沖縄赤十字社
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沖縄赤十字社(おきなわせきじゅうじしゃ)は、1959年に設立された財団法人で、アメリカ合衆国施政権下の沖縄地域において赤十字活動を行う唯一の団体であった。いわゆる本土復帰に伴い、日本赤十字社沖縄県支部になった。
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[編集] 概要
沖縄戦後、各群島別に設けられた臨時厚生協会が前身である。
臨時厚生協会とは、赤十字活動を行うことを目的として設立された団体である。しかし、沖縄の帰属が未確定だったので、暫定的に「臨時厚生協会」と称することになった。
その後、1950年に各群島を包括する琉球臨時厚生協会が設立され、奄美・宮古・八重山に支部を置いた。
1959年に、琉球政府より財団法人沖縄赤十字社が認可され、「赤十字」の名称が正式に使えるようになった。
[編集] 歴代会長
- 初代 胡屋朝賞(1959年12月8日~1971年9月15日)
- 2代 当間重剛(1971年9月16日~1971年10月20日)
- 3代 安次富長昌(1971年11月2日~1972年5月14日)
- ※3代の安次富長昌は代行