臨時琉球諮詢委員会
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臨時琉球諮詢委員会(りんじりゅうきゅうしじゅんいいんかい、Interim Ryukyus Advisory Council)は、琉球列島米国軍政府の諮問に応じるために設立された諮問機関である。
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[編集] 概要
各群島毎でなく、全琉的な問題について、米国軍政府の諮問に答えるために1950年6月15日に発足した。
11人の委員によって構成され、委員長に比嘉秀平(沖縄民政府官房長)、副委員長に冨名腰尚武(沖縄民政府情報課長)が選出された。
その後1951年4月1日に、琉球臨時中央政府が設立したことにより廃止された。
[編集] 委員の構成
各群島より、群島知事によって任命された。
- 奄美群島(3人)
- 沖縄群島(6人)
- 宮古群島(1人)
- 八重山群島(1人)
[編集] 事務局員構成
- 事務局長
- 主事
- 書記
- 通訳
- 翻訳
- タイピスト
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
米軍統治下の沖縄住民統治機構の変遷 | ||||||||||
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奄美群島 | 大島支庁→臨時北部南西諸島政庁→奄美群島政府 | |||||||||
沖縄群島 | 沖縄諮詢会→沖縄民政府→沖縄群島政府 | |||||||||
宮古群島 | 宮古支庁→宮古民政府→宮古群島政府 | |||||||||
八重山群島 | 八重山支庁→八重山仮支庁→八重山民政府→八重山群島政府 | |||||||||
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