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唯識

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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唯識(ゆいしき、(skt.)विज्ञप्तिमात्रता vijñapti=mātratā)とは、4世紀インドに現れた、大乗仏教の一派である瑜伽行唯識学派によって唱えられた唯心論的傾向を持つ思想。

阿頼耶識」(あらやしき)「末那識」(まなしき)という無意識を想定し、深層心理学的側面を持つことで注目を集めている。一切の存在はただ自己の阿頼耶識より作り出された仮のもので、識のほかには存在は無いと説く。最終的には識もまた空であり、一切がであると説く。日本では法相宗興福寺薬師寺等)がこの流れを汲む。

単に「唯識」と言った場合、唯識宗・唯識学派・唯識論などを指す場合がある。

目次

[編集] 成立と発展

唯識は、初期大乗経典の『般若経』の「一切皆空」と『華厳経』の「三界作唯心」の流れを汲んで、中期大乗仏教経典である『解深密経』『大乗阿毘達磨経』として確立した。そこには、瑜伽行(瞑想)を実践するグループの実践を通した長い思索と論究があったと考えられる。

論としては、弥勒(マイトレーヤ、maitreya=naatha)を経て、無著(アサンガ、asaNga)と世親(ヴァスバンドゥ、Vasubandhu)の兄弟によって大成された。弥勒に関しては、歴史上の人物としての実在説と未来仏としていまは兜率天にいる弥勒菩薩説との二つがあり、決着してはいない。

世親のあとには十大弟子が出現したと伝えられる。5世紀はじめごろ建てられたナーランダ(naalanda)の大僧院において、唯識はさかんに研究された。6世紀の始めに、ナーランダ出身の徳慧(グナマティ、guNamati)は西インドのヴァラビー(valabhii)に移り、その弟子安慧(スティラマティ、sthiramati)は、世親の著書『唯識三十頌』の註釈書をつくり、多くの弟子を教えた。この系統は「無相唯識派」(nirakaravadi=yogacaara)と呼ばれている。この学派は、真諦(パラマールタ、paramaartha)によって中国に伝えられ、摂論宗として一時期、大いに研究された。
一方、5世紀はじめに活躍した陳那(ディグナーガ、dignaaga)は、世親の著書『唯識二十論』の理論をさらに発展させて、『観所縁論』(aalambanapariikSa)をあらわして、その系統は「有相唯識派」(saakaaravijJaanavaadin)と呼ばれるが、無性(アスヴァバーヴァ、asvabhaava)・護法(ダルマパーラ、dharmapaala)に伝えられ、ナーランダ寺院において、さかんに学ばれ、研究された。

[編集] 中国・日本への伝播

中国からインドに渡った留学僧、玄奘は、このナーランダ寺において、護法の弟子戒賢(シーラバドラ、ziilabhadra)について学んだ。帰朝後、『唯識三十頌』に対する護法の註釈を中心に据えて、他の学者たちの見解の紹介と批判をまじえて翻訳したのが『成唯識論』である。この書を中心にして、玄奘の弟子の慈恩大師(窺基もしくは基)によって法相宗が立てられ、中国において極めて詳細な唯識の研究が始まった。その結果、真諦の起こした摂論宗は衰退することとなった。
その後、法相宗は道昭智通智鳳玄昉などによって日本に伝えられ、奈良時代さかんに学ばれ南都六宗のひとつとなった。その伝統は主に奈良の興福寺法隆寺薬師寺、京都の清水寺に受けつがれ、江戸時代にはすぐれた学僧が輩出し、倶舎論とともに仏教学の基礎学問として伝えられた。唯識や倶舎論は非常に難解なので「唯識三年倶舎八年」という言葉もある。明治時代廃仏毀釈により日本の唯識の教えは一時非常に衰微したが、法隆寺佐伯定胤の努力により復興した。

[編集] 無相唯識と有相唯識

無相唯識と有相唯識とは、阿頼耶識をどのようにみるかに大きな相違点がある。無相唯識は、阿頼耶識もまた空として、究極的に否定し、仏が個体として現象して、見るものと見られるものとが分かれない絶対知が得られると説く。

有相唯識は、阿頼耶識を実有の識体と見なし、それが変化して見るものと見られるものとが生ずるという説を立てる。この説にしたがえば、絶対知を得ても、阿頼耶識そのものが否定されるのではなく、そのなかにふくまれている煩悩の潜勢力が根絶されるのであると説くから、絶対知においても、見るものと見られるものはそこにあることになるのである。

[編集] 特色

  1. 心の種類として、眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識・末那識阿頼耶識の八識を立てる。
  2. 三性説を新たに打ち出したこと。全存在を心のなかに還元し、しかもその全存在のあり方を、遍計所執性(分別された非存在)と依他起性(因と縁という他なるものに依って生起した仮の存在)と円成実性(完成された真に存在するもの)の3種類に分類した。
  3. ヨーガを実践することによって唯識観という具体的な観法を教理的に組織体系化したこと。
  4. 法華経』などの説く一乗は方便であるとし、誰もが成仏するわけではないことを説くこと。

般若経』のを受けつぎながら、まず識は存在するという立場に立って、自己の心のあり方を瑜伽行の実践を通して悟りに到達しようとする教えである。この学派を瑜伽行唯識学派(瑜伽行派)とよぶ。

唯識の原語(サンスクリット語)は、vijJapti-maatrataa、もしくはvijJaana-vaadaである。vijJaptiとは「知らしめる」という意味であり、maatraは「ただそれだけ」という意味である。vijJaanaは、「知る」(jJaa)の語根に「区分する」という接頭辞「vi-」が付いているので、「区分して知ること」であり、vaadaは「説」という意味である。

このように、唯識とは語義からすると、自己と自己を取り巻く世界の全存在は自己の根底の心である阿頼耶識が知らしめたもの、変現したもの、という意味である。仏教の考え方の基礎にある、この世界の全存在は縁起によって、存在現象しているものであり、唯識説はその説を補完して、その現象を人が認識しているだけであり、心の外に事物的存在はないとみる(唯識無境 「境」は外界の現象的存在)。一人一人の人間はそれぞれの阿頼耶識の生み出した世界を認識している(人人唯識)。

認識するものは種子(しゅうじ 阿頼耶識の内容)と呼ばれている。情報工学でいうdataに似たものである。すべての種子は阿頼耶識に潜在しているので、阿頼耶識を「蔵識」と呼ぶこともしばしばある。それぞれの種子は無意であり、極めて微細なものである。さらにこの種子は阿頼耶識の中で相互に作用して、新らたな種子を生み出したりする。(種子生種子)。

また、種子は阿頼耶識を飛び出して、末那識・意識に作用することがある。さらに、前五識に作用すると、外界の現象から縁を受けることもある。この種子は前五識から意識・末那識を通過して、阿頼耶識に飛び込んで、阿頼耶識に薫習(くんじゅう)され、このサイクルを習気(じっけ)と言う。これが思考であり、外界認識であるとされる。このような識の転変は無常であり、一瞬のうちに生滅を繰り返すものであり、その瞬間が終わると過去に消えてゆく。

このように自己と自己を取り巻く世界を把握するのであるから、すべての存在現象は現象でしかなく、空であり、実体のないものである。同時に、種子も識そのものも現象であり、実体は持たないのである。

[編集] 教義

仏教の教義の根本は、みずからがこの世を苦であると見るところから始まっている。それは、無常なものを常住であると見、無我であるものに主体があると見るところからくる。いずれも心の動きによって生じるものである。これを『華厳経』には

仏弟子たちよ。この経験世界はただ心(citta)のみにすぎない。

と説いている。
この世界はただ識別(vijJapti)にすぎない。外界の存在はは実は存在しておらず、存在しているかのごとく現われ出ているにすぎない。識別とは、表象もしくは心のもつイメージであり、我々をとりまく存在すべては心のイメージの投影にすぎない。
その心の動きを「識(vijJaana)の転変(parinaaMa)」と言う。その転変には三種類あり、それは

  1. 異熟 行為の成熟
  2. 思量 思考と呼ばれるもの
  3. 了別 対象の識別

の3である。識の転変は構想である。それによって構想されるところのものは実在ではない。したがってこの世界全体はただ識別のみにすぎない。

[編集] 第一能変

異熟というのは、阿頼耶識(根源的と呼ばれる識知)のことであり、あらゆる種子(biija)を内蔵している。感触・注意・感受・想念・意志をつねに随伴する。感受は不偏であり、かつそれは障害のない中性である。感触その他もまた、同様である。そして、根源的識知は激流のごとく活動している。

[編集] 第二能変

末那識(mano naama vijJaana)は、阿頼耶識にもとづいて活動し、阿頼耶識を対象として、思考作用を本質とする。末那識には、障害のある中性的な四個の頌悩がつねに随伴する。我見(個人我についての妄信)、我痴(個人我についての迷い)、我慢(個人我についての慢心)、我愛(個人我への愛着)と呼ばれる。なかでもとくに、当人が生まれているその同じ世界や地位に属するもののみを随伴する。さらにその他に感触などを随伴する。 この末那識は自我意識と呼んでもよい。つねに煩悩が随伴するので「汚れた意(こころ)」とも呼ばれる。

[編集] 第三能変

了別とは、第三の転変であり、六種の対象を知覚することである。 六識は、それぞれ眼識が色(しき、rupa)を、耳識が声を、鼻識が香を、舌識が味を、身識が触(触れられるもの)を、意識が法(考えられる対象)を識知・識別する。そしてこの六識もまた阿頼耶識から生じたものである。そして末那識とこの六識とが「現勢的な識」であり、我々が意識の分野としているもので、阿頼耶識は無意識としているものである。

これまでの説明は、阿頼耶識から末那識および六識の生ずるプロセス(種子生現行)だが、同時に後二者の活動の余習が阿頼耶識に還元されるという方向(現行薫種子)もある。それがアーラヤ=蔵の意味であり、相互に循環している。 識を含むどのような行為(業)も一刹那だけ現在して、過去に過ぎて行く。その際に、阿頼耶識に余習を残す。それが種子として阿頼耶識のなかに蓄積され、それが成熟して、「識の転変」を経て、再び諸識が生じ、再び行為が起ってくる。

[編集] 三性

このような識の転変によって、存在の様態をどのように見ているかに、3つあるとする。

  1. 遍計所執性 構想された存在
  2. 依他起性  相対的存在、他に依存する存在
  3. 円成実性  絶対的存在、完成された存在

遍計所執性とは、阿頼耶識・末那識・六識によってつくり出された対象に相当して、存在せず、空である。
依他起性とは相対的存在であり、構想ではあるが、さまざまな機縁が集合して生起したものである。阿頼耶識をふくむ全ての識の構想ではあるけれども、すでにその識の対象が無であることが明らかとなれば、識が対象と依存関係にあるこの存在もまた空である。
円成実性は、仏の構想であり、絶対的存在とも呼べるものである。これは依他起性と別なものでもなく、別なものでもないのでもない。依他起性から、その前の遍計所執性をまったく消去してしまった状態が円成実性である。
三性のなかで、第一の遍計所執性はその性格からみて、すでに無存在である。つぎに依他起性は、自立的存在性を欠くから、やはり空である。また、同じ依他起性は存在要素の絶対性としては、第三の円成実性である。そして、どういう境地においても、真実そのままの姿であるから真如と呼ばれる。その真如は、とりもなおさず「ただ識別のみ」という真理である。これを自覚することが、迷いの世界からさとりの世界への転換にほかならない。

しかし、実践の段階において、「ただ識別のみ」ということにこだわってはならない。認識活動が現象をまったく感知しないようになれば、「ただ識別のみ」という真理のなかに安定する。なぜなら、もし認識対象が存在しなければ、それを認識することも、またないからである。それは心が無となり、感知が無となったのである。それは、世間を超越した認識であり、煩悩障・所知障の二種の障害を根絶することによって、阿頼耶識が変化を起こす。これがすなわち、汚れを離れた領域であり、思考を超越し、善であり、永続的であり、歓喜に満ちている。それを得たものは解脱身であり、仏陀の法と呼ばれるものである。


これは西洋思想でいう唯心論とは微妙に異なる。なぜなら心の存在もまた幻のごとき、夢のごとき存在()であり、究極的にはその存在性も否定されるからである。(境識倶泯

[編集] 唯心と唯識

華厳経』では、集起の義について唯心という。華厳経は、覚った仏の側から述べているので、すべての存在現象が、そのままみずからの心のうちに取り込まれて、全世界・全宇宙が心の中にあると言うのである。そこで、すべての縁めているから「集起の義」について唯心と言うのである。
唯識論では、了別の義について唯識という。唯識では凡夫の側から述べているので、人間のものの考え方について見ていこうとしている。すべての存在現象は人間が認識することによって、みずからが認識推論することのできる存在現象となりえているのであるから、みずからが承し分しているのである。そこで「了別の義」について唯識というのである。心ではなく、識としているのは、それぞれの了別する働きの体について「識」としているのであって、器官ではない。器官は存在現象しているものであるからである。
しかし、唯心といっても、唯識と言っても、その体は一つである。詳しく分けて論ずれば、「唯心」の語は、縁起全域にわたっているので因果に通じるが[1]、「唯識」と称するときには、人間がどのように認識推論するかによるので、ただ因位[2]にある。「唯」とは簡別の意味で、識以外に法がないことを簡別して「唯」という。「識」とは了別の意味である。了別の心に略して3種、広義には8種ある。これをまとめて「識」といっている。この3種とは、

  1. 初能変(第八識=阿頼耶識)
  2. 二能変(第七識=末那識)
  3. 三能変(前五識=感覚、および第六識である意識)

のことである。「能変」とは外界(境)を変える力を持つ心という意味である。また、8種とは

  1. 眼識
  2. 耳識
  3. 鼻識
  4. 舌識
  5. 身識 (以上前五識)
  6. 第六意識
  7. 第七末那識
  8. 第八阿頼耶識

である。


識とは心である。心が集起綵画し主となす根本によるから、経に唯心という。分別了達の根本であるから論に唯識という。あるいは経は、義が因果に通じ、総じて唯心という。論は、ただ因にありと説くから、ただ唯識と呼ぶのである。識は了別の義であり、因位の中にあっては識の働きが強いから識と説き、唯と限定しているのである。意味的には二つのものではない。『二十論』には、心と意と識と了名とはこれ差別なり、と説く。  義林章 一末

[編集] 注釈

  1. ^ 因果に通ず‥‥と言う場合、「因」は仏道修行のことで、「果」は仏として働くことを言う。つまり、唯識は仏道修行のためのものであって、仏となってからは唯識の理屈は使えない。
  2. ^ 因位--悟りを開く前の修行中の段階。

[編集] 識と諸法

「唯識」といって、唯八識のみであるというのは、一切の存在現象がこの八識を離れないということである。八識のほかに存在がないということではない。おおよそ分別して五法としている。(1)心、(2)心所、(3)色、(4)不相応、(5)無為である。この前の四つを「事」として、最後を「理」として、五法事理という。

  1. 心…識の自相
  2. 心所…識の相応法
  3. 色…心と心所の所変
  4. 不相応…心と心所と色の分位の差別
  5. 無為…前四法の実性

「唯」の語は遍計所執性を遮遣して、「識」の語は依他起性、円成実性の二性をとる、と説く。併せて三性という。

  • 梵に毘若底と言うのは、これを翻訳すると識となる。識とは了別の義である。識の自相と、識の相応と、識の所変と、識の分位と、識の実性と五法の事理はみな識を離れず。これによって唯識と名づける。  義林章一末
  • (弥勒菩薩が言う)「我、十方唯識を諦観するをもって、識心円明なり。円成実に入りて、依他起および遍計執を遠離して、無生忍を得る。これ第一と為す。  楞厳経五

[編集] 三性説

諸法三性説は、唯識学派を特徴付けており、般若経由来の諸法の相を、迷いから悟りへの心の動きとして体系的に整理した考え方である。初めに摩訶般若波羅蜜経にみられる三性説に該当する部分を以下に引用する。

遍計所執性

舎利弗、仏に言(ことば)を白(もう)せり。
「世尊。諸法の実相、云何(いかん)が有なるや」
仏言わく。
諸法は有る所無し。是の如く有り、是の如く有る所無し。
是の事を知らざるを名づけて無明と為す」  摩訶般若波羅蜜経相行品第十

依他起性

名字は是れ因縁和合の作れる法なり。但だ分別憶想、仮名を説く。
是の故に菩薩摩訶薩、般若波羅蜜を行ずる時、一切の名字を見ず。。
見ざるが故に著せず」  摩訶般若波羅蜜経奉鉢品第二

円成実性

「復た次に舎利弗。菩薩摩訶薩、諸法の如・法性・実際を知らんと欲さば、当に般若波羅蜜を学すべし」  摩訶般若波羅蜜経序品第一

[編集] 解深密経

以上の如く、この段階では三性としてまとめて整理記述しているわけではない。時代を下って解深密経(玄奘訳)では、諸法に三種の相があると説く。これは法が三種類あるということではなく、法は見る人の境地によって三通りの姿かたちが顕れているということである。該当箇所を引用すれば下記のとおりである。

「謂く、諸法の相に略して三種有り。 何等か三と為すや。
一者は遍計所執相、二者は依他起相、三者は円成実相なり。

云何が諸法の遍計所執相なるや。
謂く、一切法の名、仮安立の自性差別なり、乃至言説を随起せ令むるが為なり。

云何が諸法の依他起相なるや。
謂く、一切法の縁の生ずる自性なり。則ち此れ有るが故に彼れ有り。此れ生ずる故に彼れ生ず。 謂く、無明は行に縁たり、乃至純大の苦蘊を招集す。

云何が諸法の円成実相なるや。
謂く、一切法平等の真如なり。此の真如に於て諸の菩薩衆、勇猛・精進を因縁と為すが故に、如理の作意・無倒の思惟を因縁と為すが故に、乃ち能く通達す。此の通達に於て漸漸に修集し、乃至無上正等菩提を方(ま)さに証すること円満なり」  一切法相品第四

すなわち、相は自性による、という間接的な表現となっているが、唯識の論書では、遍計所執性依他起性円成実性の三性という表現になり、精緻な論が展開されている。

[編集] 三島由紀夫と唯識

三島由紀夫の最後の作品となった「豊饒の海」4部作は唯識をモチーフの一つに取り入れている。 「暁の寺」で唯識についてかなり詳しく説明しているほか、「天人五衰」の最後で壮大なドラマをすべて本多繁邦の幻であったという結末にしている。

[編集] 関連

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