犢子部
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基本教義 |
縁起、四諦、八正道 |
三法印、四法印 |
諸行無常、諸法無我 |
涅槃寂静、一切皆苦 |
人物 |
釈迦、十大弟子、龍樹 |
如来・菩薩 |
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部派・宗派 |
原始仏教、上座部、大乗 |
地域別仏教 |
インドの仏教、日本の仏教 |
韓国の仏教 |
経典 |
聖地 |
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犢子部(とくしぶ、vaatsiiputriiya (sanskrit))は、釈迦の没後300年頃に分派した、部派仏教の一派である。上座部系の説一切有部から分派した。
この派は、輪廻の主体としての人格的主体である「補特伽羅(ほとがら)」を想定したことが特徴である。その理由は、五薀の仮和合(けわごう)によって人間の物理的からだが構成されているということと、人間が死んだ後に輪廻すると考えられていることの二つの説を調和させるために、補特伽羅をおいたと考えられている。
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