片瀬 (藤沢市)
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片瀬(かたせ)は、神奈川県藤沢市南部にある地域。 片瀬海岸、鵠沼と接し、東端に鎌倉市腰越に接する。日蓮法難の地として知られる日蓮宗寂光山龍口寺をはじめ、片瀬八ヶ所(本蓮寺・常立寺・東漸寺・勧行寺・本龍寺・妙典寺・本成寺・法源寺)と呼ばれる日蓮宗寺院がある。
[編集] 歴史
古くは、方瀬、潟瀬、肩瀬などと呼ばれた。漁村であったが、明治期から別荘地として知られるようになり、現在は観光地として有名である。 かつては神奈川県相模国鎌倉郡の一部であった。
学制発布の二年後(明治7年)、片瀬八ヶ所のひとつである本蓮寺に小学校臨海校舎が設置され、これが後の片瀬小学校となる。明治22年に片瀬村と江の島が合併し、いったん川口村と名称を改めた。 龍口寺門前の「かとや」(角屋)と「かしハや」(柏屋)などの旅館が古くからあり、片瀬海岸は明治24年に学習院の遊泳演習地に指定されている。 昭和8年に町制施行し、再度名称を改めて片瀬町となった。 明治41年に藤沢町が誕生したがこれに属さず、昭和22年4月1日にようやく藤沢に編入され現在に至っている。 江ノ島駅付近に昭和5年に建築された片瀬郵便局庁舎があったが、文化財指定などはなく平成18年に取り壊された。
[編集] 地理
隣接する地域に片瀬山(俗称)、片瀬目白山などの丘陵がある。相模湾に面し、周辺には片瀬漁港がある。 境川の西側に広がる西浜海岸は、住所区分としては片瀬ではなく片瀬海岸である。 町内は境川に接する平地で、多くの橋がある。かつては境川の氾濫に悩まされた。 南端の弁天橋(江ノ島と海岸を結ぶ)は台風や関東大震災でたびたび流されている。
[編集] 町内の交通機関
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