CQC
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CQC(クロース・クォーター・コンバット、近接格闘、英:Close Quarters Combat)は、CQB(近接戦闘 Close Quarter Battle)よりも更に接近した距離での戦闘もしくは、その距離での戦闘技術。ただし、CQBに含まれる場合もある。銃火器を使用することが困難な状況であるため、ナイフや打撃武器、紐等の武器、あるいは徒手での格闘等に重点が置かれる。
テロなどの脅威が増す情勢下、CQBの一部として、あるいは相手を殺害せずに捕縛する技術として、世界中の警察・軍などによって重要視されるようになる。
[編集] 歴史
イギリスのウィリアム・フェアバーンが柔術、中国武術などを基に編み出した「フェアバーン・システム」や「無音殺傷」(Silent Killing)は、CQCに特化した最初の格闘術である。ただし、当時はCQCといった呼び方は無かった。フェアバーンが教えた技術は、その後、彼の弟子や各国の軍などにおいて改良され、現在に至っている。また、フェアバーンの弟子であるレックス・アップルゲートはCQCの世界的権威とされ、自身の技術を各国の軍や警察で指導した。
フェアバーン・システム以外にも、各国はそれぞれCQCにおける戦闘技術を研究している。
[編集] 関連項目
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