武豊駅
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武豊駅(たけとよえき)は、愛知県知多郡武豊町にある、東海旅客鉄道(JR東海)武豊線の駅で、同線の終着駅である。
現在線路は少し先へ進んだ踏切で途切れているが、かつては更に延びており武豊港駅(現在は転車台のみ残る)までの貨物支線と日本油脂の専用線(電化路線)があった。
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[編集] 駅構造
- ホームは1面1線に側線数本の地上駅。有人駅(一部時間帯に限り無人)。みどりの窓口がある。
- 駅舎コンコースの柱に、騎手の武豊の写真が飾られている。実際に武豊が当駅をイベントで訪れたこともある。
- 駅前広場に殉職駅員を記念した「高橋煕君之像」が建立されている(詳細は後述)
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1886年(明治19年)3月1日 - 開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1892年(明治25年)6月1日 - 現在位置に移転。
- 1930年(昭和5年)4月1日 - 旧位置に武豊港駅が開業。
- 1965年(昭和40年)8月20日 - 武豊駅~武豊港駅間が廃止。
- 1984年(昭和59年)1月10日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東海の駅となる。
- 2001年(平成13年)2月11日 - CTC化
- 2006年(平成18年)11月25日 - TOICA導入。
[編集] 高橋煕君之像
1953年9月25日に襲来した台風13号の影響で発生した高潮により、武豊-東成岩駅間の線路が流失した。この異変を武豊駅に向かって進行中の武豊行き上り列車に知らせるべく、武豊駅駅手・高橋煕が発炎筒を手に、東成岩方面へ走り出した。上り列車の機関士は前方に振られる発炎筒に気付き、非常停止した後、東成岩駅まで後退し、乗客乗員約100名は難を逃れる事ができた。しかしながら高橋駅手は武豊駅に戻れず、翌日、捜索隊により、線路際で息絶えた姿で倒れている彼の姿が見つかった。
この事件は全国に報道され、高橋駅手の行動は「国鉄職員の鑑」として称賛された。その功を記念し将来に残すために、主に全国の国鉄職員と、小中学生の募金により、この銅像が建立された。
[編集] 隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 武豊線
- 東成岩駅 - 武豊駅