F-Secure インターネットセキュリティ
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開発元: | エフ・セキュア |
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最新版: | 2007 / |
対応OS: | Windows 2000 / XP |
種別: | インターネットセキュリティスイート |
ライセンス: | プロプライエタリ |
公式サイト: | www.f-secure.co.jp/is/ |
F-Secureインターネットセキュリティはフィンランドのエフ・セキュア社が開発するインターネットセキュリティスイート。販売は日本エフ・セキュアによる。
[編集] 概要
元々は企業ユーザーやLinux向けなどを専門にしていた同社が、新たに個人ユーザー向けに開発したソフトである。アンチウイルスソフト機能には三種類のウイルス検出エンジン(Orion、Libra、AVP)を、またアンチスパイウェア機能には二つの検出エンジンを搭載して検出率を高めている。ほかにパーソナルファイアーウォール、アンチスパム、フィルタリングソフト(有害サイトへのアクセス規制)などの機能も備えている。アンチウイルスソフトウエアランキングで上位に入る等、検出力は極めて高い。 イメージキャラクタには本社があるフィンランドにちなんでムーミンが採用されており、ソフトの操作画面にもムーミンが登場するなど初心者にも親しみやすいものになっている。さらに2007年度版からは操作画面を標準画面版とムーミン画面版の二種類から選択できるようになった。
[編集] マルウェア検出エンジンの特徴
F-Secure インターネットセキュリティは、特徴のことなる5つのマルウェア検出エンジンを搭載することにより、様々な種類のマルウェアに対して高い検出率を誇っている。
- AVP
- ウイルス定義ファイルによるスキャンで高い検出力があるKaspersky製のエンジン。
- Libra
- ブートセクタに感染するウイルスに対して高い検出力があるエンジン。
- Orion
- F-Secure社が独自に開発した未知のウイルスに対して効力を発揮するヒューリスティックエンジン。
- AD-Aware
- スパイウェアやアドウェアに特化したLavasoft製のエンジン。