ウイルスセキュリティ
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開発元: | ソースネクスト K7Computing |
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種別: | インターネットセキュリティスイート |
ライセンス: | プロプライエタリ |
公式サイト: | SOURCENEXTstyle SECURITY |
ウイルスセキュリティは、ソースネクスト社が販売するインターネットセキュリティスイート。 2004年11月発売開始。発売当初は1,980円と他のセキュリティ対策ソフトよりも価格が低く抑えられたことで、価格面での反響を呼んだ。また、2006年に発売されたウイルスセキュリティZEROでは、年間更新料を無料と謳っている。
仕様の決定と動作テストは日本のソースネクスト社、コードの作成はインドのK7Computing社で行われている。 2006年にCheckmark Anti-Virus Level 1を取得。2007年にはLevel 2の取得を目指す。
目次 |
[編集] 販売製品
- ウイルスセキュリティ2006(複数台数PC用ライセンス版あり)
- ウイルスセキュリティ2006 START(他の製品とバンドル)
- ウイルスセキュリティ2006 W-Guard(他の製品とバンドル)
- ウイルスセキュリティZERO(複数台数PC用ライセンス版あり)
- Windows Vistaのサポート終了(2017年4月予定)までバージョンアップや更新は無料で行える。
※上記2つのソフトは有効期限以外に機能などに差異はない。
[編集] 主な機能
※現在は未搭載だが、将来疑わしいファイルを送信することができる機能が付く予定
- 個人情報対策
- 迷惑メール・フィッシング詐欺対策
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- メール自動監視
- 疑わしいメールを自動で迷惑メールトレイに振り分け。
- 特定の文字列を含むメールを分類(設定が必要)
- 指定した言葉を含むメールを迷惑メールトレイに振り分け。
- 許可/ブロック リスト作成(設定が必要)
- 特定のアドレスを指定して迷惑メールトレイに振り分けるかどうか設定可能。また、アドレス帳からのインポートも可能。
- 自動振り分け(設定が必要)
- 判別できなかった迷惑メールは、迷惑メールボタンを押すことによりウイルスセキュリティに学習させることが可能。
- 言語フィルタ(設定が必要)
- 指定した外国語のメールを自動的に迷惑メールトレイに振り分ける。
- メール自動監視
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[編集] 不正侵入防止機能の設定の詳細
「不正侵入を防ぐ」では「インターネット設定」「ローカルLAN設定」と「インターネット接続共用設定」の3つがデフォルトで設定されている。
- 「インターネット設定」ではデフォルトでは「高」に設定されており、その設定内容は以下の通り。
- 「ローカルLAN設定」ではデフォルトでは「中」に設定されており、その設定内容は以下の通り。
※ローカルLAN設定とはローカルエリアネットワーク設定のことである
[編集] ウイルスセキュリティ販売までの経緯
ソースネクストはかつて、アメリカのマカフィー社のセキュリティ対策ソフトを販売していたが同社とのライセンスが切れたことに伴い、このウイルスセキュリティを販売するようになった。
[編集] ソフトへの評価
CD-ROMを入れれば自動的にインストール、わかりやすい設定など、初心者でも簡単に操作できるように設計されている。また、他のセキュリティソフトよりも動作が軽い。価格面では他社と比較して群を抜いており、2006年夏以降のアンチウイルスソフト売上本数ではこれまで上位に君臨していた、ノートンやウイルスバスターを抜き1位となっている。 これに触発されたのかウイルスキラーも更新料0円の「ウイルスキラーゼロ」を発売した [1]。
だが、2006年12月中旬の段階ではセキュリティ製品のテスト機関West Coast Labsの認証テスト「Checkmark Anti-Virus Level 1」にしか対応しておらず[2]、現状のウイルス検出力・駆除力はまだ不十分といえる。
[編集] TV-CM
ウイルスセキュリティのテレビコマーシャル