INSTANT LOVE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
INSTANT LOVE | ||
---|---|---|
BOØWY の アルバム | ||
リリース | 1983年9月25日 1985年6月25日(再発) 1988年7月5日(再発) 1998年2月18日(再発) 2002年8月21日(再発) |
|
録音 | STUDIO BIRDMAN | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | 40分06秒 | |
レーベル | ジャパンレコーズ | |
プロデュース | 木村マモル | |
レビュー | ||
チャート順位 | ||
|
||
売上枚数 | ||
|
||
BOØWY 年表 | ||
MORAL (1982年) |
INSTANT LOVE (1983年) |
BOØWY (1985年) |
INSTANT LOVE(インスタント・ラブ)は日本のロックバンド、BOØWYの2ndアルバム。
その後、1985年6月25日に初CD化され、1988年7月5日に限定版として豪華BOXセットで再リリースされた。また、2002年8月21日に『INSTANT LOVE HAMMER TRANCE』との2枚組でデジタルリマスタリングされて再リリースされた。
[編集] 解説
パンク色の強かった前作から一転、ラブソングのニュアンスを含んだメロディアスな楽曲が大半を占めている。また、当時契約したばかりのジャパンレコードが徳間音工に吸収(後の徳間ジャパンコミュニケーションズ)になったため、BOØWYに関する全ての宣伝費がカットされてしまう。しかし、プロモーション用として配布されたシングル『OH! MY JULLY』のB面曲、『FUNNY-BOY』が新宿有線で連続1位を獲得し、メディアから注目されるようになる。ヴォーカル氷室狂介曰く、「前作『MORAL』が怒りに斧を振り上げているイメージに対し、今作はドスをチラリと見せる、よりシャープなイメージである」と語っている。また、自分達の中にある「シラケ感覚」がテーマ、とも語っている。
[編集] 収録曲
- INSTANT LOVE
(作詞:氷室狂介 / 作曲:布袋寅泰 / 編曲:BOØWY)- 「INSTANT LOVE」という曲名は、布袋の作ったデモテープの仮タイトルがそのまま採用されたものであるという。現代の乾いた恋愛感情をテーマにしている。実は、この曲を含め本アルバムに収録された曲は、6人編成時代から演奏されていた。
- MY HONEY
(作詞:氷室狂介 / 作曲:布袋寅泰 / 編曲:BOØWY)- ミドルテンポの縦ノリビートで、初期~中期において「OH! MY JULLY Part I」と共にライブの中核を担った。後期にはセットリストから姿を消したものの、BOØWYのキャリアの中でも長く演奏されており多様なアレンジが存在する。1985年のアンビシャス・ツアーで演奏された最終版は、シングル「わがままジュリエット」のB面に収録されている「Give it to me」の曲終了後に、イントロがチラっと入っている。
- OH! MY JULLY Part II
(作詞・作曲:氷室狂介 / 編曲:BOØWY)- 原題は「LOLITA」。BOØWYには珍しい、スローテンポでかなり暗い曲。ライブでも演奏されていたが、結局は「THIS MOMENT」に取って替わられた形になった。
- FUNNY-BOY
(作詞:氷室狂介・高橋信・松井恒松 / 作曲:氷室狂介 / 編曲:BOØWY)- プロモーション用としてサンプル用のシングルが制作され、新宿有線で3週連続1位を記録した曲。氷室がBOØWY以前の19歳の頃に作曲したと言われている。元々は「夢を追って都会に出て来たが、何もかも上手くいかない少年の歌」だったが、幾つかのアレンジを経て現在の形になった。
- OH! MY JULLY Part I
(作詞:氷室狂介 / 作曲:布袋寅泰 / 編曲:BOØWY)- この曲は当時氷室が飼っていたウサギをモチーフに書いた物である。ライブではスピードを上げて演奏され、地方の会場では特に盛り上がった。あまりにもエキサイトした観客がステージに闖入し、演奏が中断する事もあった。
- TEENAGE EMOTION
(作詞:深沢和明 / 作曲:布袋寅泰 / 編曲:BOØWY)- 原題は「FUCK OFF」。6人編成時代に一度レコーディングされている。ニューウェーブ色が濃く、初期BOØWYの「変な曲を演奏するバンド」と言う評判を広めた。
- LONDON GAME
(作詞:氷室狂介 / 作曲:布袋寅泰 / 編曲:BOØWY)- ライブでも「TEENAGE EMOTION」とセットで演奏される事が多かった。そのノリの良さから、当時のライブでは締めとしてよく使われた。
- SYMPHONIC
(作詞・作曲:氷室狂介 / 編曲:BOØWY)- 原題は「FUN POP」。キーボードで演奏されている部分は、元々は深沢がサックスで演奏していた。高橋まことのお気に入りで、一度だけライブでボーカルを取った事もある。
- THIS MOMENT
(作詞:氷室狂介 / 作曲:布袋寅泰 / 編曲:BOØWY)- 演歌を思わせるようなメロディーラインが印象的なバラード。かなり後ろ向きで救いようのない絶望感溢れる歌詞も珍しい。主に初期のライブで演奏されていたが、後に「"GIGS" CASE OF BOØWY」でも演奏されている。氷室曰く「BOØWYの楽曲では唯一のレゲエ」。
- ※(LP盤では5曲目の「OH! MY JULLY Part I」からB面)
[編集] 参加ミュージシャン
- 氷室狂介
- 布袋寅泰
- 松井恒松
- 高橋信
メンバー | |
---|---|
氷室京介 - 布袋寅泰 - 松井恒松 - 高橋まこと | |
シングル | |
ホンキー・トンキー・クレイジー - BAD FEELING - わがままジュリエット - B・BLUE - ONLY YOU - MARIONETTE - 季節が君だけを変える | |
オリジナルアルバム | |
MORAL - INSTANT LOVE - BOØWY - JUST A HERO - BEAT EMOTION - PSYCHOPATH | |
ベストアルバム | |
“SINGLES” - THIS BOØWY | |
ライブアルバム | |
“GIGS”JUST A HERO TOUR 1986 - “LAST GIGS” - “GIGS”CASE OF BOØWY - GIGS at BUDOKAN BEAT EMOTION ROCK'N ROLL CIRCUS TOUR 1986.11.11~1987.02.24 | |
リミックスアルバム | |
MORAL-TRANCE MIX - INSTANT LOVE HAMMER TRANCE | |
トリビュートアルバム | |
BOØWY Tribute - BOØWY Respect | |
関連アルバム | |
MORAL+3 - ORCHESTRATION BOØWY | |
完全限定BOX | |
BOØWY COMPLETE | |
関連項目 | |
ユイ音楽工房 - 東芝EMI - 吉川晃司 - 山下久美子 - COMPLEX - ビーイング |
この「INSTANT LOVE」は、アルバムに関連した書きかけ項目です。加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(Portal:音楽 Wikipedia:ウィキプロジェクト アルバム) |