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小林よしのり

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小林 よしのりこばやし よしのり、本名:小林 善範、男性、1953年8月31日-)は日本漫画家思想家福岡県福岡市出身。学歴福岡大学人文学部フランス語学科卒業学位文学士。近年は政治や社会を対象にした漫画やエッセイが多い。

2006年現在、ビッグコミックにてギャグ漫画「遅咲きじじい」を不定期連載、『SAPIO』(小学館)にて『ゴー宣・暫』を連載中。季刊誌『わしズム』責任編集長。「よしりん企画」社長。大東亜青年塾名誉塾長。妻と二人暮らし。私生活は公開していないが、『新・ゴーマニズム宣言』にて子供がいないことを公表している。

目次

[編集] 略歴

[編集] 出生~中学生以前

二人兄妹の長男として生まれる。『逆噴射家族』のアイドル歌手と女子プロレスラー両方志望の少女というのは、妹がモデル。

幼少の頃から喘息を患い、ひどい時は気管が細くなり、腕立て伏せのポーズでないと息が出来なかった。もちろんガリガリにやせており、あだなは「もやし」「ガイコツ」「黄金バット」。町内相撲大会では、いつもアザと泥まみれだった。両親は「あんたは大人になるまでに死ぬんだからね。保険金もかけてあるんだから」と言い、彼専用の離れ部屋を作るなど、突き放した態度を取っていた。だがこれは自立性を養う為であり、『おぼっちゃまくん』の主人公・御坊茶魔風の表現で言えば「よーしゃなくきびしく」育てられた。

夏休みなど長期の休みには、地方で密教の住職を務める祖父の寺に預けられた。祖父は僧侶ながら女性関係もあったなど、親戚からの評判はいまいち良くなかったが、太平洋戦争ニューギニア島へ派遣された際に俳優加東大介と共に現地で将兵向けの慰問芝居を行い、これが後年『南の島に雪が降る』として映画化された事を誇りに思っており、小林もその自慢話をよく聞かされた。この寺で体験した事はその後「ゴー宣」を中心とする各所に影響を与えており、小林は自らの事を「不動明王の生まれ変わり」と称している(本気でそう信じているのでなく、自分の精神力に関する一種の例え表現)。

子供の頃は親の方針であまり物を買って貰えず、その経験が物欲に対する執着心を弱めるに至ったと語る(ただし、同じ境遇でも、逆の例も少なくない)。つい最近まで自己(自社)保有の車を持たなかったのも、その経験ゆえとされる。

小学校半ばの頃は、まだ体も弱かったがクラスから親しまれ、級長を勤めていた。だが担任の男性教師が、当時流行りのスパルタ教師で(戦後軍人帰りの中年が、教職に多数復帰したのも理由)男女問わず殴っていた。小林はこの担任から、ホームルームなどの学級行事進行を手厳しく叩き込まれ、これが『東大一直線』の血見太先生や『おぼっちゃまくん』の昴田先生のモデルになったと思われる。

また精神薄弱気味でブタ鼻のクラスメートがおり、遠足の弁当の時間、同席させてもらえる仲間がいない時は、彼と笑い合って一緒にいた。『東大一直線』『男のトラ子 女の虎造』の主人公は、彼をモデルにして描かれたものだと言う。

テレビ番組が子供文化にも入り込むと「忍者部隊月光」「宇宙大作戦」等を視聴した。子供の頃の憧れの人物は「宇宙家族ロビンソン」のドクター・スミスだと語っており、その後の小林および著作の主人公の「憎まれっ子世にはばかる」を暗示している。

[編集] 高校時代~デビュー前

福岡市立福岡商業高等学校(現福岡市立福翔高等学校)のデザイン科に在籍。併願で進学校にも合格したが、あえて商業高校へ入学した理由は「家から近い」「暇なので漫画が描ける」「学校の3分の2が女」「勉強する奴がいないから、少し勉強すれば優等生」だと言う。商業関係の資格取得が卒業条件であったため、日商簿記検定2級および珠算3級所持。中学時代は坊主だった髪を伸ばして染める等、服装違反をやりまくり、毎日校門で生活指導に殴られていた。女性と頻繁に付き合う等の女性遍歴も、高校の頃には確立されていた様だ。

高校を卒業した後は就職にかこつけて上京し、漫画家修行をするつもりだった。しかし担任教師に「大学へ行って本を読め」と勧められ、福岡大学人文学部フランス語学科に入学。このときに受験勉強の準備に取り掛かったことが後に『東大一直線』を描くきっかけになったと述べている。フランス語を専攻した動機は、大学へ進学するにしても自分には合わない商学部には進学したくなかったことや、当時ミッシェル・ポルナレフなどのフレンチ・ポップスが流行っていたことから、「フランス語でミッシェル・ポルナレフが歌えたらカッコいいし、女にモテるだろう」というものだった。こうしたことからフランス文化に対してわりと好意的である。作品の中にフランス(語)を意図的に出す事は無いが、『ほう作』の「ふまんたれぶー」や『茶魔』のカメ達の名前など、ごく稀にフランス語から作られたとおぼしきものが出て来る。

大学時代、左翼活動に若干ながら関わったが「自分とは違う世界だ」と比較的早く気づいた事や、「レーニンマン」と呼んでいた活動家とのエピソードが『ゴー宣』に記されている。その後は「今これをやっておかなきゃ後悔する気がする」と、貧血になる程読書にのめり込んだり、アルバイトに精を出した。アルバイトでは喫茶店でヤクザの常連客に付き合わされた時、相撲の話が好きなヤクザの幹部(喫茶店としては当然お客様)と話をあわせねばならず、必死に相撲のウンチクを本で勉強したり、やはり虚弱で肉体労働に向かずクビにされかけた時、バイト先の仲間達が「いい奴だからクビにしないでくれ」と雇い主に訴えてくれた話が残っている。

[編集] 東大一直線とその後の苦闘

『東大一直線』の投稿から『東大快進撃』の終了までは『東大一直線』を参照。

当時は福岡で執筆活動を行っていたが「小林君の漫画は情報量が多いからさ」と言う秋本のアドバイスや、心機一転の心意気の為1980年に上京、四谷に住む。だが東京では、地方出身というだけで部屋を貸してくれない等(余談だが喜国雅彦柊あおいも、これ程度の差別的な理由で不動産に断られたという)地方出身者に対する差別がある事に怒りをいだき、後に成城(『いろはにほう作』の豪徳寺経堂や『おぼっちゃまくん』のチャマンスカーは、成城学園前を走る小田急が発想の元)続いて田園調布と転居した。つまり田園調布に居を構えた理由は成金威張りでなく「地方出身のわしでもこれだけやれるのだ」と言う根性の表明である。

小林に限らず、大ヒット作を出した後の作家は自由なものを作らせてもらえる反面、それが読者に受け入れられず、二発目のジンクスで大失敗する事がよくある。『東大快進撃』終了後、「ヤングジャンプ」初代編集長の角南攻(すなみ・おさむ)から、どんな作品を描いても大丈夫と太鼓判を押された小林は、ラブコメ等軟弱化した若者に喝を与える『(誅)天罰研究会』を連載開始。これが人気投票で最下位の屈辱を味わう羽目になり、連載第一回からグラビアページ以下のビリを記録、単行本にして全3巻しか続かなかった。

そして、『東大一直線』連載後期頃に週刊少年ジャンプでデビューした漫画家、大平かずお(『東大一直線』の背景にも大平の絵がある)から「小林さん、何でそんなに目つり上げて競争しよるんですか。もっと簡単に、マイナーな雑誌で描いていく方法だってあるんですよ」と言われた。小林は迷いもあったが、集英社との専属契約の満了と共に、没落が続いていた「週刊少年キング」に大平と二人で移籍する。

小林はスポ根パロディとも言える『風雲わなげ野郎』(大平は週刊少年ジャンプ時代の漫画「I'am どっしー」のキャラをそのまま使った「すうぱあどっしー」)を連載、カラー原稿の回が頻繁に来た為、小林もテンションを上げて描いていた。だがある雨の夜、担当が泣きながら電話ボックスの中から、少年キング廃刊の電話をかけて来た。この時小林は「たとえマイナーと言う世界があろうと、誰かがメジャーの場でやって行かねばならぬのだ」と悟った。なおその後だが、少年キングはその後も一度復活(詳細は「週刊少年キング」参照)。大平も「月刊少年チャンピオン」等で今も現役。『風雲わなげ野郎』ほか尻切れトンボになった少年キングの連載漫画は、ちゃんと最終回まで付け加え「Ban Ban シリーズ」の名で単行本化されている。

[編集] 他誌を転々とする

しかし捨てる神あれば拾う神ありで『異能戦士』(この時代では最も人気のあった小林の漫画で、単行本2冊半分の連載と多数の読切からなる)を連載した「週刊少年マガジン」の編集から「『わなげ野郎』が面白かった。マガジンでもあんなのをやって欲しい」と言われ、同じモチーフで、小林が子供の頃ハマっていた数少ないゲームであるメンコをテーマにした『メンぱっちん』を連載。これもある程度ヒットし、これに着目した長崎屋百貨店がメンコ大会を開催、劇中と同じメンコが現実に登場した。当時の小林はこうして、どこかの雑誌にやって来ると、2本以上連載を繰り返す事が多かった。専属契約を離れた集英社とはその後和解したらしく、スーパージャンプには短期ながら作品を掲載した。

ところで手塚治虫の手法として有名なスターシステムを、小林も一時を使っている。宮下あきら和田慎二の様に世界観が繋がっているタイプでなく、手塚治虫や竹本泉の様に、同じ顔が別の世界に出て来るタイプであり、『東大一直線』のチョンマゲ先生や『(誅)天罰研究会』の首長の竜などが挙げられる。小林がいちばん何とかしてあげたいと思っていたのは『東大一直線』の名脇役、多分田吾作で、『メンぱっちん』の敵役の他、主役とした読切『多分・ザ・ジゴロ』等を発表した。

その後多分を発展させたキャラで「ヤングジャンプ」に読切『不抜呆作伝』を掲載。「週刊少年チャンピオン」に連載しようとしたが「呆」が差別用語で使えないと知り愕然。ひらがなに直して『いろはにほう作』を連載すると、第一回目で人気投票一位となり、単行本にして全8巻は『東大一直線』に次ぐ記録となった。その後も少年チャンピオンで連載を行ったが『ほう作』を超える連載は無い。

[編集] おぼっちゃまくん

それより『ほう作』終了と入れ替わりに1986年コロコロコミック』で連載された『おぼっちゃまくん』が大ヒットとなった(詳細は『おぼっちゃまくん』参照)。コロコロ編集部は『茶魔』以外の小林の漫画も求め、『いなか王兆作』の同時連載(『茶魔』より後に始まり先に終了)、『救世主ラッキョウ』のリメイク(作品名、主役名、話の基本が同じだけで、他は殆ど作り直し。ただし旧作に比べ受けはかなり悪かった)、前述の『ほう作』のコロコロにおける再録、等が行われた。

『茶魔』は1989年に第34回小学館漫画賞を受賞。授賞式での審査員が「絵は下手だし下品だし、私にはこの作品のどこが面白いのかわからない。来年以降は人気のみでなく、内容の善し悪しも審査基準に組み込みたい」と、この作品の事を侮辱するような発言を行った事に対して激怒した小林は「こんな下品な漫画に賞をくれた審査員の度胸に感謝します」と、痛烈な皮肉を込めたコメントで反撃し、翌年以降の審査員が刷新される事態にまで発展。この顛末は当時並行して連載していた『おこっちゃまくん』で描かれた。以後は主に、集英社のライバル社である小学館が、小林の主舞台になった。

そして1992年に第三のヒット作『ゴーマニズム宣言』、そこから続く思想関連書で『わしズム』を創刊。これらは余りにも長文になる上に、下記の項目と重複する文が多いため『ゴーマニズム宣言』『わしズム』を参照。

[編集] 著作・関連書籍

[編集] 漫画

現版では判明した連続発表作品と連載作品のみ記している。年度は掲載初年。

[編集] 対談、共著

  • 『知のハルマゲドン―ゴー宣・サリン・パープリン』 小林よしのり、浅羽通明 (1995年) ISBN 4198603146
  • 『ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論―自分と社会をつなぐ回路』 竹田青嗣、橋爪大三郎、小林よしのり (1997年) ISBN 4770501587
  • 『教科書が教えかねない自虐』 小林よしのり、竹内義和、日本の戦争冤罪研究センター (1997年) ISBN 4821105527
  • 『歴史教科書との15年戦争―「侵略・進出」から「慰安婦」問題まで』 西尾幹二、藤岡信勝、小林よしのり、高橋史朗 (1997年) ISBN 4569557651
  • 『朝日新聞の正義―逆説の新ゴーマニズム宣言』 小林よしのり、井沢元彦 (1997年) ISBN 4093895414
  • 『知のハルマゲドン』 小林よしのり、浅羽通明 (1998年) ISBN 487728561X
  • 『新しい歴史教科書を「つくる会」という運動がある』 小林よしのり、新しい歴史教科書をつくる会 (1999年) ISBN 4594026052
  • 『戦争論争戦―小林よしのりVS.田原総一朗』 小林よしのり、田原総一朗 (1999年) ISBN 4821106493
  • 『子どもは待ってる!親の出番』 金美齢、高橋史朗、小林よしのり、濤川栄太 (1999年) ISBN 4900682373
  • 『国家と戦争―徹底討議』 小林よしのり、西部邁、佐伯啓思、福田和也 (1999年) ISBN 4870313715
  • 『自虐でやんす。』 小林よしのり、竹内義和、日本の戦争冤罪研究センター (1999年) ISBN 4877287655 ----『教科書が教えかねない自虐』から改題。タイトルの文字の配置にお遊びがしてあり、『自虐ですやん。』(関西弁で「(その内容は)自虐じゃないですか」)とも読める。
  • 『入国拒否―『台湾論』はなぜ焼かれたか』 小林よしのり、金美齢 (2001年) ISBN 4344000951
  • 『李登輝学校の教え』 李登輝、小林よしのり (2001年) ISBN 4093890528
  • 『愛国対論』 渡部昇一、小林よしのり (2002年) ISBN 4569620647
  • 『反米という作法』 西部邁、小林よしのり (2002年) ISBN 4093890536
  • 『アホ腰抜けビョーキの親米保守』 小林よしのり、西部邁 (2003年) ISBN 4870315645

[編集] 関連本

  • 呉智英編『ゴ-マニズムとは何か! 小林よしのり論序説…』 (出帆新社、1995年)
  • 『ゴ-宣レタ-集 ゴ-マニスト大パ-ティ-』1~3巻 (ポット出版、1996~1997年)

[編集] 批判本

  • ロフトブックス編『教科書が教えない小林よしのり』(1997/11 ロフトブックス ISBN 4795200696
  • 『君たちは戦争で死ねるか―小林よしのり『戦争論』批判』 ISBN 4272520563 (1999年)
  • 『“小林よしのり『台湾論』”を超えて―台湾への新しい視座』 東アジア文史哲ネットワーク (2001年) ISBN 4878933895
  • 吉本隆明『「超」戦争論』
  • 上杉聰『脱ゴーマニズム宣言ー小林よしのり「慰安婦問題」』東方出版(2002年)

[編集] エピソード

[編集] 愛称・通称

  • かつて「小林先生」「よしのり」だったが、『おぼっちゃまくん』半ばから「よしりん」が登場した。
  • インターネット上を中心に「コヴァ」という別称が使われていることがある。これは小林よしのり本人はもちろんのこと、小林のファンの通称としても使われている。元々はアンチ小林ファンによる小林やそのファンに対する蔑称で、「こばやし→こヴぁゃιぃ→コヴァ」という変遷から生じたものである。
  • 小林よりのり(主に左派系の者やアンチ小林が使う)という表記(誤記?)もある。
  • 高澤秀次による「小林やすのりは言論のルール違反だ」という批判を、そのままゴー宣に載せ、「わしの名前間違いながら批判しとる」と笑った事もある。

[編集] 漫画

  • 元々『サザエさん』の様な誰でも親しめるファミリーな漫画を目指していたそうだが、いざプロになってみると、賛否両論が激しい漫画家になってしまった。特に内容については少しでも密度を高くすると、すぐ拒否反応を起こす読者がいるとこぼしている。この事から相原コージと並び「日本で最も1ページあたりの密度が濃い漫画家」と呼ばれた事がある。また身体虚弱児、障害者、被差別者などの読者からは、熱狂的に愛読されていると言う事実が、ファンレターの内容分析から判明している。
  • 漫画そのものに対する侮辱、漫画家であることをもって批判することに対しては、激しく怒ることで有名。先述の授賞式での一件や後述する西部邁との一件もそこから勃発した。
  • 漫画はあくまでもサブカルチャーと考えているため、西部の発言にも一定の理解を示している。サブカルチャーに過ぎない漫画が日本で各世代から幅広く支持され、また日本の文化の担い手的立場を求められていることを批判し、その原因がメインカルチャーである文学などが堕落していることにあると考えている。

[編集] 趣味・好きなもの

  • プロレス・・・有名な趣味はプロレスで、締切前に仕事を急いで仕上げ、観戦に行く時間をわざわざ作る程である。観戦専門としており、自らすることはしない(技をかける事ぐらいは出来る)「暴力への憧れがあるのかも知れない」と語っており、これまの作品やギャグにも、プロレスや格闘技をモチーフにしたものが多い。国内プロレスではアントニオ猪木派で、選挙で猪木に投票したり、その後の猪木の体たらくぶりで逆に投票しなかったこともある。他に障害者プロレスを世に広めたのも『ゴー宣』の功績の一つで、障害者プロレスで挨拶をしたこともある。
  • 歌謡曲・カラオケ・・・赤ん坊の頃から歌謡曲を聴いて育ち、現在に至るまでほとんどの流行曲を把握している。「ヒットするかの許可をわしが審査している」と語る程の歌謡曲通である。取材に来たマスコミが「よしりん企画の入社試験には、カラオケがあるんですか?」と、よしりん企画のスタッフに聞いた程のカラオケ上手である。専用のマイクを持っている者もいる。古くはピンク・レディー沢田研二庄野真代柏原よしえなどを『東大一直線』に登場させていた。特に演歌が好きで、なかでも藤あや子(男なら冠二郎)の大ファンである。『ゴー宣』にも彼女を登場させた回が二度存在し、藤本人との面会も実現している。最近は、アンジェラ・アキを好んで聴いていると『ゴー宣』の中で公表している。
  • 映画鑑賞・・・あまり知られていないが、映画好きである。漫画家にならなければ、映画監督になっていたと自負しており『スターウォーズ』『未知との遭遇』が公開された時は早くに鑑賞したようである。また、当時の作品にはパロディ的表現が多数ある。現在は『ゴー宣』以降の超多忙により、ビデオにより映画を見る際は、早送りで鑑賞しているとのことである。

[編集] 生活・健康

  • 喘息は「大学時代に若干再発したものの、いつの間にか治っており、漫画家デビューしたら他人より強じんになってしまった」との事であるが、2006年1月に死去した郵便職員の父・携次郎が、その数年前から再び喘息を患うようになっていたのを見て「年を取ったら再発するかも」とも語っている。
  • ペン等細長い物を持つ場合、通常は人差し指と中指の間で挟むが、小林は人差し指と親指の間で挟む。この為人差し指と親指の間にペンだこが6つもあり「日本一多くのペンだこを持つ漫画家」と自称する。風変わりなペンだこは、自らをモデルにした漫画家・小林やしゃのりが主人公の『夜叉』にも登場した事がある。
  • 深夜にペン入れをしていた時、あくびで顎が外れて、大急ぎで病院に駆け込んだこともある。
  • 生活サイクルは「2日間起きて6時間寝る」と『おぼっちゃまくん』時代のアシスタントが語り、本人も長らく夜型生活であると語っていたが、視力回復手術を行った後は朝型生活に変わったと語る。
  • 歴代秘書曰く、「潔癖症レベルの清潔好き」。自宅以外のトイレには行きたくないが為に、外での水分摂取を極度に避けていたらしい(現在は医師に水分の不足を指摘され、積極的に摂っている)。また、バスタオルが敷かれた椅子(通称「タオルイス」)を愛用していることはファンの間でも有名である。本人曰く「タオルが無いと不安」。
  • 2005年秋に白内障のため視力が著しく悪化した事により手術を行い、『新ゴー宣』を休載する。旧『ゴー宣』時代、「噂の真相」の記事が引き金となって当時の秘書が退職したショックで原稿を落として以来の休載となった。視力は回復したものの、「眼圧が強すぎる」との理由で翌週も休載。
  • なおこれら生活・健康についての話は、近年では珍しい?無思想の書き下ろし漫画「目の玉日記」に詳しい。

[編集] 討論番組

以前は『朝まで生テレビ!』をはじめ、テレビ番組に積極的に出演し、数々の名場面を演出して来た。

  • 基本的に『テレビなどの場で喋るのは苦手』と公言している為、自ら積極的に発言する場面は意外なほど少なく、自ら書き下ろした『ゴーマニズム宣言戦争論スペシャル』特集時は当の小林本人よりも、他の出演者の方が熱論を交わしてしていたほど。
  • 小林はイラク戦争に反対の立場ゆえに、他の反対派と同じサイドの席を指定された事がある。この際、「えー、今日は左翼の末席に繋げられてしまって。これはますます誤解を受けてしまうなあ、と。思っているんですけれどもね。」と発言(2003年11月放送の朝生より)。
  • 2005年末頃より「マスコミは政府の走狗に過ぎない」として、今後は一切のテレビ出演をしないと宣言した。が、2006年6月の段階で、NHKの生放送討論番組『日本の、これから』に出演し、宣言を破る。ちなみに『朝生』についても、以前に田原総一朗への批判などから「今後は出演しない」と宣言した後に出演した例がある。もっとも「宣言した」と言えども、あくまでギャグタッチで描いているため、どこまでが本気なのかは量りかねるものがある。

[編集] その他

  • 超能力UFOなどのオカルトについては、いわゆる「自分の目で見たものしか信じられない」否定派。存在を信用しないと言うより「科学を使って理論的に(存在しない事を)解明しろ」とする主張である。特にオカルト研究家として有名になった、つのだじろうについては「本業の漫画がさっぱり売れなくなったもんだから、今やってるオカルトはほとんどギャグにしかならない」と強く攻撃、オカルトを皮肉った『うしろの中岡くん』(つのだじろうの『うしろの百太郎』と、心霊写真鑑定家の中岡俊哉のもじり)なる読切漫画も発表している。この反オカルト思想から、以前は大槻義彦のファンと称していたが、その後大槻の矛盾にも気がついたのか「大槻教授も回答を出していないのが欠点だ」と語っている。ところが小林自身は前述の密教寺に泊まった際、不可思議な霊らしき体験をしており、この点については『ゴー宣』でも完全に割り切れていないオチをつけている。もっとも『ゴー宣』は政治や民族思想を描くのに精一杯で、オカルトを再度描く余地がとても無い為、今後(殆ど)全く書かれずに終わる可能性も高そうである。
  • 物欲が余り無い事や、タクシーや電車などの公共交通機関の利用が多かった事から、長らく自前の車を保有していなかったが、『ゴー宣』で有名になって以降、オウム事件での一件や、お喋りなタクシー運転手などから自分に関する情報が漏洩する状況が少なからず起こった為、免許未保有のままで車を購入するに至る。運転は現秘書の岸端みなが担当する事が多い。

[編集] 交遊録

[編集] 漫画製作関係

[編集] アシスタント

山口豊実(バイオレンス・山口豊実)
『東大一直線』中盤のアシで、パーマ頭と三角眼鏡が特徴。作品のあちこちで極悪非道に描かれ、小林がウケをとる為にアシスタントや知り合いを醜く描いた最初の犠牲?者。
忌野重富(イマワノ)
山口と入れ替わりで入った名物アシで『東大一直線』末期からヤングジャンプ時代を担当。20代後半なのに中年臭く、雰囲気が暗い。彼を主人公にした『鉄人28歳』なる読切も存在する。
広井英雄(チーフヒロイ)
よしりん企画チーフアシ。アーノルド・シュワルツェネッガーを彷彿とさせるコワモテの容姿で、写真撮影が趣味。仕事においては大人で、危険を顧みない小林を諭す事も。『厳格に訊け! 』の名悪役、江呂井英雄先生や白井英雄のモデルで、『茶魔』でも嫌われ者の卑怒井くんとして登場。酒飲みだが、甘い物も大好きらしい。
時浦兼(トッキー)
よしりん企画アシ。北海道出身。中央大学文学部国文学科卒。かつては漫画オタク青年であり、手塚治虫に傾倒していた。コロコロコミック増刊号にSF作品「かがやけ!太陽のマユ」(第13回藤子不二雄賞佳作)掲載。新・ゴーマニズム宣言従軍慰安婦の章より、史料研究を一手に引き受ける。「反左翼の鬼」。日本の戦争冤罪研究センター所長(「日本の戦争責任研究センター」のパロディ・機関としては存在しない)これからわかる通り、よしりん企画一の博識である。よしりん企画のメシスタント(料理番)でもあり、小林は「トッキーより料理が上手い女が(よしりん企画に)来たことが無い」と語るが、スタッフには「先生は未だに(素人の)男の料理は食べない」とも。
岡田征司(ポカQ)
よしりん企画アシ。幼少の頃ヤクザの父親により孤児院に捨てられる。友人にバックドロップをかけて入院させた、洋式便器に腰掛けて便座を割るなど、そのユーモラスなキャラクターは作中に欠かせない存在となり「ぼくのおとうさんになって!」というファンレターが来た事も。それでも本人は自分の事を少年隊東山紀之そっくりと思っていたと言う(確かに顔写真を見る限り、それらしくはある)差別論がテーマの時期にポカQの悲劇的なエピソードも語られ、反響を呼ぶ。小林とは逆にジャイアント馬場のファンで、馬場をモチーフにした芸術作品を作る事が趣味。戦争論シリーズの表紙に使われた「よしりん人形」は、彼の作品である。後述のカナモリ退社の頃結婚。

[編集] 編集・秘書

欄外のコメントは歴代秘書が執筆(代筆?)。岸端に替わった時、露骨に筆跡が変わる。

久保雅一(クボちゃん)
『茶魔』担当編集。リンク先を参照。
末永直海(ピャーポ)
よしりん企画初代秘書。リンク先を参照。
金森由利子(カナモリ、ゆりぴゅ-)
二代目秘書。岐阜県出身。「巨大になった「ゴーマニズム宣言」をバックボーンの面で支えきれなくなり、もっともふさわしい、政治に強い後任の秘書を探し、思いを託す。」(末永直海) 卒論で「小林よしのり論」を描くのがきっかけで、よしりん企画に出入り。一流企業に内定が決定していたが、小林が引っこ抜いてそのまま、秘書見習いから二代目秘書となる。美人秘書として親しまれ、小林が「自分で育てた」とだけあって、文章も達筆な上に絵も描く様になり、新・ゴーマニズム宣言の表紙を描く一方で、「言葉の女」と評される。体力的に限界を迎えた、親孝行をするため、などの理由から10年間の勤務を終えて退社。
岸端みな(みなぼん)
3代目(現在の)秘書。静岡県出身。カナモリが退職する前後にいきなりよしりん企画に履歴書を送り、面接の結果、見事に採用が決まる。彼女の採用以降、小林と新秘書との軽快なやり取りが描かれ、作品の娯楽性が高まっている。小林曰く加護ちゃんのような性格。事務処理能力は歴代最高とされ、入社1ヵ月でスタッフに溶け込む。入社当初は大学4年生だったので、毎週土曜だけ夜行バスで関西の大学にトンボ返りしていた(後に多忙となって新幹線通学に切り替える)。よしりん企画の仕事を優先させた結果、出席不足で留年し、本人は中退も辞さない姿勢であったが、そんな岸端に小林は「うるさい!! 新幹線代はわしが持つから卒業しろ! 卒業したらハワイに連れてってやる!」と叱咤(?)した結果、翌年無事卒業する。カナモリには「大学なんかやめてさっさと働け!」と言っていた小林だが、秘書はアシスタントのような「特殊技能者」と違うこと、将来、自分の元を去った時の「保証」として学歴を持たせた方が良い、と判断したようだ。「便通がよくなりそうな名前の車」の運転手も勤める。口癖は「あははは、あははは、おかしー!」。

[編集] 知人

甲斐よしひろ(ミュージシャン)
小林と小学、中学、高校の同級生だった事もあって、親交が深い。ただしクラスは一度も同じになった事が無い。高校時代に二人ともだまされて無線部に入る。甲斐は地方公演先でたまたま立ち読みした「ジャンプ」の中に、かつてのクラスメートの苗字が使われている作品を見つける。それが『ああ勉強一直線』だった。
秋本治(漫画家)
  • 「ジャンプ」では小林より三ヶ月早くデビューしているが、双方同期と認め合っている。
  • 当時は小林も秋本も、担当が同じ堀内丸恵だった。
  • 『東大一直線』にも背景の落書きで、秋本と甲斐に呼びかけるシーンが多数登場。
  • 『東大一直線』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の第一巻の巻末文は、それぞれお互いが担当。
  • コラボレーションした事もある(これについては『東大一直線』参照)
  • 初期の『こち亀』に登場するチャーリー小林というキャラクターは小林がモデル。
  • 単行本百巻記念の『KAMEDAS』、連載30周年記念の『超こち亀』にも小林が寄稿している。
  • 後にわしズムにて、秋本との対談を掲載したほど。
勝新太郎
父の影響もあってファンであり、『ゴー宣』番外編シリーズ『聖人列伝』にて彼との対談が掲載され、後に『新ゴー宣』単行本にも収録された。
浅羽通明(評論家)/呉智英(評論家)
最近はたまに登場する程度だが、『ゴー宣』初期からの良き対談相手である。
浅羽通明が企画し、呉智英が教鞭をとる論語講座「以費塾」の受講者募集の知らせが時々『ゴー宣』の欄外に載ることがある。
大月隆寛(民俗学者、評論家、元新しい歴史教科書をつくる会事務局長)
『ゴー宣』初期からの対談相手であり、つくる会に共に加入したが、その後大月が個人的なトラブルからか小林より先に退会。その後、大月は小林の主張に対しても批判的な態度に出るが、小林は「(大月を)本気で叩く気になれない」と受け流している。しかし小林の元盟友であったことを強調していることについては(これは事実ではあるが)、後にSAPIOに掲載された『ゴー宣』の欄外にて、アシスタントの時浦と思われる筆跡で批判し、自分の名前を出すことについては牽制していた(ただし単行本収録の際には、その文は削除されている)。
本日の雑談3では、「大月は2chが出てきたからゴー宣は終わりだ、とか言っているが、そういう媚びたことを書いた結果、当の2chからは「媚びるな!」とボロクソ書かれている」と語った。
宮崎哲弥(評論家)
テレビ番組等で共演する機会が多く、その宮崎とは死生観小泉内閣の推し進める構造改革路線などを巡って意見が対立、厳しく批判しあう面もあるが、一方で夫婦別姓論に批判的な宮崎の主張にも一定の理解を示すことも多い。
一時は、論争が感情論にまでなっていたが、いつからか宮崎がわしズムに長期連載し、戦争論3に一定の評価を示し、対談も行うなど、思想面の食い違いは今なおあれど人間関係自体は良好と思われる。
『ゴー宣』で宮崎を批判すると、すぐ宮崎から釈明のメールが届く。
『朝生』『そこまで言って委員会』等で、「これは小林よしのりが主張していることですが」という枕で、小林の意見を引用することが多い。
田原総一朗(ジャーナリスト)
田原が朝まで生テレビの司会を担当する関係などで度々共演し、対談本戦争論争戦も出している。この対談本に顕著であるが、論客としては互いに評価をしながらも、歴史観が一致することはほとんど無い。司会者としての力量に一定の評価はしながらも、戦後民主主義に肯定的な立場の田原に対しては概ね批判的であり、その戦後民主主義を推し進めているはずの田原が、“いいか!”などの軍国主義的な態度の発言を多発したりするのは異常だ、とも批判している。なお、いいか!サンデープロジェクトで、高市早苗に対し怒鳴りつけたことに激怒、作中で痛烈に批判した結果、二度目の対談が行われた。(新・ゴーマニズム宣言12巻に収録)
西部邁(評論家、秀明大学学頭、元新しい歴史教科書をつくる会理事)
初期の『ゴー宣』で小林は評論家西部邁の「漫画なんて家系の恥」旨の発言に対して激怒し、その報復として西部を作中で徹底的にこき下ろしていたが、連載を進めていくうちに西部の主張に理解出来る点が多々ある事に気付いて後に和解しがっちりと握手を交わした。その後は西部と共にシンポジウムに出演や対談本を出すなどに至り、そこから『本日の雑談』シリーズの創刊に発展。
ところが、『論座』2006年5月号の西部と八木秀次の対談のごく短い記録によると、小林と西部は何らかの問題により再び疎遠になったようである。実際、『本日の雑談』は2~3ヶ月に一巻程度のペースで出版されていたが、2005年10月発刊の第8巻を最後に途絶え、2006年5月に第II期と称して西部と弘兼憲史の対談による9巻が出版されている。また、わしズムに於いても、2005年11月5日発売の「2005年秋号」を最後に2006年2月13日に発売された「2006年冬号」から、西部の連載は途絶えている。この期間に行なわれたのは、小林よしのりの白内障の手術だが、それに関連しているのではないか、という推測もされている。かつて握手した頃、小林は西部から「自分はあと10年で死ぬ、だから好き放題描いてよい」とどぎつい激励を受けたことを披露し、西部さんだけは、わしがどう描いてもバランス感覚を失わなかった、と賞賛していた。また西部も、ゴー宣の特徴である、知識人をデフォルメする描写が最近少ないので、もっとやって欲しいと「本日の雑談」で要望する関係だった。果たしてそれから本当に10年を迎える2006年初頭を待たずに、西部曰く「残念なことに」別の道を歩くことを二人は選択したようである。
その経緯について二人ともに一切公の場に記述はしていない。批判を行なうでもなく、作中に一切名前を出さないほどの無視をするわけでもないという、読者には理解しがたい状況となってしまっている。『論座』2007年2月号の小林と同誌編集長薬師寺克行の対談において薬師寺の「西部さんとは何で決別したのか」との問いに「西部さんと付き合っていたら、知識人にならなきゃいけないから、距離を置かないと自分が危うくなる」とコメント。主にギャグ漫画に重点を置き始めたようである。
福田和也(文芸評論家)
『ゴー宣』初期から縁があるが、福田の主張に対しては批判的な態度を取る事が多く、福田とも親交が深い西部はその事で頭を痛める事があり、一度はこの三人に佐伯啓思を加えたメンバーによる対談本(『国家と戦争』)を出版するが、その後も福田に対する批判を行う事は少なくない。特に福田がイラク戦争勃発間もない頃にアメリカに対して「心して畏怖せよ」的な発言を行った事には、福田をチワワに見立てて描いて手厳しく批判している。その一方で、福田が核武装に肯定的な主張をしていることに対しては、「その勇気に敬意を表する」とも書いている。小林自身も、『SAPIO2006年12月27日/1月4日号以降、日本の核武装を主張している。
渡部昇一
戦前の日本のあり方に関して少なからぬ意見の食い違いはあるものの、反米精神を貫く事への重要性を認識している点では見事に一致している。小林も「意見の食い違いがあっても、そこからお互い切磋琢磨し合えばそれでいいのだ」と語る。
現在では渡部の名前こそ出さないものの「ゴー宣・暫」で靖国神社や東京裁判を取り上げる際、明らかに一致した視点で「東京裁判史観」の批判をした内容を寄稿している。『SAPIO』2006年10/11号の「ゴー宣・暫」の欄外のコメントに「親米保守は毛利家の徳川幕府に対する精神的な構えがない」と渡部の言葉を引用している。
金美齢(台湾独立運動家)
台湾独立派の筆頭人物の一人で後に中華民国総統府国策顧問となった金美齢とは朝まで生テレビ等で共演する機会が多かった事から、対談本を出したり、小林に台湾入国禁止令が出た時に金が陳総統と共にそれを解除せんと動いたほどの関係になっている。但し、台湾が余りにも自国の力だけで自主独立を保つのは困難な現状とはいえ、金のアメリカへの依存志向に対しては批判的である。
新しい歴史教科書をつくる会
主な面々に対しては、会の方針や対米認識の食い違いで袂を分かって以降、「親アングロサクソンのポチ」と徹底的に批判している。しかし元会長の八木秀次、理事の高森明勅とは現在でも良好な関係を保っている。両者は『わしズム』でも連載を抱えていた時期があり(高森は現在も連載を続けている)、小林は八木に対し「辞めてしまえ」と勧めていたが、八木は2006年4月に退会。他には高橋史朗(教育学者、元副会長)、西尾幹二(ドイツ文学者、元名誉会長)、藤岡信勝(教育学者、副会長)など。
宮台真司
『ゴー宣』にて援助交際肯定論者の一人として批判の対象とし、「ハゲている」と揶揄したことのある宮台真司とは『朝まで生テレビ』以外で直接長く話す機会はなかったが、サイゾーの連載対論「M2」で沖縄問題を扱った際にゲストとして参加したときには、「(宮台と)楽しく話せたことがまた、新鮮だった」「沖縄についてどんな問題意識があるのか、彼からもっと聞いてみたかった」と話している。
政界の盟友
古賀誠松山政司高市早苗(3人とも自民党所属)等がいる。

[編集] 関連人物

※は対立、敵対している(していた)人物。

『わしズム』執筆者はダブりが多い為、名前のみ挙がっている人物は『わしズム』側に集約したので、そちらを参照。

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

  • 『ゴーマニズム宣言』
  • 『新・ゴーマニズム宣言』
  • 『小林よしのりの異常天才図鑑』
  • 『小林よしのりのゴーマンガ大全集』
  • 『オレの“まんが道”』
  • 末永直海公式サイト
他の言語
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