練馬区立大泉中学校
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練馬区立大泉中学校(ねりまくりつおおいずみちゅうがっこう)は、東京都練馬区東大泉にある中学校である。
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[編集] 所在地
- 東京都練馬区東大泉4丁目27-35
[編集] 概要
全校生徒数750人を超し、都内でも有数の人数を誇る中学校である。区内では1番目に多く、2番目に多いのは石神井中である。生徒の間では「ズミ中」と呼ばれることが多い。制服がある。通常学級の他に身障学級として「10組」が併設されている。生徒は主に、大泉小・大泉四小・大泉六小・大泉東小から、進学してくるが、学校選択性により、区内の様々な場所から通学してくる生徒もいる。ちなみに、2010年より近隣の東京都立大泉高等学校が中高一貫校へ改変されるのに伴い、その中学校部分を大泉中が担うという噂が保護者の間に飛び交い(噂であってそのような事実は無い)、入学希望者(学校選択枠)が一時期増加した時期がある。しかし、この理由を除いても学校選択枠(学区外)からの入学希望者数は多く、平成17年度入学者では受入可能数40人に対して118人、平成18年度入学者では受入可能数20人に対して93人、平成19年度入学者では受入可能数20人に対して95人の応募があり、公開抽選を行っている。尚、公開抽選を行っているのは、区内36校中毎年5校ほどであることからも、人気の高さが伺える。
[編集] 主な行事
[編集] 宿泊行事
1年生では希望者に臨海学校、2年生ではスキー教室、3年生では修学旅行がある。臨海学校では、練馬区の宿泊施設である、千葉県にある「岩井少年自然の家(ベルデ岩井)」か、静岡県にある「下田少年自然の家(ベルデ下田)」が使用される。また、スキー教室では、長野県にある「武石少年自然の家(ベルデ武石)」か、同じく長野県にある「軽井沢少年自然の家(ベルデ軽井沢)」が使用される。修学旅行では、上記の施設を使わず、東北地方へ行き農業体験をしたり、京都奈良へ行ったりと、その年によって異なる。
[編集] 運動会
運動会は以前は9月に行われていたが、近年6月に行われるようになった。全校男子による組体操と、全校女子によるダンスが伝統となっている。その他には学年種目があり、1年生は「いかだ流し」、3年生は「ムカデ競争」が行われることが多いが、2年生の学年種目はなぜか毎年異なることが多い。
[編集] 合唱コンクール
合唱コンクールは毎年10月に練馬文化センターで、行われる。平成17年は、練馬文化センターが改修工事中だった為、所沢ミューズで行われた。学年ごとに異なる課題曲と、自由曲を歌い、学年毎に順位を決定する。1年生の課題曲は「夏の日の贈りもの」か「夢の世界を」、2年生の課題曲は「マイバラード」、3年生の課題曲は「大地讃頌」であることが多い。
[編集] 職業体験
近隣商店街等の協力により毎年2年生が夏休みに行っている。
[編集] その他
- 1年と2年では、遠足も行われる。
- 文化祭が開催されていた時期もあった。
- 文化祭については、生徒の間でも開催を希望するものは多々いたが、合唱コンクールを開催する年には出来ないと言う事情があり、ここ数年は合唱コンクールがおこなわれている。
[編集] 沿革
- 昭和22年3月24日 大泉第一中学校を大泉小学校内に併設し、1・2・3年生を収容。同時に、大泉第二中学校を大泉中学校(現高校)に設置、1・2・3年生を収容。
- 昭和22年5月1日 両校共に開校式を挙行
- 昭和23年2月23日 現在の敷地を購入
- 同年10月1日大泉第一・第二中学校廃止され、大泉中学校設が置される
- 同年10月25日校舎完成、翌日より授業開始
- 昭和32年4月1日大泉第二中学校分離独立
- 昭和35年5月1日特殊学級開設
- 昭和37年4月1日大泉学園中学校分離独立
- 昭和39年5月鉄筋校舎新設15教室
- 昭和44年3月31日鉄筋校舎新設12教室、給食室新設、7月20日プール新設
- 昭和47年10月1日給食室増改築、自体校給食開始
- 昭和49年5月15日講堂兼体育館改築完了
- 昭和52年11月1日創立30周年記念式典挙行
- 昭和62年11月13日創立40周年記念式典挙行
- 平成2年2月9日セミナーハウス落成式
- 平成3年12月20日パソコン教室・ランチルーム完成
- 平成16年3月新しい体育館・プールが完成
[編集] 部活動一覧
- 女子バレーボール部
- 男子バドミントン部
- 女子バドミントン部
- 男子バスケットボール部
- 女子バスケットボール部
- 空手部
- 卓球部
- サッカー部
- 陸上競技部
- 野球部
- ソフトボール部
- 美術部
- ブラスバンド部
- ハンドメイド部
- ボランティア部
- 華道部
- パソコン部
- 科学部
- 歌唱・コーラス部
- 文芸部
- 航空技術研究部
- 英語部