阪急700系電車
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700系電車（700けいでんしゃ）は、京阪神急行電鉄→阪急電鉄がかつて保有していた電車。
京都線用として1948年（昭和23年）にナニワ工機（現・アルナ車両）にて10両が建造された。
[編集] 概要
車体は運輸省規格形車体を採用しており、同時期に建造された宝塚線用の550形や、翌1949年に京阪電気鉄道として分離される事になる京阪線用の1300系と似た車体である。
電動機出力が低い為、当初より千里山線（現・千里線）用として使用され、本線で使用される事は殆ど無かった。
Mc（制御電動車）-Tc（制御車）の2両編成として建造されたが、1951年（昭和26年）に、C#751がカルダン駆動の試験車として電装化された。1956年（昭和31年）に、制御車750形を電装して700形(C#706~710)に改番し、さらに1300形を付随車化改造の上、新たに750形として中間に組み込み、3両編成化された。一方、C#706（旧・C#751）のカルダン駆動関係機器は1971年（昭和46年）に撤去され、Tc化された。
千里線の他、嵐山線でも使用されたが、1976年（昭和51年）に全車が廃車された。
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