馬頭明王
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基本教義 |
縁起、四諦、八正道 |
三法印、四法印 |
諸行無常、諸法無我 |
涅槃寂静、一切皆苦 |
人物 |
釈迦、十大弟子、龍樹 |
如来・菩薩 |
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部派・宗派 |
原始仏教、上座部、大乗 |
地域別仏教 |
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聖地 |
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馬頭明王(ばとうみょうおう)は、八大明王の一尊で馬頭観音のこと。原名は、ハヤグリーヴァ(馬のたてがみをもつもの)。
[編集] 概説
本来は、インド神話の梵天(ブラフマー)が倒した悪魔であり、転じて、ブラフマー神あるいはヴィシュヌ神の化身とされる。
なお、観音菩薩は原名をアヴァローキテーシュヴァラ、ヴィシュヌ神は異名をイーシュヴァラという。どちらにも、イーシュヴァラ(主宰神)の名があるのでその化身として仏教に取り入れられたのかも知れない。