美祢駅
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美祢駅(みねえき)は、山口県美祢市にある西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)美祢線の駅。
美祢市の代表駅である。
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[編集] 駅構造
[編集] 貨物取扱
- 専用線発着の車扱貨物を取り扱う。
- 前述の操車場から、駅東側の宇部興産伊佐セメント工場へ専用線が続いている。ここから、岡見駅にある中国電力三隅火力発電所へ、タキ1100形を使用した往路は炭酸カルシウムを、復路はフライアッシュ(石灰炭)を運搬する貨物列車が1日1往復運行されている。
- かつては、石炭輸送で多くの貨物列車が運行されていたが、大嶺炭鉱の閉山により石炭輸送は廃止になった。宇部港駅への石灰石輸送も1998年より宇部興産専用道路を使用してのトラック輸送に切りかわった。
[編集] 駅周辺
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員は466人である(2005年度)
[編集] 歴史
- 1916年9月15日 - 美祢軽便鉄道により、吉則駅として開業。
- 1920年6月1日 - 美祢軽便鉄道の国有化により、国(美禰軽便線)へ移管。
- 1963年10月1日 - 美祢駅に改称。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本・JR貨物の駅となる。
- 1998年4月1日 - 宇部港駅への石灰石輸送貨物列車が廃止。
- 1998年6月15日 - 岡見駅への炭酸カルシウム、フライアッシュ輸送貨物列車が運行開始。