華城季帆
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華城 季帆(かしろ きほ、9月1日 - )は、元宝塚歌劇団の娘役。花組で活躍した。愛称はナル。
静岡県富士市生まれ。静岡県立吉原高等学校出身。
2001年「ベルサイユのばら2001」にて初舞台を踏んだ、宝塚音楽学校87期生。 同期に、龍真咲・沙央くらま・晴華みどり・和音美桜・咲花杏・早霧せいな等がいる。
抜群のスタイルと、透き通る様な美声を生かした歌唱力で芝居・ショー共に、常に重要なポジションを任された。また、TAKARAZUKA SKY STAGEの第二期スカイフェアリーズを務めた。
華城を含む同期娘役4人による、日本の童謡・唱歌集『Quatre Saisons』も発売されている。
しかし、2006年12月26日の宝塚歌劇団花組公演『明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴-/TUXED JAZZ』集合日にて退団した。
そして2007年3月オスカープロモーションに所属し始めた。
新たな華城季帆の第一歩を歩き始めた。
[編集] 主な舞台略歴
- 2004年「天使の季節」新人公演、初ヒロイン、マルゲリタ役(本役・ふづき美世)
- 2004年「NAKED CITY」バウ・ホール・日本青年館公演、キャシー・レアマン役
- 2004年「La Esperanza/TAKARAZUKA舞夢」本公演/トレーシー役。新人公演/フラスキータ役(本役・遠野あすか)。
- 2005年「くらわんか」バウ・ホール公演。お初・小糸・延陽伯の3役をこなし、確かな成長をみせる。
- 2005年「マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー」本公演/ファティマ役。新人公演/イヴェット・ダンボワーズ役(本役・遠野あすか)
- 2005年「マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レヴュー」博多座公演。イヴェット・ダンボワーズ役。ショー「エンター・ザ・レビュー」ではエトワールを務める。
- 2006年「落陽のパレルモ/Asian Winds!」本公演/フェリーチタ役。新人公演/ジュディッタ・フェリ役(本役・遠野あすか)。ショー「Asian Winds」では、エトワールを務める。
- 2006年「スカウト」バウ・ホール公演。単独初ヒロイン/サーシャ役。
- 2006年「ファントム(花組)」本公演/ソレリ役。新人公演/ヒロイン:クリスティーヌ・ダーエ役(本役・桜乃彩音)。
- 2006年「MIND TRAVELLER」ドラマシティ/日本青年館公演。ヒロイン、パメラ役。