神社や宗像大社などの周辺で売られている「松ヶ枝餅」もある。
[編集] 歴史
菅原道真が大宰府へ権帥として左遷され呆然としていた時に、安楽寺の門前で老婆が餅を売っていた。その老婆が元気を出して欲しいと道真に餅を供え、その餅が道真の好物になった。後に道真の死後、墓前に老婆が餅に梅の枝を添えて出したのが始まりとされている。