金時山
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金時山 | |
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矢倉沢峠付近から仰ぐ金時山 (2007年3月撮影) |
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標高 | 1,213 m |
位置 | 北緯35度17分23秒 東経139度00分17秒 |
所在地 | 神奈川県南足柄市、箱根町 静岡県小山町 |
山系 | 箱根山 |
種類 | -- |
初登頂 | -- |
金時山(きんときさん、きんときやま)は神奈川県・静岡県境にあり、箱根山の北部に位置する標高1,213mの山。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。山の形から別名、猪鼻山(いのはなやま)や猪鼻岳(いのはなだけ)とも呼ばれる。金太郎伝説発祥の山である。
箱根山の外輪山では最も高い山であるが、本当の外輪山ではなく古箱根火山の寄生火山であった(詳しくは箱根山#活動史を参照)。そのため外輪山の他の山とは異なった特徴的な山容をしている。
山頂からの眺めが良く、箱根の登山コースの中では最も人気の高い山の一つで、天気が良ければ箱根の山々から富士山、遠くは南アルプスや八ヶ岳まで望むことができる。
目次 |
[編集] 山名の由来
かつてこの山は、山の形から猪鼻嶽(いのはなだけ)と呼ばれていたが、坂田公時(金太郎)がこの山で山姥に育てられたという伝説から、江戸時代の後期に金時山と呼ばれるようになった。
[編集] 登山施設
- 金時娘の茶屋
- 金太郎茶屋
[編集] 周辺の山
- 丸岳(1,156m)
- 明神ヶ岳(1,169m)
[編集] ギャラリー
足柄峠から望む金時山 |
明神ヶ岳付近から望む金時山 |