石山寺駅
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石山寺駅(いしやまでらえき)は、滋賀県大津市にある京阪電気鉄道石山坂本線の終着駅。
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[編集] 駅構造
頭端式3面2線のホームを持つ地平駅。2線とも両側をホームに挟まれる構成となっており(京阪電気鉄道では男山ケーブルを除くと唯一)、外側2面が降車用、内側1面が乗車用となっている。駅舎はホーム頭端部にあり、自動改札機が採用されている。御手洗は2番線側降車ホーム上にある。
[編集] のりば
- 1番線 ■坂本・浜大津・京都方面
- 2番線 ■坂本・浜大津・京都方面
昼間時は1番線から近江神宮前折り返しの区間運転列車が、2番線から坂本まで直通する列車が、交互に発車するダイヤになっている。なお、ホーム有効長は2両。
[編集] 接続
京阪バス(石山駅、石山団地、南郷2丁目東、大石、新浜、滋賀大前【直通】など。)石山寺へは石山駅行き、直通を除き全部石山寺山門前を停車する。但し、あまり石山寺山門前での乗降者はいない。
- 信楽駅 行(1日2便のみ・土曜、日曜、祝祭日、年末年始は運休)
- 京阪石山寺 - 宮尻 - 中野口 - 立石橋 - 栄町 - 信楽駅
信楽駅まで300円。
[編集] 駅周辺
この駅は石山寺の真前にあるわけではなく、石山寺までは瀬田川沿いに数分の徒歩を要する。
[編集] 歴史
- 1914年(大正3年)6月4日 大津電車軌道螢谷(現存せず)~石山(現・石山寺)間開通と同時に、石山駅として開業。
- 1927年(昭和2年)1月21日 会社合併により琵琶湖鉄道汽船の駅となる。
- 1929年(昭和4年)4月11日 会社合併により京阪電気鉄道石山坂本線の駅となる。
- 1937年(昭和12年)8月20日 石山寺駅に改称。
- 1943年(昭和18年)10月1日 会社合併により京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の駅となる。
- 1949年(昭和24年)12月1日 会社分離により、改めて京阪電気鉄道の駅となる。
- 1950年(昭和25年)10月1日 石山蛍谷駅に改称。
- 1953年(昭和28年)4月1日 再び石山寺駅に改称。
[編集] 隣の駅
- 京阪電気鉄道
- 石山坂本線
- 石山寺駅 - 唐橋前駅