M2 (107mm迫撃砲)
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M2 107mm迫撃砲(えむつー107みりはくげきほう、M2 4.2" (107mm) Mortar)は、アメリカ軍が第二次世界大戦頃より使用していた重迫撃砲である。
陸上自衛隊でも、107mm迫撃砲として採用しており、普通科連隊の重迫撃砲中隊が装備している。
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[編集] 陸上自衛隊
[編集] 現況
普通科連隊が保有する最大火砲であったが、その重量などから移動・展開が困難であったため運用中の制限があり平成4年度から、より運用が容易になる牽引式の120mm迫撃砲 RTに更新されつつある。現在では第9師団、第11師団および第1混成群など近代化が終了していない部隊に配備されているのみである。73式中型トラックに積載し射撃時は卸下した後、陣地に設置して使用する。
[編集] 諸元・性能
- 名称:107mmM2重迫撃砲
- 口径:107mm
- 砲身長:1,285mm
- 重量:161kg(砲身47.6kg。底板77kg)
- 最大発射速度:20発/分
- 持続発射速度:5発/分
- 射程:500m~4,000m
- 射界:左右7度、高低45~60度
- 弾薬重量:11.3kg
- 弾種:榴弾、迫燐発炎弾、照明弾、ロケットアシスト弾(射程を延伸する)
- 操作人員:6名
- 製作:豊和工業(ライセンス生産)(米軍供与分もあり)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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