American Field Service
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American Field Service(AFS)は、高校生の交換留学をサポートするボランティア団体である。
[編集] 概要
高校生を中心とする交換留学によって得られる、個人レベルでの国際間の相互理解を通じて、世界平和を希求することを理念として活動している、非営利的、非政治的、宗教色のない国際交流機関である。
海外への留学を希望している高校生たちを、試験を受けてもらい、合格すれば資金援助やホストファミリー探しなどを行ってもらえる。
留学先の国は、全世界どこでも可能である。ただし、英語と留学先の言葉が話せないといけない。
[編集] 歴史
第一次世界大戦でアメリカの野戦奉仕団体として始まった活動が、第二次世界大戦後、悲惨な戦争を二度と繰り返さないために、文化の違いを乗り越えた相互理解をしようという目的のもと、1946年に交換留学がスタートした。
現在ニューヨークに本部を置き、年間約1万人の留学生をサポートしている。
日本におけるAFS活動は1954年に始まり、1980年には当時の文部省より財団法人の認証を受け、財団法人エイ・エフ・エス日本協会が設立された。
現在の外交官もAFS出身者は多い。