西根バイパス (岩手県)
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西根バイパス(にしねバイパス)は、国道282号のバイパス道路である。
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[編集] 区間
[編集] 途中交差する道路
- 県道17号岩手平舘線(八幡平市平舘9地割)→予定線
- 県道199号大更好摩線(八幡平市大更20地割)→立体交差
- 県道257号岩手大更線(八幡平市大更36地割字両沼)
[編集] 整備の目的
国道282号は八幡平市中心部(旧西根町域の大更及び平舘地区)において道幅が狭くて住宅や商店が密集する地区を通過しており、一部中央線や歩道のない箇所、(特にJR花輪線と交差する第1津軽街道踏切の前後において)見通しの悪い急カーブ・つづら折りが存在する(最高制限速度も50km/hと40km/hの区間が混在)。また行楽期には八幡平及び安比高原へ向かうマイカーの増加により交通渋滞が慢性化し、通過する大型車両の増加も著しいため、迂回路として「西根バイパス」を整備する運びとなった。
1994年に事業着手(調査・測量開始)し、2005年3月31日に八幡平市道山子沢線との交点から県道257号岩手大更線との交点まで部分開通。さらに翌2006年2月21日には開通区間が南へ(八幡平市道野中線との交点まで)延伸され、花輪線及び県道199号大更好摩線と立体交差する形になった。これに伴いすぐ東隣にあったJR花輪線野中踏切は廃止されている。
また関連事業として、交通の難所となっている県道257号岩手大更線竹花踏切付近の立体交差化工事も進められている。完成すると竹花踏切は廃止され、県道257号は現ルートの282号及びJR花輪線をくぐって八幡平市役所前T字路に至る形へと変更される。
当バイパスの全線開通は2008年度の予定。北半分(県道257号との交点から松尾地区まで)は南半分(西根インターから県道257号との交点まで)の開通を待って本格設計に入ることになっており、現時点では未着工となっている。
[編集] 構造
[編集] 事業主体及び管理者
- 岩手県県土整備部道路建設課及び道路環境課。