球磨川
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球磨川 | |
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球磨川(JR肥薩線白石駅付近) |
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水系 | 一級河川 球磨川水系 |
延長 | 115 km |
水源の標高 | -- m |
平均流量 | 103.98 m³/s (横石観測所 2000年) |
流域面積 | 1,880 km² |
水源 | 石楠越・水上越(熊本県) |
河口(合流先) | 八代海(熊本県) |
流域 | 熊本県 |
球磨川(くまがわ)は、熊本県南部を流れる球磨川水系の本流で、一級河川。日本三大急流の一つで、人吉や渡からは川下りの船が出ている。人吉から渡までは比較的穏やかな流れであるが、渡から球泉洞下までは急流を下る。
球磨川の急流を楽しむために、観光用の球磨川下り船が運行されている。また、2005年10月からは、肥薩線にて、沿線の風景を楽しむための観光列車 九千坊号 が運行されている。
かつては船運が盛んであったが、肥薩線の開業、道路の整備、森林業の衰退等があり、現在は観光船の運行程度である。
目次 |
[編集] 地理
球磨郡水上村の石楠越(標高1391m)及び水上越(標高1458m)を源流とし、人吉盆地を西に流れる。人吉市を過ぎ球磨村で北流に転じ、八代市で八代海(不知火海)に注ぐ。
球磨村のあたりは日本でも有数の急流で、数多くの瀬がある。もともとは76の瀬があったが、ダムができたため、現在は48の瀬となっている。その中で、「二俣の瀬」、「修理の瀬」、「網場(あば)の瀬」、「熊太郎の瀬」、「高曽(たかそ)の瀬」が球磨川5大瀬と呼ばれている。
人吉市内付近は流れが比較的ゆるやかなため、インターハイのカヌー大会が開かれることもある。
[編集] 流域の自治体
- 熊本県
八代市坂本町 |
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[編集] 主な支流
[編集] 並行する交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
[編集] 関連項目
- 川辺川ダム
- 市房ダム
- 球磨 (軽巡洋艦)