BOØWY COMPLETE
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BOØWY COMPLETE | ||
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BOØWY の アルバム | ||
リリース | 1991年12月24日 1993年3月3日(再発) 2002年3月29日(再発) |
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ジャンル | J-POP | |
時間 | “SPECIALS” 37分56秒 |
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レーベル | 東芝EMI | |
プロデュース | 糟谷銑司 | |
レビュー | ||
最高順位2位、累計売上23万枚 |
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BOØWY 年表 | ||
ORCHESTRATION BOØWY (1989年) |
BOØWY COMPLETE LIMITED EDITION (1991年) |
THIS BOØWY (1998年) |
BOØWY COMPLETE(ボウイ・コンプリート)は日本のロックバンド、BOØWYのアルバム集BOX。
1991年12月24日に『BOØWY COMPLETE LIMITED EDITION』として東芝EMIより限定10万セットでリリースされた。
全てのアルバムとシングル曲・カップリング曲、そして未発表曲であった「たった一度のLOVE SONG」が収録されている。全10枚組。
[編集] 解説
リリースされたオリジナルアルバム及びシングルを網羅した完全版BOXセットである。1991年12月24日に15万セット限定で発売された初版は、黒い外箱に金色で文字が刻まれてた装丁であったが、再発売を望む多数の声に応え1993年3月3日に12万5千セット限定で再リリースされた『BOØWY COMPLETE REQUIRED EDITION』の装丁は白いボックスに黒で文字が刻まれている。この、通称「黒箱」と「白箱」には、外箱の違い以外に、添付されたリーフレットの内容にも若干の違いがあった。黒箱と白箱には、“SINGLES”に収録されている9曲目のMarionetteのみシングル・ヴァージョンではなくアルバム・ヴァージョンが収録されているので、厳密には完全版と言えない。その後、2002年3月29日には全ての音源がデジタル・リマスタリングされた『BOØWY COMPLETE 21st CENTURY 20th ANNIVERSARY EDITION』がリリースされた。音質が改善されただけでなく、9枚目の“SINGLES”に収録されている9曲目のMarionetteがシングル・ヴァージョンで収録されているため、まさしく完全版と言える内容になった。
[編集] 収録アルバム
- DISC I MORAL
- DISC II INSTANT LOVE
- DISC III BOØWY
- DISC IV JUST A HERO
- DISC V “GIGS”JUST A HERO TOUR 1986
- DISC VI BEAT EMOTION
- DISC VII PSYCHOPATH
- DISC VIII “LAST GIGS”
- DISC IX “SINGLES”
- DISC X “SPECIALS”
[編集] “SPECIALS” 収録曲
- OUT!!
(作詞・作曲:氷室狂介 / 編曲:布袋寅泰)- 原題は「レイズ・アウト(REY'S OUT)」。某音楽事務所所属していた頃の関係者について歌った曲。2ndアルバムのためにレコーディングされたが、結局解散までお蔵入りとなった。のちにMORAL+3にも収録された。
- DAKARA
(作詞・作曲:氷室狂介 / 作曲・編曲:布袋寅泰)- 「OUT!!」と同様に初期にレコーディングされたものの解散時まで未発表だった曲。のちにMORAL+3にも収録された。1984年頃にはメロディーや歌詞、アレンジが大幅に異なる「DAKARA PART II(通称)」という曲がライブで演奏されたこともあった。
- LET'S THINK
(作詞:氷室狂介 / 作曲・編曲:布袋寅泰)- 「OUT!!」、「DAKARA」と同様、解散後まで未発表だった曲。のちにMORAL+3にも収録された。松井常松のスラップが聞ける数少ない曲。
- OUR LANGUAGE
(作詞・作曲:氷室京介・布袋寅泰 / 編曲:布袋寅泰)- シングル「BAD FEELING」のB面曲。氷室と布袋の共作で、一晩で仕上げられたといわれる。
- BEGINNING FROM ENDLESS~
(作曲・編曲:布袋寅泰)- アルバムMORALに収録の「ENDLESS」のメロディーをモチーフとしたインストゥルメンタル曲。1984年頃からライブでのオープニングSEとして使用されていた。
- GIVE IT TO ME(LIVE VERSION)
(作詞・作曲:氷室京介 / 編曲:布袋寅泰)- 1stアルバム『MORAL』収録曲であるが、初期からライブではリズム隊を中心にアルバムテイクとはアレンジを変えて演奏されていた曲であった。シングル「わがままジュリエット」のB面に収録されたこのライブテイクは、1985年のBOØWY's BE AMBICIOUSツアーで演奏されたバージョンであり、イントロのリフやBメロのフレーズの追加など大きくリアレンジが施されている。因みに、曲の終了後に流れるギターはMY HONEYのイントロである。
- B・BLUE(LIVE VERSION)~
(作詞:氷室京介 / 作曲・編曲:布袋寅泰)- 「ROCK'N'ROLL CIRCUS」ツアー1987年2月24日武道館での演奏を録音したものである。
- BABY ACTION(LIVE VERSION)
(作詞:氷室京介 / 作曲・編曲:布袋寅泰)- 「ROCK'N'ROLL CIRCUS」ツアー1987年2月24日武道館での演奏を録音したものである。
- THE WILD ONE(BOØWY & SUZI QUATRO)
(作詞・作曲:N.CHINN-M.CHAPMAN / 編曲:布袋寅泰)- スージー・クアトロの往年の名曲のカバー。クアトロ自身もボーカルで参加している。しかしレコーディングは別々に行われたという。
- たった一度のLOVE SONG
(作詞・作曲:氷室狂介 / 編曲:布袋寅泰)- ライブハウス時代にライブで演奏されていた曲の一つ。6人編成時代に録音され結局お蔵入りしていたが、『BOØWY COMPLETE』に初めて収録された。
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