7月4日に生まれて
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7月4日に生まれて Born on the Fourth of July |
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監督 | オリバー・ストーン |
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製作 | A・キットマン・ホー オリバー・ストーン |
脚本 | オリバー・ストーン ロン・コヴィック |
出演者 | トム・クルーズ ウィレム・デフォー キーラ・セジウィック トム・ベレンジャー |
音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
撮影 | ロバート・リチャードソン |
編集 | デヴィッド・ブレナー ジョー・ハットシング |
配給 | ユニバーサル映画 |
公開 | 1989年12月20日(アメリカ) |
上映時間 | 145分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
7月4日に生まれて(原題:Born on the Fourth of July)は、1989年のアメリカ映画。
目次 |
[編集] 概要
ロン・コーヴィックの同名小説を映画化した作品で、ベトナム戦争を扱った戦争映画。
オリバー・ストーン監督。トム・クルーズ主演。1989年のアカデミー賞において、監督・編集の2部門を受賞している。ちなみに、主演のトム・クルーズは、7月3日生まれである。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
7月4日の独立記念日に生まれ、第二次世界大戦の勇士である父を誇りにもつロン・コーヴィック(トム・クルーズ)は、高校卒業後に海兵隊に入隊し、13週間の訓練の後にベトナム戦争に志願する。 そこでの戦いは熾烈であり、ベトコンの攻撃にパニックになったロンは部下のウィルソンを誤射して死なせてしまい、遂にロン自身も銃弾に倒れ脊髄を損傷、下半身不随となる。
故郷に戻るロンだが、アメリカで彼を待っていたものは、国を守る英雄としての賞賛の言葉ではなく、非難と嘲笑の嵐だった。
帰還兵をゴミ屑のように扱う世間に、絶望の日々を過ごすロン。だが、意を決して仲間と共に反戦運動に立ち上がる。
「帰還兵の権利を守れ」「我々はアメリカのために戦ったのだ」─仲間と共に、シュプレヒコールを叫びながらデモ行進をするロン達の頭上に盛大に舞ったものは、国旗色のリボンテープや紙吹雪ではなく、トイレットペーパーやゴミだった。
このようにロンは次第に酒浸りの日々を送ることで遂に家族からも孤立し、メキシコへと旅立つのだが……。
[編集] キャスト
- トム・クルーズ
- ブライアン・ラーキン
- ウィレム・デフォー
- キーラ・セジウィック
- トム・ベレンジャー
- スティーヴン・ボールドウィン
- リリ・テイラー
- マイケル・ウィンコット
- トム・サイズモア
- ウィリアム・ボールドウィン
- ウェイン・ナイト
[編集] 主な受賞歴
- アカデミー賞(1989年)
- ゴールデングローブ賞(1989年)
- 男優賞(ドラマ部門) - トム・クルーズ
- 監督賞 - オリバー・ストーン
- 脚本賞 - オリバー・ストーン、ロン・コヴィック
- 作品賞
[編集] 関連
オリヴァー・ストーン監督作品 |
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