組坂繁之
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組坂繁之(くみさかしげゆき 1943年2月25日 - )は、日本の部落解放・社会運動家。1990年代後半から2006年現在までに至り部落解放同盟の最高指導者として活動を続けている。九州大谷短期大学ならびに折尾女子経済短期大学の各講師。
[編集] 略歴
1943年、福岡県小郡市に生まれる。1962年に福岡県立三井高等学校を卒業し拓殖大学へ進学、その後1970年に部落解放同盟福岡県連合会小郡市連絡協議会において青年部長に就任。のち、1989年に部落解放同盟福岡県連合会書記長および中央文化対策部長に、1990年に部落解放同盟中央本部において執行委員環境対策部長に、1996年には書記長、1998年には執行委員長に就任、以後現職。国連人権小委員会委員、反差別国際運動[1]日本委員会副理事長等も兼任する。
なお、中央本部入りするまでには、福岡県連筑後地区協議会書記長、同県連書記長等を歴任している。
[編集] 余話
- 小郡市立小郡中学校校長自殺事件(関連:確認・糾弾)の直接の関係者であるといわれている。
- 部落解放同盟の多くの歴代中央委員長とはちがい、団体としての見解は述べるが自らの主張を語ることは少なく、その経歴もまた多くの部分が明らかとされていない。
[編集] 関連項目
- 『差別論スペシャル』(ISBN 4759260315)において大々的に制作に加わる