機上救護員
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機上救護員(きじょうきゅうごいん)は、海上自衛隊の職域の一つ。メディックと呼ばれ、航空自衛隊の救難員に相当する。
[編集] 概要
海上自衛隊のUS-1、UH-60に搭乗し、救難作業を主任務とする。海上自衛隊の衛生員の中から選抜され、准看護師相当の訓練を受けた後に、教育航空隊で約3ヶ月の訓練を受けて機上救護員となる。航空自衛隊の救難員との大きな違いは、海上での捜索救難を得意とすることである。
[編集] 配属基地
海上自衛隊救難飛行隊は、航空救難団隷下ではないが、航空自衛隊救難隊と同様24時間待機状態である。救難区域については航空自衛隊と重複しないよう区分されている。現在、航空自衛隊との統合運用が模索されている。
- 八戸航空基地八戸救難飛行隊
- 下総航空基地下総救難飛行隊
- 硫黄島基地硫黄島救難飛行隊
- 厚木航空基地厚木救難飛行隊
- 徳島航空基地徳島救難飛行隊
- 小月航空基地小月救難飛行隊
- 鹿屋航空基地鹿屋救難飛行隊
- 岩国航空基地第71航空隊