洗足
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洗足(せんぞく)は東京都目黒区南部にある地名。
大田区と品川区に接する地区である。現在の住居表示では、洗足1丁目および洗足2丁目がある。環七通りと東急目黒線が立体交差する付近に洗足駅がある。
洗足という地名は、日蓮が当地の池で足を洗ったという伝説の残る「洗足池」に由来しているが、これは700mほど離れた大田区南千束にあり、歩いて行くにはやや遠い。
1926年には、敬虔なクリスチャンである前田若尾によって、洗足高等女学校(現在の洗足学園第一高等学校)が洗足に開校している。学校法人の説明によればこれは地名に基づくものではなく、イエス・キリストが弟子の足を洗ったことに因んだものだとされている。
また、洗足は徳仁親王妃(旧姓・小和田)雅子の出身地としても知られる。
駅前には昔、桜並木があったが、昭和の初期に銀杏並木に植え替えられている。
落ち着いた住宅地である。
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