道路関係四公団
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道路関係四公団 (どうろかんけいよんこうだん) とは、2005年9月30日まで、主として有料道路の建設・管理を行っていた、以下の4つの特殊法人のことである。
2005年10月1日に四公団の民営化が行われ、日本道路公団は分割され東日本高速道路株式会社・中日本高速道路株式会社・西日本高速道路株式会社に、首都高速道路公団は首都高速道路株式会社に、阪神高速道路公団は阪神高速道路株式会社に、本州四国連絡橋公団は本州四国連絡高速道路株式会社になり、各公団のこれまでの業務並びに権利及び義務を承継することになった。
今回の民営化においては、上下分離方式が採用されることになり、その「下」の部分、すなわち道路施設及び債務等の保有は、新設された独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構に一括して譲渡され機構の主な事業となる。保有および債務返済のための資金は、民営化会社に道路を賃貸する収益によってまかなわれる。
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