若いってすばらしい
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若いってすばらしいは1966年3月に発表された槇みちる歌唱の日本の歌謡曲。
[編集] 概要
60年代高度成長期の前向きで活力に溢れた世相を反映した爽やかで希望に満ちた青春賛歌であり、坂本九のヒット曲「明日があるさ」(1963年)に触発されて作られた心情的アンサーソングでもある。
最初はNHKの若者向け番組「若い十代」の「今月のテーマソング」で披露され大評判を呼び、レコード発売が決定し、槙みちるの歌唱力とも相俟って同年を代表するヒット曲になった。
作曲者の宮川泰は生前、自作曲の中でも本作が最も気に入っていると常々発言しており、自身の主宰する「名匠・宮川組」のコンサートの中でも必ず取り上げていた。
ペギー・マーチ、マリソルといった外国人歌手によって“逆カバー”され、翌67年にはスクールメイツによってもカバーされた。さらに宮川が音楽を担当した2003年度後期のNHK連続テレビ小説「てるてる家族」ではグランドフィナーレとしてキャスト総参加で歌われ、ドラマの最後を締め括った。
2006年8月12日放送のNHK第38回思い出のメロディーにおいては宮川泰追悼の意味を込めてオープニングに全員参加で合唱された。
[編集] 作成者(槇みちる盤)
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