知多乗合
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知多乗合株式会社(ちたのりあい、通称知多バス)は知多半島を中心に乗合バス事業と貸切バス事業を運営する会社。名鉄グループ。本社は愛知県半田市昭和町1丁目34番地 半田名鉄南館3F。
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[編集] 沿革
- 1943年(昭和18年)6月 陸運統制令に基づき、知多半島を営業基盤とする乗合バス業者8社が合併して設立。
- 1999年(平成11年)10月 名古屋鉄道より加木屋管理所および同所管轄車輌・路線を譲受し、東海管理所とする。
[編集] 営業所及び現行路線
[編集] 半田営業所
愛知県半田市住吉町2丁目163番地7
[編集] 所管系統
- 半田空港線(知多半田駅~清城町~新美南吉記念館西~中部国際空港)
- ※前面方向幕には「[快速]中部国際空港」と表示
- 東ヶ丘団地線(巽ヶ丘駅前~高根台~巽ヶ丘駅前)
- 刈谷線(知多半田駅~刈谷駅前)
- 刈谷空港線(知立駅~刈谷駅前~中部国際空港)
- ※運転手は東海管理所から派遣
- 石浜住宅線(刈谷駅前~石浜住宅)
- 衣浦線(知多半田駅~亀崎県社前~三河高浜駅前)
- 亀崎線(知多半田駅~亀崎県社前)
- 上池線(知多半田駅~緑ヶ丘)
- 鴉根線(JR半田駅前~青山駅前~君ヶ橋住宅西)
- 花園線(青山駅前~君ヶ橋住宅西)
- 岩滑線(知多半田駅~新美南吉記念館西~椎の木園)※岩滑は「やなべ」と読む
- 常滑線(知多半田駅~板山~常滑駅~中部国際空港)
- 常滑南部線(中部国際空港~常滑駅~上野間駅~河和駅・内海駅)
- ビーチランド線(知多奥田駅~ビーチランド前)
- 安城空港線(三河安城駅前~三河高浜駅前~中部国際空港)
- 西尾空港線(西尾駅前~碧南中央駅~中部国際空港)
- ※名鉄東部観光バスとの共同運行
- 豊橋空港線(植田車庫前~豊橋駅前~豊川駅前~中部国際空港)
- 中部国際空港貨物地区循環線(旅客ターミナルビル~貨物北~貨物事務所棟前・総合物流中央~旅客ターミナルビル)
- 常滑市街循環バス「とことこバス」(常滑駅~常滑ミナトライン~セラモール~INAXライブミュージアム~常滑駅)
[編集] 東海管理所(旧名鉄バス加木屋管理所)
愛知県東海市加木屋町西御門39番地1
- ※当管理所の所管系統に限り、名鉄バス発行のバスカードが使用できる。
[編集] 所管系統
- 名古屋東海線(名和駅前~東海市民病院)
- 上野台線(太田川駅前~上野台、共和駅前~上野台)
- 横須賀線(太田川駅前~尾張横須賀駅前~大府駅前)
- 佐布里線(朝倉駅~佐布里)
- 岡田線(古見駅口~東岡田)
- 日長団地線(新舞子駅前~日長団地東)
- 知多市コミュニティーバス「あいあいバス」南部コース(知多市役所~新舞子駅)
- ※知多市からの業務委託
- 知多市コミュニティーバス「あいあいバス」東部コース(知多市役所~八幡台中央)
- ※知多市からの業務委託
- 東海市循環バス「らんらんバス」(名和駅前~しあわせ村~東海市役所~東海市民病院~大池住宅)
- ※東海市からの業務委託
[編集] 内海管理所
[編集] 所管系統
[編集] 貸切営業所
愛知県半田市住吉町
[編集] 所管系統
- 貸切バス
[編集] 主なターミナル
[編集] 車両
主に三菱ふそうトラック・バスの車両を採用、一部で日野レインボーHR・セレガR・新型セレガを導入している。
[編集] 一般路線車両
一般路線車両の塗装は名鉄グループ共通の赤と白がベースだが、フロントにはChitaのCの文字がデザインされている。(ただし、名鉄から譲受された加木屋管理所とともに移籍した車両は、行灯と側面の社名のみ変更したため、名鉄の社紋であるMウィングマークが残っている)また2003年度~2006年度前期購入車は白地に青系の帯を採用したが、2006年度後期購入車以降は名鉄バスグループ各社に合わせ、赤帯主体の塗装に変更された。なお同社のシンボルマークとして側面にカモメのマークが入る。(FCHV-BUSを除く)
2006年3月には2005年日本国際博覧会(愛知万博)で活躍した燃料電池バス(FCHV-BUS)が1台貸与されて半田営業所に配置、3月9日~3月22日の間、常滑線の知多半田駅~常滑駅間で試験的に運行された。その後7月に中部国際空港島内に万博瀬戸会場の水素ステーション(充填設備)が移転・新設されたのを機に、7月22日から知多半田駅~常滑駅~中部国際空港間と空港内の貨物地区循環線、または空港駐車場~ターミナルビル間の無料連絡バスに就役している(現在は知多半田駅始発便は常滑駅止まり/土休日の知多半田駅行きは半田空港線経由で運行)。
[編集] 貸切・空港リムジン車両
貸切・空港リムジン車両の塗装は、2004年前期までは白い車体に金色と赤の緩やかなウェーブを描いたものだったが、2004年後期以降は白い車体に水色と青の波模様となっている。また、車体の各面には「CHITA BUS」と金色の文字で書かれているのが目立つ。
なお、名鉄バスから移籍した中型貸切車は、同社のロゴやカモメのマークなどを追加したのみで、名鉄バス時代の塗装をほぼ踏襲している。また、2007年3月31日をもって名鉄バスが刈谷空港線から撤退し、翌日から知多乗合の単独運行に移行した際、名鉄バスから空港リムジン車両が1台移籍した。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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