橋本凝胤
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橋本 凝胤(はしもと ぎょういん、1897年-1978年)は、法相宗の僧侶で仏教学者。奈良・薬師寺123代管主、法相宗管長。奈良県平群村生。
生涯肉食妻帯せず、厳格な仏教僧として活躍する。法隆寺の佐伯定胤に唯識を学ぶ。昭和の世に天動説を説き、週刊朝日誌上で徳川夢声と論争したエピソードがある。
[編集] 略歴
[編集] 著書
- 「仏教教理史の研究」(全国書房)
- 「菩薩」(薬師寺出版)
- 「人の心、佛のこころ」(誠信書房)
- 「般若心経講話」(誠信書房)
- 「心の安らぎ」(春秋社)
- 「仏教の人間観」(講談社)
- 「彼岸に帰る」(春秋社)
- 「人間のいきがいとは何か」(講談社)
- 「変わらざるもの」(筑摩書房)