永久磁石界磁形整流子電動機

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永久磁石界磁形整流子電動機（えいきゅうじしゃくかいじがたせいりゅうしでんどうき）は、界磁（固定子）にフェライトなどの永久磁石（強磁性体）を用いた整流子電動機である。

小型軽量化が可能であるため、主として小型用として使用される。

目次 1 鉄心電動機 1.1 特徴 1.2 用途 2 無鉄心電動機（コアレスモータ） 2.1 特徴 2.2 用途

[編集] 鉄心電動機

積層鉄心に巻線を巻いた電機子（回転子）を薄型永久磁石界磁で囲んだインナーロータ型電動機である。

[編集] 特徴

• 安価である。

[編集] 用途

• 玩具
• 産業用小型モータ

[編集] 無鉄心電動機（コアレスモータ）

巻線を樹脂のみで固めたカップ状電機子に永久磁石界磁を内蔵したアウターロータ型電動機である。

[編集] 特徴

• 電機子の質量が軽く、機械的時定数が小さい。
• 巻線のインダクタンスが少ないため、整流時の火花が小さい。
• 高効率を実現できる。

[編集] 用途

• XYプロッタのペン駆動用モータ
• 携帯電話の振動モータ
• 高級鉄道模型の駆動用モータ
• ラジコン、ロボット等のサーボモータ