澤井信一郎
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澤井信一郎(さわい しんいちろう、1938年8月16日 - )は、静岡県出身の日本の映画監督。
1961年、東京外国語大学ドイツ科卒業。同年、東映入社。 入社後は、マキノ雅裕に師事。鈴木則文らにつき助監督の経験を20年余り積む、その間に脚本・助監督を務めた「トラック野郎」が東映の看板シリーズとして5年間君臨した。
現在失われつつある撮影所で培われた映画表現手法と集団作業としての現場主義に基づく的確なプロの仕事ぶりに定評ある名匠。
[編集] 監督作品
- 野菊の墓 (1981)
- Wの悲劇 (1984)
- 早春物語 (1985)
- めぞん一刻 (1986)
- 恋人たちの時刻 (1987)
- ラブ・ストーリーを君に (1988)
- 福沢諭吉 (1991)
- わが愛の譜 滝廉太郎物語 (1993)
- 日本一短い「母」への手紙 (1995)
- 時雨の記 (1998)
- 仔犬ダンの物語 (2002)
- 17才~旅立ちのふたり~ (2003)