EZweb
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EZweb(イージーウェブ)は、KDDI、沖縄セルラー電話の携帯電話ブランドauとKDDIの携帯電話ブランドツーカーが提供する携帯電話によるインターネット接続サービスの名称。両キャリアを運営するKDDIの登録商標でもある。
iモードやYahoo!ケータイと異なり、HDML(WAP)規格を採用しているのが大きな特徴である。このために、一般のHTMLで作成されたウェブサイトを見る場合、特殊なプロクシ(変換)サーバを経由する必要がある。
auでは2001年頃に発売した端末からXHTMLベースのWAP2に対応したことにより、直接iモードの勝手サイトの閲覧も可能となっている。
[編集] 沿革
- 1999年4月:旧DDIセルラーグループがサービス開始。旧IDOもほぼ同じ時期に「EZaccess」の名称でサービスを開始したが、後に現在の「EZweb」に統一された。
- 1999年11月25日:ツーカーグループも「EZweb」の名称でサービスを開始。当初はグループ3社のエリアだけであったが、2001年8月30日にはボーダフォン(現ソフトバンクモバイル)のエリア(ローミングエリア)でも利用できるようになっている。
- 2004年:ツーカーのプリペイド式携帯電話「プリケー」において、コンテンツを限定した「プリ de EZ(ぷりでいーじー)」サービスを開始。サービス使用料が30日ごとに200円かかる。通信料が時間課金(15円/20秒)であり、システム上情報料の徴収はできない。また、勝手サイトの閲覧もできない。