JUNK -RECORD OF THE LAST HERO-
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『JUNK -RECORD OF THE LAST HERO-』(ジャンク -レコード・オブ・ザ・ラスト・ヒーロー-)は麻宮騎亜の漫画作品。秋田書店の月刊漫画誌『チャンピオンRED』にて連載中。単行本は2006年7月現在5巻まで発行されている。
引きこもりの少年、結城比呂(同姓同名の声優「結城比呂」との関連は不明)はひょんなことから、装着者に超人的な力をもたらす通称「JUNKスーツ」を手に入れる。正義の名のもとスーツを好き勝手に使う比呂だったが、2人目のJUNKの出現を切っ掛けに過酷な運命に飲み込まれていく。
[編集] 概要
『快傑蒸気探偵団』や『バットマン』のオリジナルコミック化作品(『BATMAN Child of Dreams』)等を手掛けた麻宮騎亜が現代における新たなヒーロー像の確立を目指した意欲作。
従来のヒーロー物と違い、本作には明確な「敵」は存在しておらず、「巨悪に立ち向かうヒーロー」といったお決まりの構図は当てはまらない。「JUNKスーツ」を手に入れた物はそれぞれが己の信念、もしくは欲望に従って行動し、それが時に大災害を引き起こす。いわば「JUNK」の存在事態が人類にとっての敵(脅威)であるともいえる。
また、数々の残虐シーン、拉致・監禁など現代社会特有の異常犯罪の生々しい描写など、独特の重々しい雰囲気を持つ作品である。
「JUNKスーツ」のデザインは出渕裕によるもの。