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水戸黄門 (テレビドラマ) - Wikipedia

水戸黄門 (テレビドラマ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

[改名提案]   改名提案:この記事のタイトルに関して「水戸黄門(ナショナル劇場)」への改名が提案されています。詳細はこの項目のノートを参照してください。
Disambiguationこの項目では1969年からナショナル劇場で放送中のテレビドラマについて説明しています。1964年から約1年間ブラザー劇場で放送された月形龍之介の主演によるテレビドラマについては水戸黄門 (ブラザー劇場)をご覧ください。

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里見浩太朗が演じる水戸黄門。
里見浩太朗が演じる水戸黄門。

水戸黄門みとこうもん)は、TBS系で月曜20時~20時54分の『ナショナル劇場』で放送される時代劇のタイトル。1969年8月4日に放送開始し、2003年12月15日で、放送1000回を迎えた。世界でも類を見ない長編TV番組である。再放送も、TBS系列各局(一部地域を除く)やCS放送・TBSチャンネルで行なわれている。

また、1978年にテレビと同じキャスト、スタッフによる映画『水戸黄門』が製作された。


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


目次

[編集] 内容

水戸黄門,助さん,格さん
水戸黄門,助さん,格さん
基本的なストーリー

水戸光圀水戸黄門)が家臣の佐々木助三郎(助さん)、渥美格之進(格さん)と(その他のお供)ともに諸国漫遊の旅先で世直しをする。光圀の道中での名は「越後の縮緬問屋の隠居・光右衛門」である。
各シリーズ・特番の概要は次の通りである。

[編集] 初代・東野英治郎

[編集] 水戸黄門 第1部

1969年8月4日~1970年3月9日放映(全32話)

ストーリー

光圀の実子・松平頼常が藩主である讃岐高松藩のお家騒動を解決する為、旅に出る。

行程

水戸→江戸→小田原→三島宿→江尻宿→藤枝宿→大井川→浜松宿→御油宿→松坂宿→伊賀→堺宿→堺港→讃岐→今治→松江→岡山→津山→湊川→鯖江→高遠→金津→高山→亀田→庄内→高田→白河→磐城→桐生→前橋→忍→水戸

  • 風車の弥七(中谷一郎)と佐々木助三郎(杉良太郎)、渥美格之進(横内正)が初対面。
  • 最終回にて、格さんが深雪(岩井友見)と結婚する。
  • 記念すべき第1話は「俺は助さん、お前は格さん。」
  • 印籠の初披露は、第14話「叛逆者の群れ」で光圀の実子頼常の一子を世継ぎに立てようと知る若侍達の前で、格さんが光圀の名代の証として出しており、また悪者達の前での初披露は第23話「初春・役者騒動記」で光圀自らが腰に付けている印籠を見せている。
  • 第29話「ならず者」では印籠は出ず、弥七が天井から「そこにおわすは恐れ多くも水戸の御老公なるぞと」と言って飛び降りている(第30話「上州からっ風」でも決め台詞を言っている)。
  • 第26話「越後騒動」で伊吹吾朗が浪人役で初のゲスト出演している。
  • 第28話「隠密無情」で岩崎加根子が城代家老の密輸を調べていた隠密役でゲスト出演している。
  • オープニングで登場する配役紹介のタイトルバックはこのシリーズでのみお蔵入りになったものがある。(※ 一般に知られているものは4種類〔黒地に前面徳川三つ葉葵・赤地に下3分の1・青地に右下・紫地に右下4分の1〕だがこのシリーズでのみ存在していたのは青磁地に左下のタイトルバックで当初は5種類用意されていたのである)
  • 第19話で東映劇場版の水戸光圀役の月形龍之介がゲスト出演

[編集] 水戸黄門 第2部

1970年9月28日~1971年5月10日放映(全33話)

ストーリー

水戸光圀一行が津軽南部両藩の争いを解決するため旅に出る。

行程

水戸→郡山→福島→会津若松→米沢→松島→花巻→八戸→弘前→熊代→久保田→新庄→天童→山形→佐渡→新潟→追分→諏訪→木曽福島→大井→垂井→福井→宮津→鳥取→浜田→萩→小倉→福岡→佐賀→柳河→久留米→江戸

  • 第2話でうっかり八兵衛(高橋元太郎)が登場。
  • 帰路の途中、天童の将棋駒彫り師役で里見浩太朗がゲスト出演(第26話「帰って来た旅烏」でも、いなせな旅烏役でゲスト出演している)。
  • 第25話「黄門様の子守唄」で宮園純子が光圀を逆恨みする役でゲスト出演している。
  • 助さん演ずる杉良太郎の最終シリーズ。

[編集] 水戸黄門 第3部

1971年11月29日~1972年6月5日放映(全28話)

ストーリー

柳沢吉保が「御老公様が薩摩藩を潰そうとしている」という話をデッチあげたので、その誤解を解く為に薩摩へ旅に出る。

行程

江戸→小田原→箱根→三島→駿河→藤枝→島田→掛川→浜松→吉田→岡崎→宮→桑名→伊勢亀山→伊賀上野→河内→堺→岡山→徳島→土佐→岩国→下関→博多→平戸→天草→熊本→宮崎→薩摩・江戸

  • 里見浩太朗を助さん役に起用。くノ一として霞のお新(宮園純子)が加わる。
  • 1話目で格さんの妻・深雪が妊娠し、最終回で格之助が生まれる。
  • 第1部から「三つ葉葵の印籠」の登場シーンについては試行錯誤の繰返しだったが、この3部で『格さんが「この紋所が目に入らぬか!!」と喝破しながら出す』に定着し、以降恒例となる。
  • 第4話「人狩り」で西村晃が医者役でゲスト出演している。現在、この話は、西村晃を後に水戸黄門役に起用したため、欠番である(VHSソフト・DVDソフトには収録)。また、この話では代官が放送禁止用語を叫んでいるがVHSソフト・DVDソフトには収録されている。
  • 第8話「雪姫変化」で里見浩太朗が二役を演じている(役は姫君意中の虚無僧)。
  • 第24話「女海賊とにせ黄門」で東野英治郎が二役を演じている(役は海賊の一味)。

[編集] 水戸黄門 第4部

1973年1月22日~1973年9月17日放映(全34話)

ストーリー

第1部で解決したはずの越後高田藩お家騒動を解決する為旅に出る。問題解決後は、「奥の細道」をたどって東北を旅し、北海道に渡る。

行程

水戸・江戸→忍→高崎→三国峠→長岡→高田→新発田→米沢→山形→天童→庄内→秋田→大館→弘前→青森→松前→八戸→三戸→十和田→盛岡→北上川→一ノ関→石巻→仙台→白石→福島→会津若松→郡山→白河→日光→宇都宮→古河→真岡→水戸

  • 里見浩太朗がこの部から主題歌を担当した(横内正は第1部から)。
  • 水戸光圀が旅に出る際は「私は越後の縮緬問屋の隠居、光右衛門じゃ」と名乗るがこのシリーズではなんと本物の越後の縮緬問屋の隠居光右衛門(東野の二役)が第5話に登場する。本物は強欲でとかく評判が悪く、光圀は最初民衆から石を投げつけられたりと酷い目に合わされる。
  • 現在では第16・17話「北海の反乱」(前・後編)が再放送されていない。これは前編の本放送終了時に、サケと米の交換の比率が違う事、儀式や風習が全く違う事について札幌在住のアイヌ有志から北海道放送にクレームがつき、翌週の後編の放送中止を申し入れたためである。これに対して北海道放送側は後編の放送中におわびのテロップを入れることで解決した。CS放送・TBSチャンネルでの再放送ではこの配慮から「北海の反乱」(前・後編)は欠番である。なお、TBSチャンネルでは一度「水戸黄門 第4部」を欠番を除く全話一挙放送を行ったことがある(現在第4部以降のビデオ・DVD化は行われていない)。
  • 最終回で中山備前守(永田靖)が死去する。
  • 第7話で放送回数100回を記録している。
  • また、東野黄門独特の「かっかっか」という笑いはこのシリーズで完成した。
  • お新役の宮園純子がシリーズの最初と最後にしか登場しないのは、私生活で結婚した為。

[編集] 水戸黄門 第5部

1974年4月1日~1974年9月30日放映(全26話)

ストーリー

水戸老公の行列に直訴に出た安里姫から、城代家老のため危機に曝されている五島列島の福江藩の実情を知らされ、藩を救う為旅に出る。

行程

江戸→青梅→塩山→諏訪→松本→高山→富山→金沢→福井→宮津→福知山→京都→大阪→姫路→岡山→広島→松山→宇和島→今治→徳山→下関→福岡→唐津→佐賀→長崎→五島

  • この部は水戸黄門史上初めての片道道中。
  • 第11話「弥七の幽霊」で精神障害者に関するセリフが出てきたため、抗議を受けた。再放送ではそのセリフが出てくるシーンだけ取り除いて放送されるか、局によってはこの話は欠番である。
  • 1974年9月30日に放送された最終話は朝日放送においての同番組最終回である(翌年に腸捻転解消によって、朝日放送TBS系列からNET(1977年4月1日からテレビ朝日)系列にネットチェンジしたため)。
  • 最強の刺客と言われている、天津敏演ずる鉄羅漢玄竜が登場。
  • 第24話「二人の御老公」に光圀の旧友鍋島光茂役で森繁久彌が初の特別出演。ちなみに森繁は第1部で初代黄門を演じる予定だったが、東宝のスターであった森繁が東映の撮影所である京都太秦で黄門役を演じる事に東宝が難色を示し、結果的に東野英治郎が初代黄門に就任した。

[編集] 水戸黄門 第6部

1975年3月31日~1975年11月3日放映(全32話)

ストーリー

第5部の続きで、福江藩から水戸への帰り旅。

行程

鹿児島→宮崎→人吉→八代→熊本→山鹿→大分→小倉→福岡→隠岐→出雲→松江→鳥取→津山→倉敷→高松→松山→高知→徳島→和歌山→八尾→伊勢→尾張→浜松→金谷→甲府→箱根→鎌倉→木更津→成田→潮来→水戸

  • 西村晃佐野浅夫がゲスト出演している。西村晃の回は再放送では欠番であるが、佐野浅夫の回はそのまま放送されている。
  • 第1回放送日である1975年3月31日は毎日放送腸捻転解消によりNET系列からTBS系列にネットチェンジしたため、同局としては初回放送日である。
  • 由美かおるが初めてゲスト出演している。ちなみに、ご老公との入浴(混浴)シーンがある。

[編集] 水戸黄門 第7部

1976年5月24日~1977年1月10日放映(全34話)。

ストーリー

腰を痛めて湯治にいった光圀は、行方不明の父を捜しに北海道へ行く途中で人買いに騙されたという姉妹と出会い、北海道への旅に出る。

行程

水戸・白河→福島→仙台→石巻→花巻→盛岡→八戸→青森→松前→函館→弘前→大館→秋田→横手→酒田→鶴岡→天童→山形→米沢→会津→新発田→新潟→佐渡→高田→長野→松本→諏訪→飯田→上田→渋川→高崎→伊勢崎→宇都宮

  • お春(村地弘美)が準レギュラーとして第10話まで一行と旅をする。お春は最終回にも登場する。
  • 第12話「忘れてしまった仇討ち・大館」では大友柳太朗が別の役で出ている。役名は佐藤小四郎。
  • 第14話「八兵衛殿様五万石・横手」では高橋元太郎が二役を演じている。役名は松平忠正。またこの回で放送回数200回を記録している。
  • 第19話「最上紅花恋の唄・米沢」では山口いづみがゲスト出演している。役名はおたよ。
  • 第23話「地獄で聞いた佐渡おけさ・佐渡」では里見浩太朗が二役を演じている。役名は一太郎。
  • 第28話「ひょうろく玉の仇討ち・諏訪」では、東野の息子東野孝彦が出演している。役名は大熊小源太。
  • 第29話「花嫁になったお新・飯田」 では佐野浅夫がゲスト出演している。役名は文七。
  • 第33話「十七年目の泣き笑い・伊勢崎」では由美かおるがゲスト出演している。役名はおてる。

[編集] 水戸黄門 第8部

1977年7月18日~1978年1月30日放映(全29話)

ストーリー

薩摩藩の島津公夫人竹姫が男の子を出生した。竹姫は薩摩に嫁いだ将軍綱吉の娘。薩摩まで綱吉に代わってお祝いのため旅立つ。

行程

江戸→川崎→平塚→沼津→清水→駿府→掛川→吉田→岡崎→名古屋→桑名→松坂→伊勢→新宮→和歌山→橋本→奈良→堺→兵庫→洲本→高松→高知→大洲→宇和島→博多→中州→別府→宮崎→鹿児島

  • この部の目的地は第3部以来の薩摩藩だった。途中紀州では、御三家のひとつ紀伊徳川家紀州家の当主徳川光貞暗殺事件に巻き込まれた。
  • この頃は高度経済成長期だったためか、そのあおりでロケ場所の苦労が目立ち始めた。ロケ地に大きなセットを持ち込まなければならないケースが増え、那智の滝壺を再現する場合などは、東映太秦映画村の消防車を集めて毎秒何トンもの水を流したという。
  • 格さん演ずる横内正の最終シリーズである。

[編集] 水戸黄門 第9部

1978年8月7日~1979年2月5日放映(全27話)

ストーリー

久保田藩お家騒動解決の為秋田に旅立つ。

行程

水戸→いわき→相馬→福島→仙台→一ノ関→盛岡→三戸→弘前→秋田→酒田→新潟→長岡→高田→輪島→金沢→福井→五箇山→中津川→木曽福島→奈良井→諏訪→甲府→川越→館林→佐野→水戸

  • 格さん役は大和田伸也に。深雪は登場しないが、1話のセリフでは妻帯していることがわかる。
  • 第10部で助さんの妻となる秋田久保田藩家老の娘志乃役で山口いづみが登場。代わりにお新役の宮園純子が出産と育児の為、各シリーズ第1話と最終回のみ登場している(26部まで)。ただし、第9部には登場していない。
  • 志乃は10話「風雲久保田城・秋田」で一旦退場するが、助三郎を追って13話「黄門様の泥棒ごっこ・長岡」から再登場する。
  • 1978年に山口いづみを除くその他のキャストはテレビと同じキャスト、スタッフによる映画が作成された。
  • 5話「黄門様のそっくりさん・仙台」で東野英治郎が二役で出演している。役は大島屋利右衛門。悪徳商人役だった。
  • 8話「荒野の襲撃・三戸」で伊吹吾郎がゲスト出演している。役は林蔵。
  • 12話「二人いた弥七・新潟」で中谷一郎が二役で出演している。役は勇蔵。
  • 13話「黄門様の泥棒ごっこ・長岡」で光圀は大泥棒と間違えられ、悪乗りした光圀は太田の光右衛門と名乗っている。
  • 27話(最終回)でも伊吹吾郎がゲスト出演している。同時にこの回で歴代最高視聴率43.7%を記録している。
  • また同話にゲスト出演した五大路子大和田伸也が一目惚れして1980年に結婚した。

[編集] 水戸黄門 第10部

1979年8月13日~1980年2月11日放映(全26話)

ストーリー

ある公家江戸で公儀高家と悪徳商人と共に悪事を働いた。 朝廷幕府に溝が出来ることを恐れた将軍綱吉は、その後始末で光圀を京に旅立たせた。

行程

水戸・江戸→神奈川→小田原→箱根→沼津→駿府→袋井→新居→新城→岡崎→四日市→津→水口→草津→京→大津→彦根→大垣犬山多治見岩村→馬籠→高遠→韮崎→八王子→水戸

  • 最終回で助さんと志乃がめでたく結婚する。
  • 第24話で放送回数300回を記録している。

[編集] 水戸黄門 第11部

1980年8月18日~1981年2月9日放映(全26話)

ストーリー

出羽庄内藩の農民たちの窮状をお美代から聞いた光圀はお美代と共に鶴岡へ向かう。

行程

水戸→二本松→米沢→山形→新庄→鶴岡→本荘→男鹿→弘前→八戸→盛岡→宮古→陸前高田→仙台→会津→新発田→三条→与板→三国峠→行田→秩父→伊勢原→鎌倉→館山→佐倉→岩槻・水戸

  • 第1話 「蜜命おびた逃亡者」・第6話「奇祭・化け物まつりの対決」であおい輝彦が初のゲスト出演をしている(役は、浜中弥太郎)。
  • 第8話「泥棒を助けた黄門様」で西村晃がゲスト出演。再放送ではやはり欠番である。
  • 「ミス水戸黄門」が公募され、青森代表の清水久美子が全26話にわたって出演した。
  • また決戦に残った30人中24人が何らかの形で番組にゲスト出演している。(第1話ほか)
  • 第3話「悲願を賭けた砲術くらべ」で後に徳川綱吉を演じる長谷川哲夫がゲスト出演している。(役は、米沢藩上杉吉憲
  • 第7話「うっかり八兵衛お殿様」で高橋元太郎が二役を演じている。(役は、本荘藩六郷政晴
  • 第13話「陰謀暴いた俵牛」で大和田伸也が二役を演じている。(役は、西本源四郎)
  • 第16話「大当たり黄門様の大芝居」で山口いづみが別の役で出演している(役は、一座のお蝶太夫)。また一座の舞台では高橋元太郎光圀役を演じている。
  • 第22話「黄門様の子守唄」でも長谷川哲夫がゲスト出演している。(役は、旗本織部新一郎)
  • 第24話「弥七に似てた三度笠」で中谷一郎が二役を演じている。(役は、追分の半次)
  • 第25話「胸に悲願の裏切り者」で伊吹吾郎が格さんの親友役でゲスト出演している(役は、秋元多三郎)。また25話のワンシーンで当時の2代目格さん・大和田伸也、後の3代目格さん・伊吹吾郎の2ショットが実現している。

[編集] 水戸黄門 第12部

1981年8月31日~1982年3月1日放映(全27話)

ストーリー

光圀の息子・頼常と次期将軍候補の徳川綱豊との不仲説が囁かれ、その真相を解き明かす為高松藩へ旅立つ。

行程

水戸・江戸→八王子→府中→諏訪→木曽福島→郡上八幡→岐阜→米原→膳所→伏見→大阪→徳島→高松→丸亀→柳井→広島→岡山→龍野→姫路→峰山→山中→富山→善光寺→追分→富岡→宇都宮→江戸・水戸

  • 第1話~第13話までは助さんの妻、志乃(山口いづみ)が同行するが、第14回目~最終話は千鶴(伊藤和恵、現:伊藤かずえ)。伊藤はこれがデビュー作であった。
  • 放送期間中、マラソンが流行していたためか第1話の冒頭で西山荘~水戸城往復マラソンのシーンがあり、光圀も先頭をきって(演じる東野英治郎は当時72歳、少々無理がありそうだが)走っていた。
  • 第8話「にせ黄門様の鬼退治」で西村晃が偽光圀役で出演。これが2年後の光圀役起用につながった。この話も再放送では欠番。ちなみに2003年7月25日(金)に放送されたスーパーフライデー(当時の番組名)での水戸黄門スペシャルの特番で2代目・3代目の御老公役が決定するまでを紹介するコーナーがあり、第8話の一部分が放送された。

[編集] 水戸黄門 第13部

1982年10月18日~1983年4月11日放映(全26話)

ストーリー

尾張藩に憎しみをもつ一族の反乱を阻止し、尾張藩を元の穏やかな藩にする為奮戦する。

行程

水戸・江戸→小田原→箱根→三島→清水→島田→浜松→吉田→岡崎→尾張→伊賀上野→伊勢→高野→堺→津山→鳥取→大社→浜田→萩→博多→唐津→佐賀→久留米→熊本→延岡→鹿児島・水戸

  • 東野英治郎『水戸黄門』の最終シリーズ。
  • 弥七の甥の梟の左源太役で三浦浩一、由美役で白坂紀子が出演した。第10回のゲスト志垣太郎は番組撮影中に白坂に一目惚れし、結婚に至った。
  • 東野は足掛け14年、全381回にわたり光圀を演じていた。「この作品をライフワークにしよう」と言い続けていただけに心なしか淋しそうだった。降板の理由は高笑いが出来ず、「立ち回りがしんどい」と「体力が続かない」というもの。長年親しまれてきたせいか、視聴者からは「もうあんな黄門は見られなくなるのではないか」と危惧する声も聞かれた。また、大和田伸也扮する格さん、大友柳太郎扮する山野辺兵庫もこのシリーズで最後となる。
  • 9話岡崎では、3代目・佐野浅夫がゲスト出演。役名は喜平次。
  • 16話鳥取では伊吹吾朗がゲスト出演。役名は岡村忠伍(この回では珍しく「控えおろう」のシーンがなかった)。
  • 第20話「女桃太郎の鬼退治・博多」では由美かおるがゲスト出演。役名は桃太郎。入浴シーンも存在する。
  • 最終回では第1部でよく見られた「面が割れる」(=光圀を取り押さえた後取り調べたら印籠が出てきて正体が判り様相が一変というもの)が披露された。その時の光圀のセリフは「ばれましたか、フッフッフッ・・・」。

[編集] 2代目・西村晃

[編集] 水戸黄門 第14部

1983年10月31日~1984年7月9日(全37話)

ストーリー

南部藩のお世継ぎ騒動を解決する為に旅に出る。

行程

水戸・江戸→郡山→福島→白石→仙台→鳴子→花巻→盛岡→八戸→青森→弘前→大館→久保田→本庄→鶴岡→新庄→天童→米沢→会津→新発田→佐渡→長岡→高田→高岡→金沢→山中→勝山→長浜→信楽→名張→大阪→灘→姫路→赤穂→淡路島→徳島→高松

  • このシリーズから光圀役は西村晃、格さん役は伊吹吾朗に交代。独身の設定。また、原点回帰の意味もあってか、11年ぶりに山形勲演じる柳沢吉保が登場した。格さんの母・渥美多加役で高峰三枝子が特別出演。
  • 南部藩の家老の娘の由起が第25話まで、志乃が第8話から旅の供をする。
  • 第13話「恐怖!凶賊卍衆・久保田」では志乃のいとこである小野塚新九郎(和田浩治)とその妻・絹(本阿弥周子)が登場する。また同話で志乃の父小野塚兵衛と志乃の母が亡くなっていることも語られる。
  • 第14話「鬼と呼ばれた黄門様・本庄」では西村晃が二役を演じている。役は子吉屋利右衛門。利右衛門は強欲な雑穀商で利右衛門に間違えられた光圀は石をぶつけられる。
  • 第19話で放送回数400回を記録している。
  • 第20話「仇を討たれに来た男・新発田」では高松英郎がゲスト出演している。役は田島惣兵衛。
  • 第22話で光圀は「江戸の菓子屋の隠居光右衛門」と名乗った。

[編集] 水戸黄門 第15部

1985年1月28日~1985年10月21日放映(全39話)

ストーリー

14部の復路、柳沢の陰謀で危機に瀕した福岡藩の綾姫を助け、福岡を目指して旅立つ。

行程

高松・多度津→松山→伊予→大洲→宇和島→別府→阿蘇→熊本→長崎→唐津→福岡→小倉→山口→浜田→大竹→広島→熊野→福山→備中松山→米子→鳥取→三日月→篠山→宮津→小浜→敦賀→大垣→岐阜→中津川→木曽福島→諏訪→松本→小諸→松井田→高崎→岡部→熊谷→大宮→江戸・水戸

[編集] 水戸黄門 第16部

1986年4月28日~1987年1月19日放映(全39話)

ストーリー

若山(和歌山)の紀州家の騒動を解決する為、香織(鳥越マリ)と共に旅に出る。

行程

水戸→府中→箱根→沼津→藤枝→嶋田→岡崎→桑名→吉野→若山→大阪→京→膳所→彦根→宮津→鳥取→松江→大森→福井→大聖寺→金沢→糸魚川→長岡→新発田→鶴岡→亀田→久保田→弘前→盛岡→新庄→山形→仙台→白石→二本松→会津→白河→日光→小山→水戸

  • かげろうお銀(由美かおる)とその祖父・藤林無門(佐野浅夫)、煙の又平(せんだみつお)が登場。藤林無門は、第9話「闇を裂く忍びの死闘」と第10話「悪を断った鍾馗の舞い」に登場。「水戸黄門外伝かげろう忍法帖」にも同じ役で登場している。
  • 第9話のワンシーンで当時の2代目光圀・西村晃、後の3代目光圀・佐野浅夫、後の5代目光圀・里見浩太朗の3ショットが実現している。
  • かげろうお銀の登場により「入浴シーン」が登場。以降印籠と並ぶ定番シーンとなっていく。
  • 第24話「母恋し涙の角兵衛獅子」で光圀自らが悪者達に印籠を見せている。
  • 第32話「剣が知ってた暗殺の罠」で後に2代目山野辺兵庫を演じる高松英郎がゲスト出演している(役は、柴田玄斉)。
  • 邦楽監修を担当していた中本敏生はこのシリーズで降板。
  • 第36話「めざす敵は瓜二つ」で西村晃が二役を演じている(役は、茜屋・与平)。
  • 香織(鳥越マリ)は最終回の水戸まで光圀一行と旅をする。

[編集] 水戸黄門 第17部

1987年8月24日~1988年2月22日放映(全26話)

ストーリー

志摩鳥羽藩取り潰しを画策する柳沢の陰謀を粉砕する為に、黄門一行は鳥羽へ向けて旅立つ。

行程

水戸→八王子→甲府→諏訪→妻籠→岐阜→津→鳥羽→尾張→膳所→堺→徳島→琴平→高知→宇和島→松山→下関→浜田→広島→福山→竜野→姫路→明石→大阪→江戸

  • 第1話で又平が殉職。後任として柘植の飛猿(野村将希)がレギュラー。このシリーズを最後に2話完結のストーリーは作られなくなった。
  • 助さん演ずる里見浩太朗の最終シリーズである(第3部から17年間457回の出演だった)。また、志乃演ずる山口いづみもこのシリーズが最後(第9部から8年間106回の出演だった)。
  • 柘植の飛猿の登場により一般に知られている「入浴シーン」が確立された(※そのパターンとは、お銀が入浴→それを見た悪人が混浴したさにお銀のいる湯屋に近づき→混浴しようかという所で・・・→お銀が悪人にお湯をかけて(もちろん忍術)パニックに落としいれ→悪人が逃げ回っている所に飛猿登場!→空手技で悪人を失神させて終わりというもの、ちなみにオチは飛猿を見たお銀が「飛猿、遅すぎるよ~」とたしなめる(?)である)。
  • 第4話で放送回数500回を記録している。

[編集] 水戸黄門 第18部

1988年9月12日~1989年5月1日放映(全33話)

ストーリー

清国が関わった平戸藩の内紛を解決する為、旅に出る。

行程

水戸→佐倉→粕壁→小山→宇都宮→佐野→高崎→追分→諏訪→木曽福島→犬山→彦根→敦賀→小浜→博多→唐津→平戸→長崎→島原→熊本→久留米→小倉→京→水口→鳴海→豊川→掛川→清水→三島→箱根→鎌倉→川崎→江戸

  • このシリーズより助さん役にあおい輝彦が起用される。独身の設定。
  • 水戸黄門らの道中に同道する清国使節団の侍女、麗花役を台湾高雄市出身の歌手娃娃(現・愛鈴)が演じた(1-17話)。
  • 第9部以来久々に大量の新BGMが追加され、黄門一行を襲う天竺屋一味の暗躍シーンや戦闘シーンに多用されている。
  • 第10話「仇討ち木曽節仁義」で伊吹吾朗が二役を演じている(役は馬橋の佐太郎)。
  • 第19話「幸せ運んだ子守唄」で格さんが印籠をかざすシーンでアップ用ではなく薬入れ用の印籠を出している。 

[編集] 水戸黄門 第19部

1989年9月25日~1990年4月16日放映(全29話)

ストーリー

庄内藩お世継ぎ騒動を解決する為旅立つ。

行程

水戸→岩城→棚倉→三春→中村→仙台→尾花沢→新庄→鶴岡→本荘→盛岡→一関→天童→米沢→新発田→佐渡→輪島→大聖寺→郡上八幡→高山→富山→高田→飯山→善光寺→松本→小諸→深谷→川越→江戸

  • 今シリーズから2代目山野辺兵庫役の高松英郎が登場した。

[編集] 水戸黄門 第20部

1990年10月22日~1991年10月7日放映(全48話)

ストーリー

光圀の実子である高松藩松平頼常が、参勤交代に出府して来ないという大事が起きる。表向きの理由は病気。頼常の病気騒動には何か裏があると確信した光圀は、将軍綱吉の許しを得て高松へ向けて旅立つ。

行程

水戸→甲府→駿府→島田→浜松→吉田→桑名→京→大阪→姫路→高松→徳島→高知→松山→小倉→福岡→唐津→嬉野→長崎→八代→人吉→鹿児島→宮崎→別府→中津→萩→広島→松江→鳥取→岡山→宮津→福井→金沢→富山→松本→高田→長岡→酒田→久保田→弘前→八戸→盛岡→一関→山形→福島→会津→日光→江戸

  • 柳沢吉保に代わる光圀のライバル・堀田備前守(永井秀明)が登場。
  • 19部終了から20部開始までの間に、格さんの母・多加役の高峰三枝子が逝去(1990年5月27日没)した為、格さんが旅に出ている間に多加も死亡した設定となり、第1話でその事が描かれた。
  • 20部を記念して、北海道と沖縄を除く全都府県を回り、各都府県出身者(福岡武田鉄矢高知西川きよし間寛平大阪オール阪神・巨人八代八代亜紀長岡小林幸子酒田ケーシー高峰等)をご当地タレントとしてゲスト出演させた。
  • 細川直美を孫・綾姫として登場させたり、西村知美(山口県)や田村英里子(茨城県)を道中の小町娘として登場させる等、アイドルを出演させる事で若者層の取り込みを狙ったと見られる。
  • ミス水戸黄門が公募され、各局代表のミスがご当地出演をした。
  • 第3話「情けが仇のとろろ汁」であおい輝彦が二役を演じている(役は豊岡藩京極高永)。
  • 第39話「八兵衛そっくりお殿様」で高橋元太郎が二役を演じている(役は久保田藩佐竹義格)。
  • 第47話「嘘を承知の偽黄門」では、西村晃のスケジュールの都合で光圀と助さん・格さんの絡みが一切無い。その為クライマックスでは、助さんと格さんが偽黄門(小松政夫)を仕立て、彼を利用して「控えおろう」と悪人を平伏させる異色の展開となった。
  • 第1部から同番組の編集を担当していた河合勝巳氏が第46話の作業終了後に逝去(担当回数630回)。
  • 第16話で放送回数600回を記録している。

[編集] 水戸黄門 第21部

1992年4月6日~11月9日放映(全32話)

ストーリー

岡崎藩のお世継ぎ騒動の解決の為旅に出る。

行程

水戸・岡崎→高山→小浜→米子→三次→浜田→津和野→長府→杵築→日田→阿蘇→人吉→延岡→宇和島→大洲→今治→丸亀→備中松山→龍野→福知山→伊丹→彦根→敦賀→金沢→糸魚川→善光寺→奈良井→諏訪→高崎→行田→岩槻→江戸

  • 初回は初の2時間スペシャル。水戸から今シリーズの目的地・岡崎まで、一気に突っ走った。内容も盛りだくさんだった。
  • 今シリーズのテーマは「名湯と名産を津々浦々に尋ねる漫遊記」なので毎回、かげろうお銀の入浴シーンが登場する。
  • 佐野浅夫が偽黄門役でゲスト出演。次シリーズから光圀役を務める。
  • このシリーズ限りで光圀役の西村晃が降板した。降板の理由は「体力が続かない」事と最愛の妻を亡くした事。西村は第14部から9年、283回の世直し旅を演じた(最後の立ち回りのシーンは目が涙目になっていた)。
  • また、第1部から番組制作に携わってきた西村俊一プロデューサーもこのシリーズを最後に降りた。
  • 第2話「陰謀暴いた風車」で中谷一郎が二役を演じている(役は漆器職人)。
  • 第7話「目ざす敵は瓜二つ」で伊吹吾朗が二役を演じている(役は津和野藩亀井茲親)。
  • 第30話 「帰らぬ夫は凶状持ち」であおい輝彦が二役を演じている(役は物産問屋の主)。

[編集] 3代目・佐野浅夫

[編集] 水戸黄門 第22部

1993年5月17日~1994年1月24日放映(全36話)

ストーリー

将軍家跡目争いを巡る陰謀を粉砕する為に、和歌山に旅立つ。

行程

水戸→佐倉→箱根→藤枝→島田→浜松→岡崎→桑名→新宮→和歌山→大阪→徳島→高知→松山→広島→別府→鹿児島→島原→長崎→小倉→萩→出雲→岡山→姫路→鳥取→豊岡→大聖寺→輪島→高田→佐渡→新発田→会津→白河→日光→宇都宮→江戸

  • このシリーズから光圀役は佐野浅夫に交代したが、他のレギュラー陣の顔ぶれは不動。
  • 第36話で放送回数700回を記録している。

[編集] 水戸黄門 第23部

1994年8月1日~1995年5月15日放映(全40話)

ストーリー

加賀百万石のお家騒動を解決する為に金沢に向かう。

行程

水戸→大宮→熊谷→安中→追分→小諸→上田→善光寺→糸魚川→田鶴浜→金沢→山中→福井→敦賀→小浜→宮津→津山→米子→松江→浜田→津和野→萩→下関→福岡→佐賀→山鹿→人吉→延岡→宇和島→今治→丸亀→兵庫→京→信楽→彦根→岐阜→妻籠→甲府→府中→江戸

  • 前作終盤で弥七役の中谷一郎が病に倒れた為、シリーズで初めて弥七不在のまま物語がスタート。中谷は本作終盤の34話にてようやく復帰した。
  • 第31話「格さんは夫の敵」で伊吹吾朗が二役を演じている(役は、とある妻の夫の仇)。

[編集] 水戸黄門 第24部

1995年9月11日~1996年6月10日放映(全37話)

ストーリー

薩摩藩のお家騒動を解決する為に旅立つ。

行程

水戸・江戸→箱根→駿府→岡崎→桑名→大阪→姫路→岡山→徳島→高知→松山→別府→高鍋→鹿児島→熊本→島原→小倉→柳井→広島→出雲→鳥取→敦賀→大聖寺→高岡→松本→韮崎→米沢→長岡→鶴岡→秋田→弘前→盛岡→仙台→福島→三春→佐野→江戸

  • 薩摩藩の家老の娘である伊織靜香(伊織靜香)が第14話「波瀾万丈!薩摩の対決・鹿児島」まで旅を共にする。なお演じる伊織靜香はこれがデビュー作であった。
  • このシリーズの13本の撮影を残して、1995年12月9日に番組の生みの親である逸見稔プロデューサーが急逝した。
  • 6話「お髭を染めた黄門さま・大坂」で佐野浅夫が二役を演じている。役は河内屋吉右衛門という塩昆布屋。
  • 27話「一陽来複米沢の春」の2時間スペシャルで、里見浩太朗横内正山口いづみの歴代レギュラーがゲスト出演している。
  • 水戸黄門外伝 かげろう忍法帖に出演していた名張の翔を演ずる京本政樹が同じ役で3回ゲスト主演している(第3話・第7話・第34話)。なお名張の翔が登場する回には風車の弥七が登場しない。

[編集] 水戸黄門 第25部

1996年12月9日~1997年10月27日放映(全43話)

ストーリー

醤油作りの見学の為に高松藩を目的地として旅立つ。

行程

江戸・銚子→君津→鎌倉→三島→掛川→吉田→四日市→鳥羽→吉野→岸和田→洲本→鳴門→高松→岡山→尾道→中津→久留米→唐津→山口→大田→鹿野→出石→小松→富山→高山→飯田→高田→新潟→酒田→本荘→十和田→八戸→角館→花巻→石巻→新庄→上山→二本松→会津→白河→塩原→結城→江戸・水戸

  • 全43話で第20部に次いで長い旅となった。
  • このシリーズの特徴は、助さん(あおい輝彦)以外のレギュラーの主役話がある。
  • 第23話で放送回数800回を記録している。
  • 第19部から登場していた2代目山野辺兵庫演じる高松英郎の最終シリーズである。

[編集] 水戸黄門 第26部

1998年2月9日~1998年8月17日放映(全26話)

ストーリー

伊賀での争い事を解決する為、旅に出る。

行程

伊賀上野→高野→堺→三次→広島→徳山→豊後高田→佐伯→高千穂→延岡→霧島→鹿児島→人吉→宇土→伊万里→大宰府→長府→津和野→玉造→倉吉→福知山→姫路→京都→関→諏訪→足利・水戸

  • 第26部は長年のフィルム撮影からビデオ撮影に移行になった。
  • 第3部から登場していた霞のお新演じる宮園純子はこのシリーズが最後である。

[編集] 水戸黄門 第27部

1999年3月22日~1999年10月18日放映(全30話)

ストーリー

光圀の弟の娘、沙耶の婿を見定める為に盛岡へ旅立つ。

行程

水戸・岩城→相馬→白石→仙台→山形→天童→尾花沢→横手→盛岡→浄法寺→八戸→青森→黒石→大館→男鹿→久保田→象潟→鶴岡→村上→新津→与板→柏崎→飯山→松代→松本→追分→松井田→伊勢崎→行田→江戸

  • 第1部から出演してきた風車の弥七役の中谷一郎が体調不良の為、このシリーズ限りで降板。第19話『二人の御隠居』が事実上最後の出演作品となった。
  • 第18話の鶴岡で佐野浅夫が演じる黄門シリーズが200回になった。

[編集] 水戸黄門 第28部

2000年3月6日~2000年11月20日放映(全34話)

ストーリー

東海道五十三次の制定からおよそ100年。日本の大動脈を大掃除する為東海道を旅する。

行程

品川→小田原→箱根→江尻・駿府→島田→掛川→袋井→浜松→新居→吉田→岡崎→鳴海→桑名→名張→信楽→草津→京→枚方→守口→大阪→淡路→兵庫→姫路→赤穂→岡山→矢掛→福山→三原→広島→宮島→岩国→防府→赤間関→博多

  • 佐野黄門最終シリーズ(佐野は光圀役を8年近く演じ、出演回数246回であった)。オープニングは助さん役のあおい輝彦が歌う1番にのせてキャスト紹介のみとなり、スタッフ紹介はエンディングの出立シーンにクレジットされるようになる。
  • あおい輝彦が収録中に体調を崩して休演した為、第2部以来30年ぶりに助さんの登場しないエピソードが製作される。
  • このシリーズの第13話で889回目を達成し、連続時代劇放送回数としては日本一となっている(それ以前の連続時代劇放送回数日本一は大川橋蔵シリーズの『銭形平次』が放送回数が888回であった)。
  • 第24話で放送回数900回となり、初代格さんである横内正赤穂藩家老大石内蔵助役でゲスト出演した。塩の製法を盗もうと吉良家の隠密(舟木一夫)が赤穂に潜入するという、『忠臣蔵』を意識させるストーリーだった。
  • 本シリーズより中尾幸男プロデューサーが参加した事によるものか「リストラをぶっ飛ばせ!」など、異色のサブタイトルが散見された。

[編集] 4代目・石坂浩二

  • 視聴率低迷と騒がれた佐野黄門時代を一新する意図で登板となる(その原因はキャストの平均年齢が高くなったからと言われている)。文化人的側面を持つ石坂らしい「史実に基づいた」という主張を呑んでのスタートであったが、180°に近い転換は視聴者だけでなく、現場にも大きな混乱を招いた。結局、石坂の体調不良により2部48話で降板となるが、後に『太秦には二度と行かない』と石坂が発言するなど、非常に後味の悪いものとなった。
  • ただ、このシリーズによって旧来の弊風が払われたのも事実であるし、皮肉ではあるが、5代目里見浩太朗の登板と彼を中心とした演出の強化に大きな影響をもたらした。

[編集] 水戸黄門 第29部

2001年4月2日~2001年9月17日放映(全25話)

ストーリー

水戸で隠居生活をしていた光圀は、「大日本史」編集の為、諸国漫遊の旅に出る。

行程

江戸→水戸→潮来→太田→甲府→高崎→伊勢→奈良→龍野→湊川→松江→小浜→大聖寺→井波→高山→松本→高遠→善光寺→高田→柏崎→新潟→新発田→会津→白河→江戸・水戸

  • レギュラーのキャラクター(出演者)がほとんど(由美かおる以外)交代し、光圀役の石坂浩二の「史実に基づいた光圀を演じたい」との意向により、トレードマークの白髭がなくなった(ただし、違和感があるとして論争が起こり、結果として最終話よりひげをつける様になった)。唯一残留した由美かおるの役名が疾風のお娟に変わり(この時点ではキャラ的にも、それまでとは別物)、忍び装束も男物に。
  • 第1話では光圀が隠居するまでが描かれ、第4話までは水戸での隠居生活が描かれていた。
  • 最終話で光圀はひげを生やした。
  • 29部~31部で格さんを演じた山田純大は、初代助さんを演じた杉良太郎の子息であり親子2代の助演である。
  • 28部までは助さん・格さん役の俳優が歌っていた主題歌「ああ人生に涙あり」は、御三家西郷輝彦橋幸夫舟木一夫G3Kとして歌った。
  • OPタイトルバックを市川崑が手がけた。タイトル構成もそれまでの三葉葵のアップから、出演俳優等の実写映像を交えたものに変わり、出演者やスタッフの名前等も横書きとなった。

[編集] 水戸黄門 第30部

2002年1月7日~2002年7月1日放映(全25話)

ストーリー

光圀は尾張大納言光友から、朝廷から日光東照宮への使いをする例幣使に悪い噂がある事を聞き、真相を確かめる為、日光へ旅立つ。

行程

水戸・日光→足利→喜連川→松島→遠野→盛岡→津軽→陸奥十三湊→久保田→酒田→敦賀→京→天橋立→和歌山→堺→大阪→倉敷→下津井→津和野→唐津→長崎→高千穂→湯布院→松山→高松

  • 光圀の石坂浩二が体調不良で途中降板したため、第24話、第25話には光圀は登場しない。その他、格さんの登場しない第21話、石坂浩二が脚本を書いた第19話など、シリーズ中、異色エピソードの多い作品。
  • 第19話ではおるい、第21話、第22話では助さん、第24話では何と松尾芭蕉佐川満男)が印籠を出している。
  • おるい、素破の次郎坊、せん、みつ、ひではこのシリーズ限りである。
  • お娟の忍び装束がお銀時代のものに戻り、それに伴ってキャラもお銀のそれに戻っている。
  • 石坂黄門最終シリーズ(石坂は合計48回のみの出演だった)。

[編集] 5代目・里見浩太朗

[編集] 水戸黄門 第31部

2002年10月14日~2003年3月24日(全22話)

ストーリー

幕府の財政改革の手がかりを探す為、天下の金が集まる大坂(大阪)を目指し旅立つ。

行程

水戸・江戸→箱根→江尻→掛川→浜松→吉田→宮→桑名→伊賀上野→大和→大阪→兵庫→明石→姫路→龍野→岡山→備中松山→福山→三原→三次→広島→下関・博多

  • 光圀役は里見浩太朗に交代し、新レギュラーに八重(岩崎加根子)、風の鬼若(照英)、アキ(斉藤晶)が加わった。第25部以来6年ぶりに水戸藩付家老の山野辺兵庫丹波哲郎)が登場した。
  • タイトルがそれまでの三葉葵のアップと縦書きのスタッフ・出演者名に戻ったが、CG作成に変わった。
  • 助さん格さん演ずる岸本祐二、山田純大の最終シリーズである。
  • 22話には公儀隠密役で氷川きよしが出演、歌も歌った。

[編集] 水戸黄門 第32部

2003年7月28日~2003年12月8日(全17話)

ストーリー

加賀藩の世継ぎ問題を解決する為旅に出る。

行程

江戸→安中→小諸→諏訪→妻籠→高山→高岡→金沢→輪島→鶴岡→山形→仙台→白石→二本松→三春→白河→岩城・水戸

  • 佐々木助三郎役は原田龍二、渥美格之進役は合田雅吏になり、カタブツの性格は再び格さんになった。
  • 第11話には、松平忠雅役としてレーシングドライバーの片山右京がゲスト出演した。
  • 第3話のモブシーンで、レイザーラモンがゲスト出演している。
  • 第8話には2時間スペシャルで放送している。

[編集] 水戸黄門1000回記念3時間スペシャル

2003年12月15日放映

ストーリー

江戸で旗本と町衆の喧嘩を調停した光圀は、薩摩藩の不正を究明するため旅立つ。

[編集] 水戸黄門 第33部

2004年4月12日~2004年9月20日放映(全22話)

ストーリー

幕府転覆を企む西海屋の野望を阻止する為鳥取へ旅立つ。

行程

水戸・駿府→御油→有松→津→亀山→伊賀→大和郡山→淡路→高知→宇和島→岩国→萩→出雲→米子→鳥取→出石→山中→八尾→長岡→佐渡→村上→江戸

  • この第33部から三波豊和演じるよろず屋の千太がレギュラーに入った(うっかり八兵衛以来の男性コメディーリリーフである)。
  • また、主題歌を原田龍二合田雅吏が歌った。助さん・格さん役の俳優が主題歌を担当するのは第28部以来。第34部からも引き続き使用される。
  • 21部より編集・河合勝巳氏の後を継いだ夫人の河合和子氏が本部最終回で降板(担当回数390回)。
  • 最終回は2時間スペシャルで放送した。

[編集] 水戸黄門 第34部

2005年1月10日~2005年6月6日放映(全20話)

ストーリー

助さんが仙台藩江戸屋敷組頭の坂口主水の妹・美加(瀬戸早妃)と見合いをすることになったが、美加は見合いの席に現れなかった。仙台藩では側用人・大沼軍太夫の陰謀で世継ぎ騒動となったことを知った光圀は解決するために旅立つ。

行程

水戸・江戸→岩城→相馬→仙台→石巻→陸前高田→遠野→花巻→盛岡→花輪→弘前→松前→久保田→大曲→新庄→酒田→天童→会津→三春→宇都宮・江戸

  • 八重が水戸に残り、光圀、助さん、格さん、お娟、千太、鬼若、アキの7人で旅をする。第7部以来29年ぶりに北海道にも足を延ばす。助さんの母・静枝(池内淳子)が登場。第1話では珍しく光圀自ら印籠を出している。
  • 仙台藩江戸屋敷組頭の坂口主水の妹・美加役だった瀬戸早妃がこのシリーズから準レギュラーになる。「シリーズに一回か二回くらいの出演」とのこと。ちなみに瀬戸は仙台市出身である。
  • 第19話「浪花女は銭の神様・三春」では里見浩太朗が二役を演じている。役は米問屋の若旦那・梅次郎。

[編集] 水戸黄門 第35部

2005年10月10日~2006年3月13日放映(全20話)

ストーリー

高松藩を治める光圀の子、頼常松村雄基)に謀叛の疑いがあるとの噂を耳にした光圀は、その真偽を確かめる為高松藩へ旅立つ。その道中、徳川家を恨む闇の布袋(遠藤太津朗)の一味の魔の手が一行を襲う。

行程

水戸・江戸・高松→徳島→高知→道後→大分→日田→八女→佐賀→長崎→柳川→熊本→八代→人吉→鹿児島→飫肥→延岡→阿蘇→佐伯→中津→福岡

  • 初回は2時間スペシャル、最終回ナショナル劇場の50周年を記念しての2時間スペシャル(放送枠は2時間5分)。
  • 徳川幕府に深い恨みを抱く、百歳を越える謎の怪人・闇の布袋と、その手下の美人くノ一・北斗の桔梗(原史奈)が登場。光圀の命を奪おうと、旅先で付け狙う。
  • 2006年1月23日放送で印籠シーンが登場したのは午後8時56分と歴代最遅。これは放送開始直前に堀江貴文ライブドア社長(当時)が逮捕されたニュースを速報で伝えていたため放送開始が10分遅れたことによる。
  • 第14話「仇が教えた命の重さ」で伊吹吾朗が医師・網野役でゲスト出演している。
  • 第18話「脱藩者は老公に瓜二つ」で里見浩太朗が二役を演じている(役は、浪人・相良)。
  • よろず屋の千太演じる三波豊和の最終シリーズである。
  • 31部より登場していた山野辺兵庫役の丹波哲郎が36部の放送中に亡くなった為、このシリーズが事実上最終シリーズとなった。

[編集] 水戸黄門 第36部

2006年7月24日~2006年12月18日放映(全20話)

ストーリー

光圀の姉で金沢にいる明芳院(淡島千景)から孫・利久と、京都所司代の娘・菊姫の婚礼が行われるという知らせが届き、それに出席する為、旅に出る。

行程

水戸・日光→高崎→善光寺→糸魚川→富山→輪島→金沢→福井→小浜→天橋立→鳥取→出雲→萩→津和野→徳山→宮島→岡山→三木→高野山→京

  • このシリーズから、おけらの新助(松井天斗)がレギュラーに加わる(第10話の天橋立から登場)。
  • 第1話で静枝役の池内淳子が日光までお供をする。

[編集] 水戸黄門 第37部

2007年4月9日~2007年9月17日(予定)放映(全23話(予定))

ストーリー

光圀の元に瀕死の侍が担ぎ込まれる。男は将軍綱吉(堤大二郎)に御落胤がいると話す。一行は御落胤騒動の本拠地・館林へ赴き、騒動終結後、事件の原因となった高田へ向けて旅に出る。

行程

水戸・館林~前橋~松井田~

  • このシリーズから8年ぶりに風車の弥七が復活。兼ねてより出演を要請していた内藤剛志が快諾し、2代目弥七を演じる事となった(6月18日放送分(予定)から出演)。
  • 31部から登場していた風の鬼若演じる照英の最終シリーズになる(6月11日放送分(予定)まで出演)。
  • OPタイトルバックが三葉葵のアップから西山荘の映像に変わった。
  • 最終回は2時間スペシャルが放送される予定。

[編集] 出演者

[編集] 主要キャスト

[編集] 主要キャストの関係者

  • 渥美(旧姓:沢田)深雪:岩井友見(1~4、6部)
  • 野ぶすまの仁平:市川小太夫(3部)
  • 三木仁兵衛:加賀邦男(9部)
  • 小野塚兵衛(志乃の父):水島道太郎(9部)  
  • 小野塚新九郎(志乃の従兄弟):和田浩治(14部) 
  • 小野塚絹(新九郎の妻):本阿弥周子(14部)
  • 小野塚八郎:森次晃嗣(16部)
  • お滝:江東美紀(14部) 
  • 喜八:栗田芳廣(16部)
  • あけみ:友直子(16部)
  • 喜平次:小林昭二(16部)
  • 藤林無門(お銀の祖父):佐野浅夫(16部)
  • 渥美多加:高峰三枝子(14部、18部)
  • 三方屋清左衛門:米倉斉加年(29部) 
  • 若杉権之丞:入川保則(30部)
  • お梅(弥七の娘):馬渕英里何(1000回記念スペシャル)
  • 鳴神の夜叉王丸(アキの叔父):山口馬木也(31部~)
  • 柘植の幻斎(アキの祖父):天本英世(3部)、本郷功次郎(31部)、寺田農(33部)
  • およう(アキの母): 古柴香織(31部)、有沢妃呂子(33部)
  • 佐々木静枝:池内淳子(34部~)
  • 美加:瀬戸早妃(34部~)
  • 明芳院(綱紀の母で光圀の姉):淡島千景(32部、36部)
  • 権太(おけらの新助の父):魁三太郎(36部)
  • おかつ(おけらの新助の母):重田千穂子(36部)
  • 安五郎(おけらの新助の家の居候):桜金造(36部)

[編集] 水戸藩関係

[編集] 幕府関係

[編集] 高松藩

[編集] 尾張藩

[編集] 紀州藩

[編集] 会津藩


[編集] 富山藩

[編集] 加賀藩

[編集] 大聖寺藩

[編集] 甲府藩

  • 徳川家宣花柳錦之輔(29部)、岡本竜汰(ナショナル劇場50周年記念スペシャル)
  • 茜:酒井美紀(ナショナル劇場50周年記念スペシャル)
  • 新田正信:沼田爆(ナショナル劇場50周年記念スペシャル) 
  • 水城仙右衛門:長谷川哲夫(ナショナル劇場50周年記念スペシャル) 
  • 新井白石勝呂誉(ナショナル劇場50周年記念スペシャル)

[編集] 弘前藩

[編集] 八戸藩

[編集] 盛岡藩

[編集] 久保田藩

[編集] 本荘藩

[編集] 新庄藩

  • 大蔵三左衛門:永田光男(14部)

[編集] 庄内藩

[編集] 仙台藩

  • 伊達綱村:武周暢(11部)、武内亨(20部)
  • 伊達宗実:波田久夫(16部)
  • 浅岡の局:楠田薫(9部)
  • 加曽我部主計:佐藤仁哉(9部)
  • 野中作左衛門:志摩靖彦(14部)
  • 今中作右衛門:中丸忠雄(20部)
  • 今中妙:永光基乃(20部)
  • 古川織部:青山良彦(20部)
  • 藤波頼母:中島久之(24部)
  • 藤波萩乃:三浦リカ(24部)
  • 小暮喜内:穂高稔(24部)
  • 田村兵部:波田久夫(24部)
  • 坂口主水:尾崎右宗(34部)
  • 坂口美加:瀬戸早妃(34部)
  • 葛城市之進:飯田基祐(34部)
  • 伊東孫兵衛:中野誠也(34部)
  • 雪路:竹内都子(34部)

[編集] 米沢藩

[編集] 相馬中村藩

[編集] 福島藩

[編集] 二本松藩

  • 内藤四郎兵衛:溝田繁(14部)

[編集] 守山藩

[編集] 磐城平藩

[編集] 新発田藩

[編集] 越後長岡藩

[編集] 与板藩

[編集] 高田藩

  • 稲葉正通:佐伯徹(4部)、武内亨(22部)、下塚誠(25部)
  • 大隈帯刀:宇佐見淳(4部)
  • 長野帯刀:安井昌治(9部)
  • お梶:藤村志保(9部)
  • お加代:島村佳江(9部)
  • 矢部源九郎:倉石功(9部)
  • 萩原喜兵衛:佐藤英夫(22部)
  • 秋月庄太郎:浜畑賢一(25部)
  • 園部新吾:神野登喜雄(25部)
  • 園部綾:麻乃佳世(25部)

[編集] 越前勝山藩

[編集] 松代藩

  • 千代:森永明日夏(27部)
  • 殿村三郎:前田耕陽(27部)
  • 殿村久枝:河原崎有稀(27部)
  • 井沢清助:入江毅(27部)
  • 井沢早苗:桜井明美(27部)

[編集] 上田藩

[編集] 松本藩

[編集] 諏訪藩

[編集] 高遠藩

[編集] 高崎藩

[編集] 忍藩

[編集] 宇都宮藩

[編集] 小田原藩

[編集] 掛川藩

[編集] 岡崎藩

[編集] 鳥羽藩

[編集] 小浜藩

  • 田坂忠兵衛:中村敦夫(14部)
  • 鵜島多三郎:森田健作(14部)
  • 鵜島伝八郎:永野辰弥(14部)
  • 鵜島美里:長尾深雪(14部)
  • 春日井小太郎:四方堂亘(18部)

[編集] 彦根藩

[編集] 京都所司代

[編集] 姫路藩

[編集] 赤穂藩

[編集] 岡山藩

[編集] 備中松山藩

[編集] 鳥取藩

  • 池田綱清:宗方勝巳(13部)、平井昌一(22部)、水上保広(24部)、江藤潤(33部)
  • 池田鈴:辻えりか(33部)
  • 関田作左衛門:樋浦勉(33部)
  • 日野隼人:土屋嘉男(13部)
  • 原田重兵衛:本郷功次郎(24部)
  • 原田加奈:新島弥生(24部)
  • 吉田忠右衛門:有川正治(24部)
  • 岡村忠伍:伊吹吾郎(13部)
  • 岡村ゆき:島村佳江(13部)
  • 岡村ふさ:萬代峰子(13部)
  • 河野三平:北村総一朗(13部)
  • 池田新三郎:竹本孝之(24部)
  • 高岡平八郎:平井真軌(33部)
  • 高岡綾乃:麻乃佳世(33部)

[編集] 徳島藩

[編集] 宇和島藩

  • 伊達宗贇:伊庭剛(23部)
  • 伊達鶴:長谷川真弓(17部)
  • 伊達松:瀬戸早妃(33部)
  • おゆき:菅野みずき(33部)
  • 中井市之丞:伊吹吾郎(8部)
  • 有馬正右:宗方勝巳(8部)
  • 岡村頼母:久米明(15部)
  • 岡村加代:島村佳江(15部)
  • 前原総一郎:小野武彦(15部)
  • 柿内佐内:鈴木瑞穂(17部)
  • おつぎ:真木洋子(17部)
  • 千春:長谷川真弓(17部)
  • 楓:中村千鶴(33部)

[編集] 広島藩

[編集] 徳山藩

[編集] 長州藩

[編集] 福岡藩

[編集] 中津藩

[編集] 臼杵藩

[編集] 唐津藩

[編集] 佐賀藩

[編集] 平戸藩

[編集] 久留米藩

  • 平山三郎兵衛:志摩靖彦(13部)

[編集] 熊本藩

[編集] 延岡藩

  • 榊原外記:江並隆(13部)

[編集] 薩摩藩

[編集] 佐土原藩

[編集] 譜代大名

[編集] 外様大名

[編集]

[編集] 清国使節団

  • 麗花(お梅):娃娃(18部)
  • 彩慶:マリアン(18部)

[編集] その他歴史上の人物

[編集] ご旅の華

  • お春:村地弘美(7部)
  • 松前屋太兵衛:増田順司(7部)
  • お秋:松原智恵子(7部)
  • 義助:柳谷寛(11部)
  • 梟の左源太:三浦浩一(13部)
  • 由美:白坂紀子(13部)
  • 柴田由起:片山由香(14部)
  • 千鶴:安永亜衣(19部)
  • お鈴:山下志麻(20部)
  • 長左衛門:塚本信夫(20部)
  • おとよ:鮎川十糸子(20部)
  • お菊:藁谷友紀(20部)
  • 伊兵衛:早川保(20部)
  • お京:横田優花(20部)
  • おはま:泉晶子(20部)
  • お蝶:村田知栄子(20部)
  • 百合:中野みゆき(22部)
  • 音羽の小弥太:石野太呂字(22部)
  • 寛坊:西尾塁(22部)
  • 香織:古柴香織(23部)
  • 源吾:横田凌祐(30部)
  • 良助:西田篤史(30部)
  • お菊:岡本舞(30部)
  • 松本昇山:ベンガル(30部)
  • お雪:加賀まりこ(30部)
  • 源左衛門:峰岸徹(30部)
  • 茜:酒井美紀(ナショナル劇場50周年記念スペシャル)

[編集] ご老公を取り巻く悪者たち

[編集] 偽黄門一行

[編集] スタッフ

  • 製作: C.A.L
  • 制作協力:東映
  • 企画:逸見稔
  • チーフプロデューサー:中尾幸男
  • プロデューサー:藤田知久、樋口祐三、進道盛延、西村俊一
  • 原案:葉村彰子
  • 音楽:木下忠司
  • 脚本:葉村彰子、宮川一郎、大西信行、岡本さとる、吉本昌弘、大西信行、芦沢俊郎、櫻井康裕、大久保昌一良
  • 監督:山内鉄也(第1部~第28部)、矢田清巳(第16部~)、高倉祐二(第17部~第30部)、金鐘守(第24部~)、井上泰治(第22部~)、内出好吉(第1部~13部)、居川靖彦(第6部~第16部)、倉田準二(第7部~第16部)
  • ナレーション:芥川隆行(1~19部)、杉山真太郎(20~24部)、柴田秀勝(25~27部)、鈴木史朗(28部~)

[編集] 主題歌

「あゝ人生に涙あり」 作詞・山上路夫 作詞・木下忠司

[編集]

  • 第1部~第3部のオープニング主題歌については初放送時には収録されていたが、再放送時には当時の放送時間の都合で、オープニングが短く編集されており主題歌は収録されていない。なお杉良太郎・横内正バージョンのオープニング主題歌 はDVDソフト・VHSソフト(第2部・25話)及び水戸黄門サウンドトラックのディスク1・歴代主題歌集に収録されている。(サウンドトラックについてはCDの項目を参照)

[編集] 最高視聴率

  • 放送ごとの最高視聴率
第9部最終回(1979年2月5日放映)の43.7%。
  • シリーズごとの最高視聴率
第10部(1979年8月13日~1980年2月11日放映)の37.7%。

数字はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区。

[編集] 豆知識

  • 昭和天皇が好きだったテレビ番組のひとつとして知られる。
  • 映画界の天皇と呼ばれた黒澤明は「通俗的だ」として本作が嫌いだったらしい(土屋嘉男の著書『クロサワさ〜ん』より)。
  • 初代光圀役は当初、森繁久彌が予定されていたが、彼は東宝と専属契約していた為断念した。その後映画会社のしがらみが撤廃され、脇役で出演している。
  • 東野英治郎、西村晃と、それまで悪役を定番とする俳優が光圀役に起用され成功した。特に第一部の成功は、それまで狡い悪役が多かった東野の起用が大きかった、と今では語られている。これは映画の黄門役で一世を風靡した月形龍之介にも共通する。佐野浅夫が黄門役になって以降そのパターンは崩れた。
  • 初代光圀の東野英治郎は、西村晃が偽黄門で出演した際に「西村、おまえ、俺の役を取りに来たんじゃないだろうな」と語りかけた事がある。その言葉通り、間もなく東野は黄門役を降り、西村が二代目に選ばれた。
  • 第29部から石坂浩二が黄門役になり配役の若返りが断行され、うっかり八兵衛は存在(設定)自体が消滅した(1000回スペシャルで復活)。八兵衛役の高橋元太郎が石坂より年上の為、容赦なく切り捨てられたという説がある。
  • 第18部11話「姫様・馬子が瓜二つ」ではかげろうお銀の着物が18部のポスターのものではなく違う着物を着ている。(見る限り17部のものと思われる。)
  • 第25部まではフィルム撮影だったが、26部からVTR撮影となった。これに伴い登場人物の内面描写の要素が薄れ、演出も極端にシンプルな紙芝居的なものに変化した時期がある。第33部からは最新のVTR機材である、VARICAMシステムが投入され、フィルムの質感が再現されている。
  • 当初の水戸黄門はストーリーの途中で水戸黄門の正体を明かしていた。
  • 当初のストーリーは訪れた地の藩主の愚行を正すというものも多かったが、次第に藩主は善、配下の代官や家臣が悪というパターンが定着。藩主が悪者(愚者)の場合、黄門の顔を見て「御老公様!」と気づく例も多かった。
  • 今では格さんが印籠を出すことが定着しているが、光圀、助さん、うっかり八兵衛、霞のお新も印籠を出したことがある。
  • 使用される印籠は第34部までは和紙を厚く貼って漆を塗ったものだったが、第35部からは文部大臣賞など数々の賞を受賞した5代目若島宗斉氏が製作した、本物の輪島塗の印籠を使用している。全部で3個作られておりその価値は「値段が付けられない」との事。
  • フジテレビの番組「ズバリ!当てましょう」に、東野英治郎はじめ当時のご一行様が登場し、持道具の印籠(上記の和紙を厚く貼ったもの)の価格が出題されたことがあった。他局の番組ではあるが、ともにスポンサーである松下電器産業が番組企画段階から深く関わっていたからこそできたことである。
  • 最初は2話完結のストーリーが多かったが、視聴者が高齢の方が多く2話完結ではストーリー前半を覚えられない、2話目を見る前に死んだら心残りであるとのクレームがあり、第17部を最後に1話完結となった。
  • うっかり八兵衛がついうっかり劇中でコーヒーを味わう、明治以降に作られた歌を歌う、「黄門様、ファイト!」と叫ぶ、「ご隠居、ここの宿は『サービス』がいいですね」「逃げるなら今が『チャンス』ですぜ」と使われる筈のない言葉を使う…などというダウト場面があると都市伝説的にいわれているが、八兵衛役の高橋元太郎はこれらを否定。トリビアの泉では水戸黄門全作を見て検証したが、その台詞は見つからなかった。 実はこれには元ネタがあり、第1部15話「旅烏の子守唄」に出演した渡哲也が、冒頭の茶店の場面において婆さんが盆に載せた湯飲みを受け取るや、思わず「サンキュー」と言って、ぐいっと飲み干してしまった。無論これはNGとなったが、愉快なエピソードとして長らくスタッフ間で受け継がれた事から、話しに尾ひれがついて流布したのが真相と思われる。
  • お銀の当初の目的は賞金目当てのご老公の暗殺であった。
  • 霞のお新は、当初は弥七を父の仇と思い込まされ、御老公に敵対する役柄で登場した。
  • 立ち回りの時、今では峰打ちが多いが、初期は真剣で斬る事が多かった。
  • 初代水戸黄門と4代目水戸黄門は、それぞれ『白い巨塔』の映画ドラマで、同じ東貞蔵教授役を演じた。
  • 印籠シーンが午後8時45分前後に固定されるようになった背景には、西村晃の特攻隊時代からの友人である千玄室が印籠シーンの時間を一定にするよう西村に依頼したことがあるという説があるが、千玄室によると、依頼したことは事実だが、西村はそのことをスタッフに伝えなかったそうだ。
  • 主題歌「ああ人生に涙あり」は当初は演歌調のメロディにする予定だったが、作曲者の木下忠司が「軍歌みたいで嫌だ」といったため、ボレロ調のメロディとなった。またこの主題歌には、作詞家 山上路夫でもその存在を忘れていたと言う「4番目」歌詞が存在する。通称幻の4番
  • 現在の再放送では第1部〜第3部までの主題歌「ああ人生に涙あり」は短めのインストゥルメンタル(歌なし)バージョンである。(タイトル→サブタイトル→脚本担当者→監督名→主な配役→製作元のC.A.Lと、製作協力の東映までカットされて約30秒しかない。)これは第1部~第3部の本編時間が現在より長く、再放送の際に現在の本編時間と合わせるため尺調整をした結果、物語に関係しないオープニングをカットしたため。カット部分はネガも存在しないため、二度と陽の目を見ることは出来なくなったが、再放送が欠番とされていた第2部25話「黄門様の子守唄」のみこの処置を免れていた為、第2部DVD-BOX発売の際に収録された。
  • 三波豊和の実父である三波春夫は、ブラザー劇場版の主題歌を歌った。
  • 6部と8部で竹姫が登場するが、竹姫が実際に薩摩藩に嫁ぐのは徳川吉宗の代になってからである。
  • 7部では高橋元太郎が横手藩の若殿役でも登場するが、横手は久保田藩の支城になっており、藩は置かれていなかった。
  • 7部で織田信年が、34部で松平宗弘が出演しているが、実際の光圀隠居時には天童藩は存在していない。天童藩は1830年織田信美高畠藩から天童に移って藩を立藩している。なお14部での天童は宇都宮藩の所領として扱われた。
  • 7部で会津藩の姫君に後継ぎとして婿を迎える話が出てくるが、実際には婿を迎えず、藩主松平正容の跡は8男の松平容貞が継いでいる。
  • 9部と14部で牧野忠周が出演しているが、実際の光圀隠居時の長岡藩主は忠周の祖父牧野忠辰である。忠周が長岡藩主に就任するのは、1735年である。
  • 11部で上杉吉憲が出演しているが、実際の光圀隠居時の米沢藩主は吉憲の父上杉綱憲である。吉憲が米沢藩主に就任するのは、1704年である。
  • 13部で成瀬隼人正が出演しているが、台詞の中に2代目成瀬隼人正という台詞があるが、実際の光圀隠居時の隼人正は3代目成瀬隼人正である。
  • 14部で南部藩の家督争いの話が出てくるが、実際は光圀隠居前の1664年の話である。
  • 14部で酒井忠温が出演しているが、実際の光圀隠居時の庄内藩主は忠温の祖父酒井忠真である。忠温が庄内藩主に就任するのは、1766年である。
  • 16部で酒井忠義が出演しているが、実際の光圀隠居時の庄内藩主は息子忠真である。忠義は1681年に没している。
  • 16部で岩城宣隆が出演しているが、実際の光圀隠居時の亀田藩主は宣隆の息子岩城重隆である。宣隆は1672年に没している。
  • 20部で佐竹義格が出演しているが、実際の光圀隠居時の久保田藩主は義格の父佐竹義処である。義格が久保田藩主に就任するのは、1703年である。
  • 20部と23部で阿部正邦が出演しているが、20部は宇都宮藩主・23部は宮津藩主として、出演している。
  • 23部で毛利綱広が出演しているが、実際の光圀隠居時の長州藩主は息子毛利吉就である。綱広は1689年に没している。
  • 36部で前田利久が出演しているが、江戸時代の前田利久は加賀藩主ではなく、富山藩主である。
  • 第3部の悪役薩摩藩城代家老島津左京の目的は藩政を牛耳るというレベルではなく倒幕であった。
  • 公家が京で悪事を働いているのを暴くが、公家は身分の違い等を理由に光圀に頭を下げないという場面が登場したことがある。一例は、蜷川幸雄演じる悪徳公家六条三位(中納言)が東野黄門に追い詰められたものの「麻呂は徳川の家来ではない、帝の臣じゃ」と突っぱね、黄門が窮してしまう。そこに光圀の理解者である菊亭(梅小路)左大臣・梅小路大納言(有島一郎)が登場し、蜷川演じる悪徳三位を厳しく断罪した。この様に公家の処罰は菊亭(梅小路)左大臣・梅小路大納言に任せている。菊亭(梅小路)左大臣は10部・16部・18部、梅小路大納言は23部で登場している。なお菊亭(梅小路)左大臣と梅小路大納言は同一人物である。16部はオープニングでの表示は梅小路大納言となっているが役柄は梅小路左大臣となっている。10部・16部は有島一郎、18部は加賀邦男、23部は武内亨がそれぞれ演じている。但し10部における悪徳公家六条三位は確かに菊亭左大臣に断罪されたが、黒幕の広幡右大臣は全く処罰されていないが右大臣の職を辞任した。
  • 長崎でのオランダ人が絡んだ悪事の際も、悪徳オランダ人が頭を下げないという場面があったが、オランダ商館長が登場し悪徳オランダ人を断罪した。これについてもオランダ人については商館長に処罰を任せているが、場合によっては本国のオランダ国王に処罰を任せる事もある。
  • 2006年4月から7月まで同枠で放送された刑事ドラマ特命!刑事どん亀」は、この番組の要素を取り入れている。里見浩太朗も第一話に警視総監役でゲスト出演。
  • Yahoo! Japanで「水戸肛門」で検索するとトップにドラマ・水戸黄門のホームページ(TBS)が表示されるが、Googleで「水戸肛門」で検索すると茨城県水戸肛門科が表示される。
  • 弥七が通常持つ風車の数は4本である。(第2部2話では唯一風車紋の杯が登場している)
  • うっかり八兵衛は当初、弥七に弟子入り希望をしていた盗賊の見習いだった。
  • 女優の中村玉緒は歴代の5代黄門様と全て共演している。
  • 本作の脚本家としてクレジットされている葉村彰子を騙り、詐欺を働いていた中年女が逮捕されたことがある。なお葉村彰子とは個人名ではなく複数の脚本家集団の名前であり、葉村彰子という人物(脚本家)は存在しない。
  • 小学館の雑誌「小学五年生」2006年9月号から2007年3月号まで、漫画版が連載された。但し、読者層を考えてか、主人公はアキに変更となり、風の鬼若と鳴神の夜叉王丸がアキと同世代に変えられた。題名は「水戸黄門外伝 DokiDoki アキの忍法帳」といい、すぎ恵美子が執筆を担当した。最終話掲載号発売直後に作者が死去、これが遺作となった。
  • 1981年にはテレビ東京(当時は東京12チャンネル)系で「まんが水戸黄門」というアニメが放送された。
  • 1991年頃放送された湖池屋スナック菓子「ポップナウ」のテレビコマーシャルは本作のオープニングのパロディであった。

[編集] ソフト化について

現在、第3部までがソフト化(VHS、DVD)されているが、レギュラー版の第4部以降と1000回スペシャルのソフト化は未だになされていない。その他には、水戸黄門名作選其之壱(歴代の五代黄門の作品それぞれの中での最高視聴率獲得回を収録)。水戸黄門名作選其之弐(歴代の五代黄門とゲスト女優(松坂慶子斉藤慶子水野美紀三船美佳佐藤江梨子)の共演を収録)。水戸黄門名作選、由美かおるスペシャル(レギュラー以前のメイン&ゲスト3話を収録)のソフトも発売している。

[編集] CD

水戸黄門サウンドトラックが二枚組みで発売されており、ディスク1には大変貴重な幻4番も収録されている歴代主題歌集・ディスク2には番組スタート時の頃のBGM集が収録されている内容となっている。その他、ディスク1には「1番、杉良太郎横内正」、「3番、杉良太郎・横内正」、「1番、あおい輝彦・3番、伊吹吾朗」、「1番、あおい輝彦・2番、伊吹吾朗、3番、あおい輝彦・伊吹吾朗」もあり、また「里見浩太朗横内正」、「原田龍二合田雅吏」バージョンのカラオケも収録されている。

[編集] 水戸黄門外伝 かげろう忍法帖

該当記事を参照。


[編集] 補足

  • 関西でのネット局は、第1~第5部が朝日放送(ABC)で放送され、いわゆる”腸捻転”解消に伴うネットチェンジで第6部から毎日放送(MBS)に移り、現在に至る。
    • 2003年12月15日に放送された、水戸黄門1000回記念3時間スペシャルでは、毎日放送(MBS)のローカルワイドショー「ちちんぷいぷい」のレギュラー出演者がチョイ役で出演。総合司会の角淳一(元MBSアナウンサー)、ニュース解説担当の石田英司(MBS社員、元MBS報道局社会部デスク)も出演した他、MBSの若手アナウンサーエキストラとして参加した。ナショナル劇場の50周年企画として2006年3月13日放送された2時間スペシャルにも、角淳一が酔っ払いの男の役で出演した他、「ちちんぷいぷい」のレギュラーからは佐川満男(1000回スペシャルの時にも出演)と千鳥(大悟・ノブ)が出演した。
  • 第30部での倉敷ロケでは、密着取材していた地元・山陽放送のローカル番組「VOICE21」で当時キャスターだった奥富亮子アナウンサーと早田和泰アナウンサーが夫婦役で出演している。

[編集] ネット局

ナショナル劇場#ネット局も合わせて参照

[編集] 以前のネット局

  • 青森県 青森放送(第5部まで 第6部から青森テレビに移行)
  • 山形県 山形放送(第19部の初期まで 第19部の途中からテレビユー山形に移行)
  • 福島県 福島テレビ(第14部の中期まで 第14部の途中からテレビユー福島に移行)
  • 山梨県 山梨放送(第2部の中期まで 第2部の後半からテレビ山梨に移行)
  • 富山県 北日本放送(第19部まで 第20部からチューリップテレビに移行)
  • 近畿広域圏 朝日放送(第5部まで 第6部から毎日放送に移行)
  • 鳥取県 日本海テレビ(第3部まで 第4部から山陰放送の鳥取県の乗り入れ開始でそれに一本化)
  • 山口県 山口放送(第9部まで 第10部からテレビ山口に移行。テレビ朝日系列の番組の大部分がテレビ山口から山口放送へ移行したことに伴う編成見直しで、TBS系の番組をテレビ山口に一本化するため)
  • 愛媛県 南海放送(第21部の後期まで 第21部の末期からあいテレビに移行)
  • 高知県 高知放送(第2部の中期まで 第2部の後半からテレビ高知に移行)

[編集] 外部リンク

他の言語

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