GAME SIDE
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『GAME SIDE』(ゲームサイド)は、マイクロマガジン発行の隔月刊ゲーム雑誌。レトロゲームの掘り起こしに絞った独自の誌面構成で知られる。
2006年8月号から前身の『ユーゲー』より誌名変更し、全面リニューアルした。
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[編集] 『ユーズド・ゲームズ』~『ユーゲー』(1996 - 2006)
『ユーズド・ゲームズ』は1996年7月にキルタイムコミュニケーション(KTC)より創刊、発行ペースは季刊で全22号が刊行された。2002年5月にKTCの親会社・マイクロデザイン出版局がマイクロマガジン社に社名変更し、グループが再編成されたのに伴い姉妹誌の「ナイスゲームズ」(ナイゲー)と合併し『ユーゲー』に誌名変更。
取り扱う対象はコンシューマーゲーム(メガドライブ、PCエンジン、ファミリーコンピュータ、スーパーファミコンのゲームソフトが主。末期にはセガサターン、ゲームボーイ、ゲームギアも加わった)を中心に、パソコンゲーム(特にMSX)、アーケードゲームなど多岐に渡り、中古ゲームを専門的に発掘・紹介。コアなハードユーザーに読者を持ち、インターネットなどで影響力を持っていた。また、紹介された作品に付加価値が高くつけられると、秋葉原などのゲーム専門店が集まる地域での中古市場価格への影響力も高かった。週刊ファミ通に代表されるゲーム雑誌と違い、最新のゲームソフトに焦点を絞らないことが成功の秘訣であった。
「PCエンジニア」は同誌で生み出された言葉。「バカゲー」もそうだとする見方もあるが、こちらはBEEP!メガドライブ誌が発祥である。
[編集] 連載
- 全てはファミコンのために。(恋パラ支部長・波多野ユウスケ)
- 25歳以上のお姉さんゲーマーは好きですか?(久松ゆのみ)
- セガ道(藤井広幸(武蔵野プロ))
- PC ENGINE ROOM(卯月鮎)
- プレイステンレス(卯月鮎)
- スイカに塩を ゲームに本を(卯月鮎)
- 妄想エンジン コアグラフィックス(波多野ユウスケ)
- PCゲーム考古学会(大澤良貴)
- レトロPC 今は昔(高木所多)
- FreePlay(河合桃子)
- 軸盆&ハーポのドメジャーハンター(雑君保プ)
- 8bit年代記(ゾルゲ市蔵)