白井鐵造
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白井鐵造(しらいてつぞう、 1900年4月6日 - 1983年12月22日)は、 宝塚歌劇団の演出家、振付師。静岡県生まれ。「すみれの花咲くころ」の訳詞でも知られる。また数は少ないが『虞美人』(長与善郎原作の小説「項羽と劉邦」より。宝塚初の一本立て作品 )やオペレッタ『三つのワルツ』(オスカー・シュトラウス作曲作品の潤色・演出)の傑作も残している。
また歌劇団生徒への指導・ダメだしの厳しさも歌劇団史において柴田侑宏と一、二を争うそれであったことが知られている。
- 白井の指導を受けた松あきらも「白井先生はたった一つのセリフでも納得がいかなければ、たったその一部分だけに半日こってり絞るくらい厳しかった。」とインタビューで答えている。
直弟子に横沢英雄がいる。