高橋稲荷神社
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高橋稲荷神社 | |
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所在地 | 熊本県熊本市城山上代町1121 |
主祭神 | 宇迦之御魂大神 |
社格等 | 別表神社 |
創建 | 明応5年(1496年) |
例祭 | 11月8日 |
高橋稲荷神社(たかはしいいなりじんじゃ)は、熊本県熊本市にある神社である。
九州三稲荷の一つ、日本五大稲荷(ほかは京都・伏見稲荷、佐賀・祐徳稲荷、愛知・豊川稲荷、岡山・最上稲荷としている)の一つとされ(まれに日本三大稲荷の一つとされることもある)、阿蘇神社・出水神社とともに熊本県三大神社の一つとされている。
2月初午の初午大祭には、多くの人が参詣する。
[編集] 歴史
明応5年(1496年)、隈本城の初代城主・鹿子木親員が支城として稲荷山山頂に上代城を築いた際、城内鎮守のため京都の稲荷神社から稲荷大明神を勧請したのに始まる。天文10年(1541年)上代城落城の際に稲荷神社も焼失した。
江戸時代に入り、熊本藩主細川氏の菩提寺である海蔵寺の首座・義本氏が夢で稲荷神社再興の啓示を受け、寛文元年(1661年)、現在地である稲荷山中腹に社殿を再建し遷座した。以降、熊本藩主細川氏の崇敬を受けた。明治維新の際に高橋稲荷神社に改称した。
[編集] 関連項目
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