進学会
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
本社所在地 | 003-0025 北海道札幌市白石区本郷通1丁目北1番15号 |
設立 | 1976年6月17日 |
業種 | サービス業 |
代表者 | 平井睦雄 |
資本金 | 39億8,410万円 |
決算期 | 3月 |
外部リンク | http://www.shingakukai.co.jp/ |
株式会社進学会(しんがくかい)は、日本の学習塾・スポーツクラブなどの運営企業。本社は北海道札幌市。東京証券取引所第一部上場。
北海道・東北を主な地盤としており、特に北海道では北大学力増進会(ほくだいがくりょくぞうしんかい)の名称で、帯広市を地盤とする練成会グループと並び北海道を代表する学習塾チェーンとしての地位を確立している。国立大附属中、公立高校への受験に強い。学生講師によって成り立っている。
社長は、創業者の平井睦雄。
目次 |
[編集] 学習塾
継続授業
進学会では、入塾した生徒が受ける通常の授業のことを「継続授業」と呼ぶ。 指導理念は「継続は力なり」。小学生から高校生まで様々なコースを設定して指導している。
- 小学生
- 小学1年生~3年生は「さんすう教室」という週1回の授業を行う。
- 小学4~5年生は週2回の授業を行い、国語、算数のみ指導する。社会・理科の授業は行わない。
- 小学6年生は原則週3回の授業で、国語、算数、社会・理科を指導している。
- 中学生
- クラスは成績によって3つのレベル(進学コース、特設コース、超特設コース)にわけられている。特設コース・超特設コースへの入塾には後述の公開テストで一定以上の点数を取る必要がある。この他にも、私立中学校や教育大附属中学校に通学する生徒専用のクラスも開講している。
- 週3回の授業を行う。週3回の中で英語、数学、社会・理科を指導し、希望する生徒のみ月2回の国語の授業を追加で受講できる。(国語クラス)
- 高校生
- 「進学会ハイスクール」という別ブランドで高校1年生~高校3年生までを指導している。指導科目は数学、英語で受講する教科数は希望によって変えられる。更に、一定数の申し込みがあれば理科も開講する。
講習会
- 春季・夏季・冬季のあわせて年3回実施している。基本的には小学生は4教科(国語、算数、社会、理科)、中学生は5教科(国語、数学、英語、社会、理科)を指導する。
- 中学生の場合、講習会も進学コース、特設コース、トップ高攻略コースにクラスが分けられているが、継続授業と異なり特に受講制限はなく(成績の目安は示されている)、希望すれば誰でも特設・トップ高攻略コースを受講できる。
- 冬季講習は年末年始(大晦日・正月三が日)は休みとなるが、小学6年生・中学3年生についてはその間も希望者に対して「正月特訓」と題した講習が行われる。
- 現在は不定期であるが、社長である平井自らが教鞭をとることがある。(札幌地区のみ)
公開テスト
- 中学3年生は合格判定テスト、小学4年生~中学2年生は学力コンクールという名前で公開テストを実施している。前記のとおり特設・超特設コースの入塾試験を兼ねている部分があるため、継続授業に通塾していなくても受験できる。
合格実績
その他
- 使用するテキスト等を印刷する関連部門である、増進印刷(株)の元社長が、ラーメンチェーンむつみ屋の創業者竹麓輔である。
[編集] 地域別のブランド
[編集] 沿革
- 1972年4月 札幌市で創業
- 1976年6月 株式会社北大学力増進会設立
- 1983年12月 東北地方に進出
- 1987年3月 関東地方に進出、社名を株式会社進学会に変更
- 1988年12月 JASDAQにて株式を公開
- 1989年4月 東海地方に進出
- 1990年4月 北陸・中国地区に進出
- 1994年7月 九州地区に進出
- 2004年2月 東京証券取引所第二部上場
- 2005年3月 東京証券取引所第一部に指定替えとなる