沢ノ町駅
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沢ノ町駅(さわのちょうえき)は、大阪市住吉区殿辻二丁目にある、南海電気鉄道高野線(りんかんサンライン)の駅。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地平駅である。改札はホームごとに独立しているため、入場後のホーム同士の移動はできない。便所は両ホームの高野山側にあり、1番ホームは男女共用のユニバーサルトイレ、2番ホームは男女別の水洗式。
- のりば
- ■ 堺東・河内長野・橋本・高野山方面
- ■ 天下茶屋・新今宮・難波方面
[編集] 利用状況
2004年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は8423人。この数字は南海の駅全体では99駅中34位、高野線の駅(難波~岸里玉出間含む)としては42駅中17位である。
[編集] 駅周辺
駅舎にはショップ南海やコンビニ、東方には住吉区役所がある。駅前にはタクシー乗り場やバスターミナルなどの代わりに花壇があり、商店が少しとパチンコ屋がある程度だが、決して寂れているわけではなく、むしろ落ち着いた雰囲気である。
駅の南方にある止々呂支比売(とどろきひめ)命神社(通称・若松神社)は、明治までは住吉大社の境外末社であり、若松神社という通称は、承久3年(1221年)後鳥羽上皇が熊野詣をした際、当神社境内の若松の林の中に御座所を作り、その行宮を若松御所と称したことに由来する。
- 大阪市住吉区役所
- 住吉沢之町郵便局
- 住吉千躰郵便局
- 大阪市立墨江丘中学校
- 大阪市立墨江小学校
- 清明学院高等学校
[編集] 歴史
- 1942年(昭和17年)2月15日 南海鉄道の駅として開業。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。