田村亮 (俳優)
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田村亮 (たむらりょう、本名:幸照(ゆきてる)、1946年5月24日 - )は、京都府京都市右京区出身の俳優。俳優阪東妻三郎(本名:田村傳吉)の四男(末子)。成城大学経済学部卒業。
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[編集] 来歴・人物
小学校1年生で父をなくした。兄弟には俳優の田村高廣(長男=2006年死去)、同じく俳優・田村正和(三男)がいて、田村三兄弟それぞれで息長く活躍してきた。(マネージャーを務めた次男・登志磨(俊磨、1940年6月15日- =現在は建築資材会社・株式会社タムサプライヤを経営)を含めて田村四兄弟という事もある)。
1966年、映画『暴れ豪右衛門』にて映画デビュー。以来、時代劇・現代劇それぞれで出演作多数。独特の魅力ある声が特色。現代劇ではいわゆる“2時間サスペンス”出演者としても知られ、特に1986年ごろから山村美紗原作番組にほぼ毎年出演、2000年から山村作品に多数登場する狩矢警部に扮し、藤谷美紀と親子役を演じる「狩矢親娘シリーズ」が続いている(現在全6作・テレビ朝日系「土曜ワイド劇場」枠)。
テレビ朝日の暴れん坊将軍では2代目南町奉行大岡忠相を演じていた。
同姓同名の芸能人がロンドンブーツ1号2号にいるが、まったく別人である。しかしながら、家が近所であり、郵便物が間違って配達されることもしばしばある。無論、逆もある。が、本名は幸照なので間違って配達される事もない。なお、柔道選手谷亮子の旧姓は「田村亮子」であり、「子」がない。
[編集] 主な代表作
- 暴れ豪右衛門(1966年)
- あこがれ(1966年)
- めぐりあい(1968年)
- 無常(1970年)
- しびれくらげ(1970年)
- 可愛い悪魔 いいものあげる(1970年)
- 日本怪談劇場(1970年、TVドラマ)
- 曼荼羅(1971年)
- てるてる坊主(1971年、TVドラマ)
- 竜馬暗殺(1974年)
- どてらい男(1975年)
- 水戸黄門 第7部(1976年 TBS・C.A.L.)第19話「最上紅花恋の唄・米沢」与吉役
- 犬神家の一族(1977年、TVドラマ)
- とれたての輝き(1981年)
- ユッコの贈り物/コスモスのように(1982年)
- 雨が好き(1983年)
- 青い沼の女(1986年、TVドラマ)
- 火曜サスペンス劇場 『女監察医室生亜季子3・瀬戸内竹原殺人行』(1987年、日本テレビ・東映、TVドラマ)
- 利休(1989年)
- ドラマ30『危険な再会』(1993年4月~5月放送、中部日本放送)
- ゴト師株式会社III(1994年)
- あぐり(1997年、TVドラマ)
- 葵徳川三代(2000年、TVドラマ)
- 暴れん坊将軍シリーズ(1997年~2002年、TVドラマ) 大岡忠相(越前)役
- 水曜日の情事(2001年、TVドラマ)
- 一番大切な人は誰ですか?(2004年、TVドラマ)