沼野恭子
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沼野 恭子(ぬまの きょうこ、1957年- )は、日本のロシア文学者。
東京外国語大学ロシア語学科卒、東京大学大学院比較文学比較文化専攻修士課程修了、立教大学、東京外国語大学,慶応義塾大学等非常勤講師。沼野充義の妻。
近年、日本滞在経験があり、「悪人」をもじって筆名をつけたボリス・アクーニンの推理小説を精力的に翻訳している。2007年春から、NHKテレビのロシア語会話の講師。
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[編集] 著書
[編集] 単著
- 『アヴァンギャルドな女たち』(五柳書院, 2003年)
[編集] 共著
- (沼野充義)『世界の食文化 ロシア』(農山漁村文化協会, 2006年)
[編集] 翻訳
- オクジャワ『シーポフの冒険』(群像社, 1989年)-沼野充義との共訳
- タチヤーナ・トルスタヤ『金色の玄関に』(白水社, 1995年)-沼野充義との共訳
- オクジャワ『すばらしい冒険旅行』(新書館, 1997年)
- 『魔女たちの饗宴』(新潮社, 1998年)-編訳
- ボリス・アクーニン『堕ちた天使』(作品社, 2001年)
- リュドミラ・ウリツカヤ『ソーネチカ』(新潮社, 2002年)
- アンドレイ・クルコフ『ペンギンの憂鬱』(新潮社, 2004年)
- トゥルゲーネフ『初恋』(光文社[光文社古典新訳文庫], 2006年)
- リュドミラ・ウリツカヤ『それぞれの少女時代](群像社, 2006年)
- ボリス・アクーニン『リヴァイアサン号殺人事件』(岩波書店、2007年)
- ボリス・アクーニン『アキレス将軍暗殺事件』(岩波書店、2007年)-毛利公美との共訳
カテゴリ: 人物関連のスタブ項目 | ロシア文学者 | 1957年生