飢餓海峡
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飢餓海峡(きがかいきょう)は、水上勉原作の推理小説。及び同名小説を原作とする映画、テレビドラマ。映画は1964年、テレビドラマは1968年と1978年、および1988年に制作された。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] あらすじ
戦後まだ間もない時期の、ある台風の日、青函連絡船の転覆事故が発生した頃、北海道の岩内で質店一家の強盗放火殺人事件が発生していた。連絡船事故の遺体収容にあたった函館警察の弓坂刑事は、身元不明の二つの死体がどこか別の場所から流れて来たものと推測する。 同じ頃、酌婦の杉戸八重は一夜を共にした犬飼という男から大金を渡された。犬飼は去ったものの、八重はその恩人への感謝に、大金を包んであった新聞と自分が貸して犬飼が使った安全剃刀を肌身につけて持っていた。 その後、弓坂が八重に不審な男について尋問するが、八重は犬飼をかばって何も話さなかった。そして、八重は酌婦をやめて去っていき、行方は杳として知れなかった。 それから十年、八重は舞鶴で心中死体となって発見された。東舞鶴警察の味村刑事が女の懐中から舞鶴のデンプン工場主樽見京一郎が、刑余更生事業資金に三千万円寄贈したという新聞の切り抜きを発見し、事件は急転する。
[編集] 映像化
[編集] 1965年(映画)
- スタッフ
- 制作:東映
- 製作:大川博
- 脚本:鈴木尚之
- 音楽:冨田勲
- 監督:内田吐夢
- 出演
- 樽見京一郎:三國連太郎
- 杉戸八重:左幸子
- 弓坂刑事:伴淳三郎
- 高倉健
ほか
[編集] 1968年(テレビドラマ)
- 放送日:1968年8月21日~1968年?月?日(全5話)
- スタッフ
- 制作:NHK総合テレビジョン
- 出演
- 樽見京一郎:高橋幸治
- 杉戸八重:中村玉緒
ほか
[編集] 1978年(テレビドラマ)
- 放送日:1978年9月2日~1978年10月21日(全8話)
- スタッフ
- 出演
- 弓坂刑事:若山富三郎
- 樽見京一郎:山崎努
- 杉戸八重:藤真利子
- 村野武範
- 河原崎長一郎
- 岡田英次
- 森本レオ
ほか
※助監督には、映画「泥の河」、「死の棘」などの映画監督小栗康平。
[編集] 1988年(テレビドラマ)
- 放送日:1988年10月7日
- スタッフ
- 制作:フジテレビ
- 出演
- 弓坂刑事:仲代達矢
- 樽見京一郎:萩原健一
- 杉戸八重:若村麻由美
- 藤村志保(特別出演)
ほか
[編集] 外部リンク
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