鉄人28号 (映画)
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鉄人28号 | |
監督 | 冨樫森 |
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製作 | T-28プロジェクト |
脚本 | 斉藤ひろし、山田耕大 |
出演者 | 池松壮亮、蒼井優、薬師丸ひろ子 |
音楽 | 千住明 |
撮影 | 山本英夫 |
配給 | 松竹 |
公開 | 2005年3月19日 |
上映時間 | 114分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『鉄人28号』(てつじん28ごう)は、横山光輝の漫画『鉄人28号』を原作とする日本の映画作品。2005年3月19日公開。
[編集] 概要
巨大ロボット作品の元祖『鉄人28号』の実写映画化作品。本作以前では鉄人28号の映画作品は1964年にテレビアニメ版の一遍を上映したものがあるのみで、オリジナル作品としてはこれが初である。また実写作品としては1960年のテレビドラマ版以来となる。
監督には青春映画を多数手掛けた冨樫森を起用。原作をベースにしつつ舞台を現代に移し、主人公・金田正太郎の成長物語に重点が置かれている。本作に登場する鉄人28号とブラックオックスはCGによって描かれているが、原作のデザインを忠実に再現している反面、実写には馴染まないものとなってしまっている。
当時13歳であった主演の池松壮亮の演技力が高い評価を得ているものの、鉄人・オックスのCGの出来に対しては批判が多く、原作ファンからの評価はあまり高くない。また同時期に放映されていたテレビアニメ版と比較されることも多い。 ちなみに興行的には制作費10億に対して興行収入1億という大失敗に終わっている。